第26回国試午前1問の類似問題

国試第29回午前:第1問

本人あるいは保護者の同意を得ないで次の行為を行った。医療機関における個人情報の取り扱いとして適切でないのはどれか。

1: 意識不明の患者の病状を家族に説明した。

2: 検査のため採取した血液を患者氏名の書かれたスピッツに入れ検査業者に渡した。

3: 大震災直後に家族からの問合せに対し本人の生死を答えた。

4: 児童虐待が疑われたので、市町村に児童名を通告した。

5: 生徒の回復見込みについて、付き添ってきた担任教師に回答した。

国試第11回午前:第2問

誤っているのはどれか。

1: 患者に関する必要事項は記録に残さなければならない。

2: 医療従事者は業務上知った患者のプライバシーを他人に漏らしてはならない。

3: 病院は営利を目的として設立される。

4: 患者と医療従事者とは対等の立場である。

5: 臨床工学技士が定められた業務を行うに当たっては「医師の具体的な指示」を受けなければならない。

国試第5回午後:第6問

誤っているのはどれか。

1: 患者の姓名や生年月日などは患者基本情報に含まれる。

2: 200バイトの病歴情報を1秒以内に転送するには、1,200ボーの通信速度の公衆回線を用いればよい。

3: データ通信網はへき地医療情報システムに役立つ。

4: 病院管理業務情報には患者登録情報、看護情報、休職管理情報などがある。

5: 分散型病院情報システムにはネットワークが用いられる。

国試第15回午前:第1問

医の倫理について誤っているのはどれか。

1: 患者と医療従事者は対等の立場である。

2: 患者の個人的秘密は固く守らなければならない。

3: 患者は肉体のみならず精神的にも弱い立場にあると知るべきである。

4: 患者の職場の上司に対しては診療記録を開示しなければならない。

5: 未成年者であっても患者の意志は尊重すべきである。

国試第36回午前:第23問

手術室内の安全管理における患者確認の項目に含まれないのはどれか。 

1: 患者氏名 

2: 疾患名 

3: 手術部位 

4: 術式 

5: 家族の病歴 

国試第6回午後:第7問

医療情報の活用について誤っているのはどれか。

1: 誤診率の低下が期待できなくなる。

2: 患者の待ち時間が長くなる。

3: 医療従事者にとってむだな労力を削減できる。

4: 医療をより高度なものにできる。

5: 情報処理することにより有用な情報が得られる。

国試第4回午後:第6問

医療情報システムについて誤っているのはどれか。

1: 健康管理情報において集団の正常値の方が個人の正常値よりも幅が狭い。

2: へき地医療情報システムに心電図電送解析システムが用いられることがある。

3: 医療情報ネットワークにおける情報伝送の速度としてボーレイトが用いられる。

4: 病院情報には病院管理情報のほか検査や病状観察に関する情報もある。

5: 医師が診察室の端末装置から直接、検査指示などの患者の診療情報を入力するものをオーダリングシステムという。

国試第2回午後:第4問

医療情報について誤っているのはどれか。

1: 患者基本情報には病歴情報も含まれる。

2: 継続した健康管理情報により個人の正常値が得られる。

3: へき地医療情報ではデータ通信網が大きな役割を果たす。

4: 医療情報を通信回線で送るためにMODEM(ModulatorDemodulator)が用いられる。

5: 救急医療情報は最適救急治療に役立つ。

国試第35回午前:第1問

医療行為を行う上で、患者の権利として法制化されていないのはどれか。 

1: 安楽死希望の尊重 

2: プライバシーの遵守 

3: 情報開示の要求 

4: 医療行為の拒絶 

5: セカンドオピニオンの取得 

国試第33回午後:第23問

医療安全について正しいのはどれか。

1: インシデントの背景には数多くのアクシデントが存在する。

2: 入院患者が転倒したが、怪我はなかったので報告しなかった。

3: 電子カルテを導入すれば患者誤認のリスクはなくなる。

4: 与薬前に薬品名と患者名を同僚とダブルチェックした。

5: 医療事故を減らすには原因追及よりも責任追及が重要である。