医学概論の過去問


国試第27回午前:第1問

我が国の平成24年死因順位の第3位はどれか。

1: 悪性新生物

2: 心疾患

3: 脳血管疾患

4: 肺 炎

5: 老 衰

国試第26回午後:第9問

男性生殖器について誤っているのはどれか。

1: 精巣は胎生期に腹腔内から陰嚢へ移動する。

2: 精子は精巣上体内で成熟する。

3: 精嚢は前立腺に接して存在する。

4: 尿管は前立腺を貫通する。

5: 陰茎には海綿体が存在する。

国試第26回午後:第8問

聴覚器について誤っているのはどれか。

1: 耳小骨は3つの小骨からなる。

2: 半規管は内耳に存在する。

3: 耳管は両側の中耳を連絡する。

4: 鼓膜は中耳と外耳との境界に存在する。

5: 蝸牛神経は聴覚に関連する。

国試第26回午後:第7問

採血直後の血液に添加しても凝固を阻止できないのはどれか。

1: EDTA

2: ヘパリン

3: シュウ酸ナトリウム

4: クエン酸ナトリウム

5: ワルファリン

国試第26回午後:第6問

心臓の興奮伝導系(刺激伝導系)で房室結節の次に興奮が伝わるのはどれか。

1: 洞房結節

2: ヒス束

3: 右 脚

4: 左 脚

5: プルキンエ線維

国試第26回午後:第5問

神経組織について誤っているのはどれか。

1: 末梢神経の軸索はシュワン細胞に取り囲まれている。

2: 髄鞘の切れ目をランビエの絞輪という。

3: 細胞内液のNa+濃度は細胞外液よりも高い。

4: 脱分極は静止膜電位が負からゼロに向かうことをいう。

5: 強い刺激を加えても活動電位の発生が起こらない期間を絶対不応期という。

国試第26回午後:第4問

炎症と関連が低いのはどれか。

1: 発 赤

2: 冷 感

3: 腫 脹

4: 疼 痛

5: 機能障害

国試第26回午後:第3問

薬物の投与経路による血中濃度推移を図に示す。 持続点滴静注はどれか。

26PM3-0

1: A

2: B

3: C

4: D

5: E

国試第26回午後:第2問

臨床工学技士が行ってよいのはどれか。

a: 気管挿管

b: 人工呼吸装置使用時の喀痰吸引

c: 留置カテーテルからの採血

d: 内シャント穿刺

e: 動脈穿刺

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第1問

我が国の人口統計(平成18年から22年)で正しいのはどれか。

1: 悪性新生物の粗死亡率は10万人あたり約50人である。

2: 年齢調整死亡率は粗死亡率よりも高い。

3: 1年間の死亡数は100万人を超えている。

4: 粗死亡率は男性よりも女性の方が高い。

5: 死因別死亡率の第1位は脳血管疾患である。

国試第26回午前:第9問

皮膚について誤っているのはどれか。

1: 鳥肌が立つのは立毛筋の作用による。

2: アポクリン汗腺は背中に多い。

3: メラニン色素には日光紫外線による遺伝子損傷を防ぐ効果がある。

4: エクリン汗腺は体温調節に関与している。

5: 褥瘡は体位変換ができない患者によくみられる。

国試第26回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 糖質コルチコイドはステロイドホルモンである。

2: カルシトニンは甲状腺から分泌される。

3: 水溶性ホルモンの受容体は細胞膜表面にある。

4: バソプレッシンは下垂体前葉から分泌される。

5: サイロキシンはヨウ素を含む。

国試第26回午前:第7問

誤っているのはどれか。

1: 左心房と左心室の間には僧帽弁がある。

2: 冠状動脈は上行大動脈起始部から出る。

3: 小腸の静脈血は門脈に集められる。

4: 胸管は右静脈角に入る。

5: 動脈壁は3層からなる。

国試第26回午前:第6問

ヘモグロビンの酸素解離曲線を図に示す。PO2=100mmHgで酸素を結合した10gのヘモグロビンはPO2=40mmHgではおよそ何mLの酸素を放出するか。ただし、1gのヘモグロビンは1.34mLの酸素を結合できる。

26AM6-0

1: 3

2: 5

3: 8

4: 10

5: 13

国試第26回午前:第5問

遺伝子損傷の可能性が最も高いのはどれか。

1: 心電図検査

2: 超音波検査

3: エックス線検査

4: MRI検査

5: スパイロメトリー

国試第26回午前:第4問

薬物の生物学的半減期を延長させるのはどれか。

a: 消化管からの吸収能力の低下

b: 血液から各組織への移行速度の低下

c: 肝臓の代謝能力の低下

d: 腎臓の排泄能力の低下

e: 総投与量の減少

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第3問

酵素の働きにおいて最もよくみられる基質濃度と反応速度の関係はどれか。ただし、両軸は等分目盛とする。

26AM3-0

国試第26回午前:第2問

公的医療保険で誤っているのはどれか。

1: 現物給付である。

2: 患者負担割合は一律3割である。

3: 保険点数は実施した診療行為ごとに定められている。

4: 大きくは被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療に分けられる。

5: 我が国では国民皆保険が実現されている。

国試第26回午前:第1問

個人情報保護について誤っているのはどれか。

1: 患者の住所は保護の対象となる。

2: 院内で患者の治療のためにスタッフ間で情報共有する場合は対象外である。

3: 五十音順に並べられた患音名の一覧表は保護の対象となる。

4: コンピュータで検索可能な状態にされた患者名データは保護の対象となる。

5: 死亡した患者名の一覧表は保護の対象となる。

国試第25回午後:第9問

誤っているのはどれか。

1: 精子は精巣上体で産生される。

2: 前立腺は精子を活性化する。

3: 卵巣ホルモンの急激な減少によって月経が生じる。

4: 子宮底は妊娠によって上昇する。

5: 胎児の放射線感受性は成人よりも高い。