第1回国試午前81問の類似問題

国試第2回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。

b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。

c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。

d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。

e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 遠赤外光は組織をよく透過する。

b: 超音波の組織による減衰は波長が短いほど大きい。

c: エックス線CTの画像はエックス線の吸収係数の像である。

d: ガンマ線は組織で吸収されない。

e: マイクロ波は組織をほとんど透過しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第32問

正しいのはどれか。

a: エックス線検査では人体を透過したエックス線を画像化する。

b: 超音波検査では体内から発生する音波をとらえる。

c: PETの検査では体外からγ線を照射する。

d: SPECTの検査では体内からのβ線をとらえる。

e: MRIの検査では人体に磁場を与える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第88問

正しいのはどれか。

a: エックス線の減衰は元素の種類と密度によりきまる。

b: パルスオキシメータは電磁波の吸収率の変化を利用している。

c: エックス線CTはエックス線写真に比べ空間分解能が優れている。

d: エックス線CTは組織の代謝情報を得るのに適している。

e: エックス線CTは各組織のエックス線吸収係数の像をみている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第86問

正しいのはどれか。

a: 生体の電気特性の測定によって循環や呼吸に関する情報が得られる。

b: 生体インピーダンス測定は無侵襲的患者監視に適する。

c: 電気による測定から、逆推定によって容易に生体電気特性の絶対値が得られる。

d: 脂肪層の導電率は筋肉層の導電率より大きい。

e: 生体内の電磁波の波長は自由空間での波長と異なる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光電式脈波計により血行動態についての情報が得られる。

d: 光によるヘモグロビンの酸素飽和度測定には二種の波長が用いられる。

e: パルス光を用いたヘモグロビンの酸素飽和度測定装置をパルスオキシメータという。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第84問

光による計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので赤外光を用いる。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第87問

生体と磁気について正しいのはどれか。

a: 生体の比透磁率は約10 である。

b: 脳磁図は脳活動に伴うヘモグロビンの磁性の変化を示す。

c: 心筋の活動で生じる磁界は都市の磁気雑音よりも大きい。

d: MRIでは生体内の水素原子核を電磁波で共鳴させている。

e: 交流磁界は生体内に渦電流を発生する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第65問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

1: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。

2: 減衰定数は周波数におおよそ比例する。

3: 肺の減衰定数は他の組織より小さい。

4: 横波より縦波の方が重要である。

5: 超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。

国試第28回午後:第30問

MRI について正しいのはどれか。

a: 放射線被曝がない。

b: 軟組織の画像化には適さない。

c: . 体動に強い。

d: 酸素原子の空間分布を測定するo

e: 血流の情報が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第44問

生体組織や細胞の電気的特性について誤っているのはどれか。

1: 低周波での導電率は高周波での導電率より高い。

2: 血液の導電率は骨格筋の導電率より高い。

3: 低周波での誘電率は高周波での誘電率より高い。

4: 肝臓の誘電率は骨の誘電率より高い。

5: 細胞内液の導電率は細胞膜の導電率より高い。

国試第15回午前:第55問

赤外線サーモグラフィについて正しいのはどれか。

a: 非接触型の装置の検出器には液晶プレートを用いる。

b: 赤外線のスペクトル強度はレイリー・ジーンズの式で表される。

c: 生体から放射されるエネルギーは絶対温度の4乗に比例する。

d: 赤外線検出器はその特性によって検出波長が異なる。

e: 皮膚表面の温度分布を計測する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第62問

超音波検査法について正しいのはどれか。

a: 超音波の波長が短いほど生体内での減衰は大きくなる。

b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部が反射される。

c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。

d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。

e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第85問

MRI(核磁気共鳴法)について正しいのはどれか。

a: 原子核の磁性を利用した計測法である。

b: 組織中の水素原子の密度を測ることができる。

c: 空間分解能がエックス線CTより一桁高い。

d: 測定時間が短いので実時間の測定に適している。

e: 代謝機能の測定に利用する方法もある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。

2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。

3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。

4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。

5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。

国試第18回午前:第61問

MRIについて誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 静磁場の発生に超伝導滋石が用いられる。

2: 共鳴にはRF波を必要とする。

3: 水素原子の分布を画像化できる。

4: 血流分布を知ることができる。

5: 静磁場強度が変化しても共鳴周波数は一定である。

国試第30回午後:第86問

生体の磁気特性について正しいのはどれか。

1: へモグロビンは非磁性体である。

2: 心磁図は心筋の透磁率分布を表す。

3: 神経伝導の際に磁界が発生する。

4: 生体は都市の磁気雑音と同程度の交流磁界を発生する。

5: 交流磁界は高周波になるほど生体深部に到達しやすい。

国試第34回午前:第88問

生体組織の光特性について正しいのはどれか。

1: UVC は表皮での吸収が大きい。

2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。

3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。

4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。

5: 眼底での可視光の吸収はない。