Loading...

臨床工学技士問題表示

臨床工学技士国家試験

検索元問題
第33回 午前 第56問
20件の類似問題
人工心肺の構成要素とその目的で誤っているのはどれか。...
広告
8
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 62.4%
カプノメータについて誤っているのはどれか。
1
呼気終末二酸化炭素分圧が表示される。
2
二酸化炭素による赤外線の吸収を利用している。
3
呼吸回路が外れたときの応答はパルスオキシメータより速い。
4
血中の二酸化炭素分圧を測定する。
5
メインストリーム型とサイドストリーム型がある。
66
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:71% 類似度 62.4%
血液透析施行中、静脈側回路内圧が上昇した。原因として正しいのはどれか。
a
動脈針穿刺不良
b
静脈針穿刺不良
c
抗凝固剤注入不足
d
透析膜破損
e
気泡混入
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
21
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午後
重要度:低 正答率:87% 類似度 62.3% 解説あり
ICU内に設置すべき医療機器はどれか。
a
人工呼吸器
b
除細動器
c
心電図モニタ
d
消化器内視鏡
e
人工心肺装置
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

ICUは重症患者の全身管理を24時間体制で行い、呼吸・循環の急変に即応する必要があるため、常時設置すべき機器は「呼吸管理」「循環急変への一次対応」「連続監視」に直結するものとなる。具体的には、人工呼吸器は重症呼吸不全や術後管理に不可欠、除細動器は心室細動/無脈性心室頻拍などの致死性不整脈に対する即時電気的除細動に必須、心電図モニタ(ベッドサイドモニタ)は不整脈や虚血、循環動態の変化を連続監視する中核機器であり、いずれもICUに常備される。一方、消化器内視鏡は必要時に持ち込みで実施されることが多く常設対象ではない。人工心肺装置は開心術で手術室に常設される装置で、ICUで用いられる体外式膜型人工肺(ECMO)とは用途・構成が異なるためICUへの常設は一般に不要である。

選択肢別解説

a
正解

人工呼吸器は重症呼吸不全、術後の呼吸管理、鎮静下の人工呼吸管理などに必須であり、ICUに常設される。気道確保後の換気補助や各種モードによる肺保護戦略など、ICUの標準的治療に直結するため設置が必要。

b
正解

除細動器は心室細動・無脈性心室頻拍などの致死性不整脈に対して即時の電気的除細動/カルディオバージョンを行うために必須で、ICUに常備される。急変時対応機器として常設が求められる。

c
正解

心電図モニタ(ベッドサイドモニタ)は心拍数・リズム、不整脈、虚血の兆候を連続監視し、しばしば血圧やSpO2等も統合監視する中核機器であるためICUに常設される。

d
不正解

消化器内視鏡は消化管出血や緊急止血などでICUで実施されることはあるが、通常は必要時に持ち込んで用いる機器であり、ICUに常設すべき機器ではない。

e
不正解

人工心肺装置(心肺バイパス装置)は開心術時に手術室で使用・常設される機器で、ICUに常設する対象ではない。ICUで使用されうるECMO(体外式膜型人工肺)とは運用目的・構成が異なる点に留意する。

62
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午後
正答率:63% 類似度 62.3% 解説あり
水処理システムにおける各装置とその目的との組合せで正しいのはどれか。
a
マイクロフィルタ(プレフィルタ) — 懸濁粒子の除去
b
軟水化装置 — 金属イオンの除去
c
活性炭吸着装置 — 塩素の除去
d
逆浸透水タンク — 非金属イオンの除去
e
紫外線殺菌灯 — エンドトキシン除去
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

透析用水の水処理ラインでは、前処理で懸濁物除去(マイクロフィルタ)、硬度成分(Ca²⁺・Mg²⁺)除去(軟水化装置)、塩素・クロラミン除去(活性炭)が基本で、これらは下流のRO膜や配管系の保護と患者安全の両面で必須である。逆浸透水タンクはRO処理水の貯留・供給安定化が目的であり、イオンの除去機能は持たない。紫外線殺菌灯は配管内の細菌増殖抑制・殺菌が目的で、エンドトキシン(細菌内毒素)の物理的除去はできない。したがって、1・2・3は正しい組合せ、4・5は誤りである。

選択肢別解説

a
正解

マイクロフィルタ(プレフィルタ)は水道水中の懸濁粒子(錆、砂、微細な懸濁物)を物理濾過で除去し、下流の装置(活性炭、軟水器、RO膜)を保護する目的で用いられる。一般に数μm程度のろ過精度が用いられ、懸濁粒子の除去という目的は適切である。

b
正解

軟水化装置は陽イオン交換樹脂により硬度成分であるCa²⁺・Mg²⁺をNa⁺と交換して除去し、スケール形成を防いでRO膜の保護に寄与する。設問の『金属イオンの除去』という表現は広義だが、透析水処理文脈では硬度成分(2価の金属イオン)の除去を指す趣旨として妥当であり、正しい組合せといえる。

