医学概論の過去問


国試第28回午前:第3問

酵素について誤っているのはどれか。

1: 触媒の一種である。

2: 基質は酵素が作用する物質を示す。

3: 至適温度は25°C付近である。

4: 酵素ごとの至適pHが存在する。

5: タンパク質で構成される。

国試第28回午前:第2問

感染症法で1類感染症に含まれるのはどれか。

1: 鳥インフルエンザ

2: エボラ出血熱

3: デング熱

4: 重症急性呼吸器症候群(SARS)

5: 黄熱

国試第28回午前:第1問

クリニカルパス導入の効果で誤っているのはどれか。

1: チーム医療による相互チェックが強化される。

2: 治療が均一化される。

3: 医療事故の予防につながるo

4: 患者の理解が得られやすい。

5: 医師の裁量権が強化される。

国試第27回午後:第9問

肝・胆・膵について誤っているのはどれか。

1: 門脈は肝臓に入る。

2: 胆嚢は胆汁を産生する。

3: 膵臓は胃の背側にある。

4: 肝右葉は左葉よりも大きい。

5: 膵液は十二指腸内腔に排出される。

国試第27回午後:第8問

ネフロンにおいてアミノ酸のほとんどが吸収される部位はどれか。

27PM8-0

1: A

2: B

3: C

4: D

5: E

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1: 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。

2: 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。

3: 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。

4: 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。

5: 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

国試第27回午後:第6問

肺気量について誤っているのはどれか。

1: 肺活量は肺の容積に等しい。

2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。

3: 成人の安静時1回換気量は400~500 mL 程度である。

4: 成人の安静時呼吸回数は1分間14回程度である。

5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。

国試第27回午後:第5問

細胞分裂周期で正しいのはどれか。ただし、G1(DNA合成前期)、G2(DNA合成後期)、M(分裂期)、S(DNA合成期)とする。

27PM5-0

国試第27回午後:第4問

生理学的検査でないのはどれか。

1: 筋電図検査

2: 超音波検査

3: 脳波検査

4: 病理検査

5: 経皮的血液ガス分圧検査

国試第27回午後:第3問

循環障害の病態でないのはどれか。

1: 浮 腫

2: 虚 血

3: 側副循環

4: 梗 塞

5: 新生物

国試第27回午後:第2問

水溶性ビタミンはどれか。

a: ビタミンA

b: ビタミンB

c: ビタミンC

d: ビタミンD

e: ビタミンE

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第1問

保健所の業務はどれか。

a: 母性および乳幼児の保健に関する事項

b: AIDSの予防に関する事項

c: 住宅環境の衛生に関する事項

d: 生活保護の調査に関する事項

e: 医療機能評価に関する事項

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第9問

ある被検者にイヌリンを投与したところ、血漿中濃度4 mg/dL、尿中濃度120 mg/dL、30分間の尿量が60 mL であった。糸球体濾過量[mL/min]はどれか。

1: 15

2: 20

3: 30

4: 60

5: 120

国試第27回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第27回午前:第7問

心臓に関係する解剖について誤っているのはどれか。

1: 右室壁は左室壁よりも薄い。

2: 左冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。

3: 右肺動脈は上行大動脈の背側を通る。

4: 僧帽弁は二尖弁である。

5: 腱索は心房に認められる。

国試第27回午前:第6問

椎体について誤っているのはどれか。

1: 頸椎は7つある。

2: 頸椎のうち一番頭側のものは環椎と呼ばれる。

3: 胸骨は胸椎の一部である。

4: 腰椎には生理的前弯がある。

5: 仙椎は坐骨に接続する。

国試第27回午前:第5問

尿検査の項目でないのはどれか。

1: ブドウ糖

2: グリコヘモグロビン(HbA1c)

3: pH

4: ケトン体

5: 比 重

国試第27回午前:第4問

微生物の大きさの比較で正しいのはどれか。

1: 酵 母 > ウイルス > 細 菌

2: 細 菌 > 酵 母 > ウイルス

3: ウイルス > 酵 母 > 細 菌

4: 酵 母 > 細 菌 > ウイルス

5: 細 菌 > ウイルス > 酵 母

国試第27回午前:第3問

薬物について正しいのはどれか。

1: 治療係数(LD50/ED50)が大きいほど安全性が低い。

2: 血漿蛋白と結合したものは薬理作用をもたない。

3: 坐薬投与では初回通過効果(first pass effect)を受ける。

4: 経口(内服)投与の方が筋肉内注射よりも薬効持続時間が短い。

5: 抗てんかん薬は治療薬物モニタリング(TDM)の対象とならない。

国試第27回午前:第2問

嫌気的代謝と好気的代謝について誤っているのはどれか。

1: 酸素が消費されるのは好気的代謝である。

2: 一定量のブドウ糖から産生できるATP量が多いのは嫌気的代謝である。

3: 化学反応のステップ数が多いのは好気的代謝である。

4: ミトコンドリアの中で行われるのはブドウ糖の好気的代謝である。

5: 不完全燃焼にたとえられるのは嫌気的代謝である。