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医学概論の過去問

ME2第33回午前:第1問

細胞内小器官と機能との組合せで誤っているのはどれか。

1:リボゾーム -- タンパク質の合成
2:ライソゾーム -- 分泌物の合成と貯蔵
3:ミトコンドリア -- ATPの合成供給
4:中心小体 -- 細胞分裂の補助
5:核 -- 遺伝情報の保存と伝達

国試第26回午前:第65問

死腔について正しいのはどれか。

a:呼吸細気管支は解剖学的死腔である。
b:人工鼻は死腔でない。
c:肺血栓塞栓症では死腔が増加する。
d:生理学的死腔率 (VD/VT) の基準値は約0.3である。
e:呼吸パターンは死腔に影響しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午後:第10問

正しいのはどれか。

1:大脳の連合野は認知や行動判断などの高次機能を営む。
2:大脳皮質の中心前回は主に体性感覚を受ける。
3:運動は深部感覚によって支配される。
4:脊髄神経は32対からなる。
5:間脳は中脳と橋からなる。

国試第37回午後:第9問

腹腔内の消化管について誤っているのはどれか。

1:幽門には括約筋がある。
2:ガストリンは胃酸分泌を促進する。
3:副交感神経は消化管運動を促進する。
4:輪走筋と縦走筋はどちらも平滑筋である。
5:漿膜は腸間膜を介して腹膜に連続している。

国試第37回午後:第6問

正しいのはどれか。

a:プログラムされた細胞死をネクローシスという。
b:凝固壊死はアポトーシスの一種である。
c:出血は炎症の4徴の一つである。
d:肉芽組織の形成は創傷治癒過程の第1相である。
e:液性免疫はB細胞を介する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午後:第8問

冠循環について誤っているのはどれか。

1:運動時に増大する。
2:心筋への栄養供給を担う。
3:主に収縮期に血流がある。
4:狭心症の発症に関与する。
5:心拍出量の約5%を占める。

国試第37回午後:第4問

治験の説明として適切でないのはどれか。

1:新薬の承認申請を目的とする。
2:Good Clinical Practice(GCP)に従う。
3:Institutional Review Board(IRB)の審査が必要である。
4:被験者からの同意を口頭で得る。
5:実施途中で同意の撤回ができる。

国試第37回午後:第5問

急性炎症が慢性期に移行したことを示唆する所見はどれか。

1:好中球の遊走
2:血管透過性の亢進
3:液性成分の滲出
4:組織圧の上昇
5:線維芽細胞の増殖

国試第37回午後:第3問

糖質の代謝について正しいのはどれか。

1:解糖系ではATPの生成と消費の両方が行われる。
2:1分子のグルコースから1分子のピルビン酸が生じる。
3:嫌気代謝で生じる乳酸はアセチルCoAから生成される。
4:クエン酸回路(TCAサイクル)でH2Oが生じる。
5:電子伝達系はミトコンドリアのマトリックスに存在する。

国試第37回午後:第1問

感染症法に定められている1類感染症でないのはどれか。

1:エボラ出血熱
2:マールブルグ病
3:痘そう(天然痘)
4:鳥インフルエンザ(H5N1)
5:ペスト

国試第37回午前:第83問

正しいのはどれか。

1:大動脈における静圧の値は動圧よりも大きい。
2:ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘度は低下する。
3:血管内径が小さくなると血管抵抗は低下する。
4:脈波伝播速度は血管の種類に関わらず同じである。
5:細動脈では血球が血管壁部に集まる。

国試第37回午前:第85問

細胞の興奮における細胞膜電位の変化を下図に示す。オーバーシュートによる電位変化はどれか。

137185
1:A
2:B
3:C
4:D
5:E

国試第26回午前:第6問

ヘモグロビンの酸素解離曲線を図に示す。PO2=100mmHgで酸素を結合した10gのヘモグロビンはPO2=40mmHgではおよそ何mLの酸素を放出するか。ただし、1gのヘモグロビンは1.34mLの酸素を結合できる。

26AM6-0
1:3
2:5
3:8
4:10
5:13

国試第26回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1:糖質コルチコイドはステロイドホルモンである。
2:カルシトニンは甲状腺から分泌される。
3:水溶性ホルモンの受容体は細胞膜表面にある。
4:バソプレッシンは下垂体前葉から分泌される。
5:サイロキシンはヨウ素を含む。

国試第26回午前:第7問

誤っているのはどれか。

1:左心房と左心室の間には僧帽弁がある。
2:冠状動脈は上行大動脈起始部から出る。
3:小腸の静脈血は門脈に集められる。
4:胸管は右静脈角に入る。
5:動脈壁は3層からなる。

国試第26回午前:第9問

皮膚について誤っているのはどれか。

1:鳥肌が立つのは立毛筋の作用による。
2:アポクリン汗腺は背中に多い。
3:メラニン色素には日光紫外線による遺伝子損傷を防ぐ効果がある。
4:エクリン汗腺は体温調節に関与している。
5:褥瘡は体位変換ができない患者によくみられる。

国試第26回午前:第4問

薬物の生物学的半減期を延長させるのはどれか。

a:消化管からの吸収能力の低下
b:血液から各組織への移行速度の低下
c:肝臓の代謝能力の低下
d:腎臓の排泄能力の低下
e:総投与量の減少
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第3問

酵素の働きにおいて最もよくみられる基質濃度と反応速度の関係はどれか。ただし、両軸は等分目盛とする。

26AM3-0

国試第26回午前:第1問

個人情報保護について誤っているのはどれか。

1:患者の住所は保護の対象となる。
2:院内で患者の治療のためにスタッフ間で情報共有する場合は対象外である。
3:五十音順に並べられた患音名の一覧表は保護の対象となる。
4:コンピュータで検索可能な状態にされた患者名データは保護の対象となる。
5:死亡した患者名の一覧表は保護の対象となる。

国試第26回午前:第2問

公的医療保険で誤っているのはどれか。

1:現物給付である。
2:患者負担割合は一律3割である。
3:保険点数は実施した診療行為ごとに定められている。
4:大きくは被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療に分けられる。
5:我が国では国民皆保険が実現されている。