c
正解

活性炭吸着装置は水中の遊離塩素やクロラミンを吸着・還元により除去する。これらは赤血球溶血の原因となり得るほか、RO膜を劣化させるため、塩素系の除去は必須であり、組合せは正しい。

d
不正解

逆浸透水タンク(RO水タンク)はROで処理された水を貯留・供給安定化するための設備で、イオンの除去機能は有しない。非金属イオン(例:Cl⁻、SO₄²⁻、HCO₃⁻など)の除去はRO膜や混床純水装置等の役割であり、タンクの目的とは合致しないため誤り。

e
不正解

紫外線殺菌灯はUV照射により細菌のDNAを損傷させ殺菌・不活化することが目的で、エンドトキシン(細菌内毒素:LPS)そのものを除去する機能はない。エンドトキシンの除去にはRO膜やエンドトキシンフィルタ(超濾過膜)などが用いられるため、この組合せは誤り。

46
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午前
正答率:44% 類似度 62.3%
科目:
中分類: 麻酔科学
小分類: 全身麻酔
麻酔中のモニタで誤っている組合せはどれか。
1
心電図 ――――――――――――― 心筋の変力作用
2
パルスオキシメータ ―――――――-- 動脈血酸素飽和度
3
肺動脈楔入圧 ―――――――――― 左心機能
4
誘発筋電図 ――――――――――― 筋弛緩薬の作用
5
カプノグラフ ――――――――――-- 空気塞栓症
広告
21
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:65% 類似度 62.3%
PEEPについて誤っているのはどれか。
a
機能的残気量を増加させる。
b
静脈還流を減少させる。
c
尿量を増加させる。
d
脳圧を低下させる。
e
肺胞をつぶれにくくする。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
20
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 62.3%
ペリスタルティック方式の輸液ポンプに備わっていない警報はどれか。
1
送液回路の閉塞
2
気泡の混入
3
送液開始の操作忘れ
4
バッテリ電圧の低下
5
押し子はずれ
70
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:61% 類似度 62.3%
持続注入ポンプについて誤っているのはどれか。
1
注入圧アラームが作動した場合は回路の閉塞を点検する。
2
近くで携帯電話を使用すると誤動作することがある。
3
輸液の色によって気泡検出機能が誤動作することがある。
4
シリンジポンプは輸液ポンプより微量注入に適している。
5
ドロップセンサ方式では日光の直接照射は誤動作の原因となる。
32
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:77% 類似度 62.3%
人工呼吸療法について正しいのはどれか。
a
患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。
b
静脈潅流量が減少する。
c
血圧は上昇する。
d
人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。
e
人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
36
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 62.3%
完全体外循環中に監視できない項目はどれか。
1
CVP
2
尿 量
3
活性化凝固時間
4
心電図
5
SpO2
広告
42
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:64% 類似度 62.3%
誤っているのはどれか。
1
麻酔器はガス供給部と回路部に分かれる。
2
麻酔器には亜酸化窒素(笑気)のみが患者に送られないような誤作動防止装置がついている。
3
亜酸化窒素(笑気)をボンベから麻酔器に導くのに圧力調整器が必要である。
4
酸素は医薬品として日本薬局方に収載されている。
5
麻酔ガス排除装置とは炭酸ガスを排除する装置のことである。
42
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
正答率:70% 類似度 62.3%
PEEPについて誤っているのはどれか。
a
機能的残気量を増加させる。
b
静脈潅流を減少させる。
c
尿量を増加させる。
d
脳圧を低下させる。
e
肺胞をつぶれにくくする。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
40
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:96% 類似度 62.3%
人工心肺による体外循環中のモニタリングに通常必要でないのはどれか。
1
動脈圧
2
中心静脈圧
3
房圧
4
筋電図
5
心電図
71
臨床工学技士国家試験 - 第34回 午前
重要度:低 正答率:53% 類似度 62.3% 解説あり
低体温体外循環に伴う生体の変化で誤っているのはどれか。
1
出血傾向を来しやすい。
2
動脈圧が低下する。
3
心房細動になりやすい。
4
脳血流を維持するautoregulationが働く。
5
高カリウム血症になりやすい。

解説

低体温体外循環では、体温低下により代謝・酵素活性・伝導速度が低下し、凝固線溶系や血小板機能も障害されるため出血傾向が増す。不整脈(特に心房細動)のリスクが上がり、脳では一定範囲の灌流圧で血流を保つautoregulationが比較的保たれる。カリウムは冷却中に細胞内へ移動しやすく低カリウム血症を来しやすいので、「高カリウム血症になりやすい」は誤りである。なお動脈圧は、低体温に伴う心機能低下やカテコラミン反応性低下、粘稠度上昇、さらに体外循環で代謝低下に合わせて低流量灌流とする臨床運用の影響を受け、低めに推移・管理されることが多い。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。低体温および体外循環に伴う希釈、凝固因子活性低下、血小板機能低下、線溶亢進などにより止血能が落ち、出血傾向を来しやすい。

