第1回国試午前81問の類似問題

国試第7回午前:第83問

超音波断層法について正しいのはどれか。

a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。

b: 距離分解能は波長より小さくならない。

c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。

d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。

e: 断層像の構成には連続波を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第80問

体表電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストは皮膚のインピーダンスを低下させる。

b: 体表面電極の静止電位は体動によって変動することがある。

c: 皮膚が乾燥すると皮膚インピーダンスは低下する。

d: 電極に電流を流さないでおくと分極電圧が発生する。

e: 生体内部のインピーダンスは一般に皮膚のインピーダンスより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第47問

正しいのはどれか。 

a: 同軸ケーブルの特性インピーダンスは、ケーブルの長さに関係しない。 

b: 導線周りの磁束が変化すると、電界が導線に誘導される。 

c: 2.45GHzの電磁波の波長はおよそ12cmである。 

d: 電磁波の速さは真空の誘電率と透磁率の乗算に比例する。 

e: 直流電流に比例した電力の電磁波が発生する。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第32問

吸光光度計で用いられるのはどれか。(生体計測装置学)

1: インピーダンス法

2: Joule-Thomson効果

3: Lambert-Beerの法則

4: アンペロメトリック法

5: ポテンショメトリック法

ME2第39回午後:第40問

SPECT装置について正しいのはどれか。

1: 装置から放射線を照射する。

2: β線を遮蔽する必要がある。

3: 撮影に要する時間は1秒程度である。

4: 多数の断面の断層画像が得られる。

5: X線CTに比べて空間分解能が高い。

国試第31回午後:第28問

超音波パルスドプラ血流計について正しいのはどれか。

a: 血流がプローブに向うとき受信周波数は送信周波数よりも低くなる。

b: 超音波ビームが血流方向に対して垂直なときは測定できない。

c: 周波数祈り返し現象は血流速度が速いほど起こりやすい。

d: パルス繰り返し周波数は超音波の振動周波数の2倍以上とする。

e: 最大計測深度はパルス繰り返し周波数が高いほど大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第75問

音波について正しいのはどれか。

a: 生体組織中の音速は約330m/sである。

b: 音の強さは振動数で決まる。

c: 液体中では横波である。

d: 空気中では疎密波である。

e: 媒質の密度によって速度が変わる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第43問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 音響レンズで超音波を集束できる。

2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。

3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。

4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。

5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。

国試第15回午前:第61問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: CTナンバーでは空気を-1000、骨を1000とする。

b: 組織中で散乱されたエックス線を検出する。

c: 検出部にはコリメータが使用されている。

d: 脳内の血流分布を画像化できる。

e: ヘリカルスキャンでは被検者台を連続的にスライドさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第67問

超音波吸引器について正しいのはどれか。

a: 利用される超音波の周波数は20数KHz程度である。

b: プローブ先端の振動は100~300μm程度である。

c: 太い血管だけ選択的に凝固される。

d: 肺切除の手術に利用される。

e: プローブ先端の振動によって除去したい組織を乳化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第86問

放射線が同じ線量で生体に吸収されたとき、影響が最も大きいのはどれか。

1: X線

2: α線

3: γ線

4: 電子線

5: 陽子線

国試第5回午後:第12問

磁界について正しいのはどれか。

1: 磁界中の電流が受ける力の方向は磁束密度の方向に一致する。

2: 直線電流のそばでは放射状の磁界が発生する。

3: 磁界中を磁界の方向に走行する電子は力を受けない。

4: 2本の平行導線に逆向きに電流が流れていると両者の間に力は働かない。

5: 磁石は静止した陽子を引きつける。

ME2第28回午後:第20問

超音波ドプラ血流計について誤っているのはどれか。

1: 血流の速度が計測できる。

2: 非侵襲的に計測ができる。

3: ビームと直交する血流は計測されない。

4: 25kHz程度の超音波を用いる。

5: 血球からの音響反射を利用する。

ME2第36回午後:第6問

PETについて正しいのはどれか。

1: ポジトロン放出核は海水から抽出する。

2: 患者に高電圧を印加する。

3: 患者に陽電子を照射する。

4: 患者体内で核融合現象が生じる。

5: 検出器に入射した光子を測定する。

ME2第29回午前:第45問

パルスオキシメータで利用している光特性はどれか。

1: 赤血球での光散乱

2: 脈動する動脈壁での光反射

3: 動脈内のヘモグロビンの光吸収

4: 動脈周囲の組織での光散乱

5: 脈動する動脈壁での光吸収

国試第11回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 健常成人の産熱量は5~15Wである。

2: 表在性癌の温熱治療に2.5GHzの電磁波が用いられる。

3: 頭皮上で計測できる脳磁界は10-6~10-7Tである。

4: 腎腫瘍を30MHzの超音波装置で描出できる。

5: ヒトの主な脳波成分は100~200Hzに含まれる。

国試第3回午前:第84問

超音波検査で誤っているのはどれか。

a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。

b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。

c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。

d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。

e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第63問

吸光分析について正しいのはどれか。

a: 紫外・可視および近赤外領域の光を利用して分析する。

b: 可視光の検出には光電子増倍管が用いられる。

c: 紫外領域では光源としてタングステンランプが用いられる。

d: 光電比色計ではグレーティング・モノクロメータによって単色光波長を選択する。

e: ランバート・べール(Lambert-Beer)の法則によって溶液の濃度を算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第44問

X線CTについて誤っているのはどれか。

1: 人体を透過したX線を検出し断層像を得る。

2: 水のCT値は0である。

3: X線の吸収係数が大きい組織ほどCT値は低い。

4: マルチスライスCTでは複数の断層像が得られる。

5: 血管の造影にはヨード系造影剤を用いる。

国試第33回午後:第31問

核医学検査について正しいのはどれか。

a: PET で糖代謝に関する情報が画像化できる。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: b 線を測定して画像化している。

d: SPECT で脳血流に関する情報が画像化できる。

e: PET で 3 次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e