2
不正解

正しい。低体温では心収縮性・心拍数やカテコラミン反応性が低下し、血液粘稠度の上昇も加わる。体外循環では代謝低下に合わせて灌流量を下げる運用が一般的で、平均動脈圧はしばしば低めに推移・管理されるため「動脈圧が低下する」は臨床的に妥当といえる(施設や設定により変動はある)。

3
不正解

正しい。低体温では伝導遅延や再分極異常、また冷却に伴うカリウムの細胞内シフトによる低カリウム血症が誘因となり、心房細動などの頻脈性不整脈が起こりやすい。

4
不正解

正しい。低体温下でも脳血流のautoregulationは比較的保たれ、一定範囲の動脈圧変動に対して脳血流を維持しようと働く(極端な深低体温や循環停止、管理法により影響は受けうる)。

5
正解

誤り。低体温や相対的アルカローシスではカリウムが細胞内へ移動しやすく、低カリウム血症になりやすい。なお再温時にはカリウムが細胞外へ戻り一過性の高カリウム血症を来すリスクがあるため、術中・再温時の電解質管理に注意する。

69
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:94% 類似度 62.3%
輸液ポンプの警報機構が作動するのはどれか。
a
回路内気泡
b
輸液の温度
c
輸液の濃度
d
回路の閉塞
e
内蔵電池の電圧低下
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
広告
7
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:79% 類似度 62.2%
医師の具体的指示によって臨床工学技士が行ってよい業務はどれか。
a
気管内挿管
b
体内式ペースメーカの植込み
c
人工心肺装置からの送血
d
血液浄化装置への脱血
e
診断を目的とする心電図・脳波の測定
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
36
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:低 正答率:71% 類似度 62.2% 解説あり
流量制御型(容積制御方式)の輸液ポンプについて正しいのはどれか。
a
輸液の成分による誤差は生じない。
b
汎用の輸液セットが使用できる。
c
滴下センサが必要である。
d
滴数制御型(滴下制御方式)に比べて流量のばらつきが大きい。
e
圧閉される部分のチューブ内径の変化で誤差が生じる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

流量制御型(容積制御方式)の輸液ポンプは、ローラ式ペリスタルティックやカセット式(ピストン・ダイヤフラム等)などの機構で、機械的に一定体積を押し出して流量を制御する。したがって重力や滴下の大きさに依存せず、輸液の粘性・表面張力・濃度といった“成分”による影響を受けにくく、滴数制御型より流量のばらつきは小さい。一方で、正確な容積送液にはチューブの材質・内径・弾性が規格化された専用セットを要することが多く、長時間の圧閉に伴うチューブのへたり(内径・弹性変化)が送液誤差の要因となる。

選択肢別解説

a
正解

正しい。容積制御方式は1回転(あるいは1ストローク)当たりの押し出し体積で送液量を決めるため、滴下の大きさや重力に依存しない。よって輸液の粘性・表面張力・濃度など“成分”の違いによる流量誤差は基本的に生じにくい(指定粘度範囲内という前提)。

b
不正解

誤り。容積制御方式は所定の精度で体積を搬送するために、チューブの内径・硬さ・伸び特性が規定された専用の輸液セットを用いるのが原則であり、汎用セットでは精度が保証されない。

c
不正解

誤り。滴下センサは滴数制御型で必要となる。容積制御方式はポンプ機構そのもので送液量を制御するため滴下検出は不要である(代わりに気泡検出や閉塞検出などのセンサを備える)。

d
不正解

誤り。容積制御方式は体積基準で送液するため、滴数制御型に比べて流量のばらつきは小さい。滴数制御型は滴下サイズや点滴筒の姿勢、薬液性状の影響を受けやすい。

e
正解

正しい。ローラ等でチューブを圧閉して送液する方式では、長時間使用でチューブがへたり弾性や内径が変化し、1回転あたりの実効搬送量が変動して流量誤差の原因となる。

41
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:39% 類似度 62.2%
人工呼吸の換気モードについて正しい組合せはどれか。
a
PEEP(positive end expiratory pressure)-------- 動脈血酸素分圧(PaO2)上昇
b
EIP(endinspiratory paus-------- 不均等換気是正
c
SIMV(synchronizintermittent mandatory ventilation)-------- 分時換気量増加
d
PSV(pressure support ventilation)-------- 呼気仕事量減少
e
CPAP(continuous positive airwpressure) -------- 機能的残気量減少
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
38
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 62.2%
第2種高気圧酸素療法装置について誤っているのはどれか。
1
医療従事者の衣服には静電気が発生しないものを使用する。
2
タンク内で点滴が可能である。
3
減圧が速すぎると血管内に気泡が生じる危険がある。
4
あらかじめ患者に耳抜きの訓練をさせる。
5
タンク内では電気による保温器具を用いる。
45
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:45% 類似度 62.2%
誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)
a
動脈血二酸化炭素分圧は換気の指標である。
b
呼気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。
c
赤外線吸光法は呼気ガス中の二酸化炭素側定法の一つである。
d
サイドストリーム法では、毎分1~2Lの呼吸ガスがサンプリングされる。
e
二酸化炭素呼出開始時点が呼気開始に一致する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
広告