第1回国試午前81問の類似問題

国試第27回午後:第31問

MRI装置について正しいのはどれか。

a: 撮影の対象は酸素原子である。

b: 空間分解能は5~10mm程度である。

c: 軟組織の画像化に適している。

d: 強力な外部磁場が使用されている。

e: 頭部よりも体幹部の撮影に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

国試第29回午前:第32問

MRI 検査について誤っているのはどれか。

1: 水素原子の空間分布を画像化する。

2: 軟部組織の画像化に適している。

3: 血流の測定が可能である。

4: 臓器の3 次元構造を画像化できる。

5: 動きのある臓器の撮影に適している。

国試第29回午後:第88問

生体での熱の伝わり方について正しいのはどれか。

a: 体表面での熱の放散には空気の対流が役立つ。

b: 皮膚組織内では対流はほとんど存在しない。

c: 体表面から熱放射する電磁波は近赤外光である。

d: 生体内の組織における熱伝導は温度差の4乗に比例する。

e: 生体内では血流による熱の移動の効果が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第22問

音波について誤っているのはどれか。

1: 水中(25℃)の音速は約1500m/sである。

2: 超音波は生体内で指数関数的に減衰する。

3: 血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。

4: 硬い物質ほど伝搬速度が速い。

5: 周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。

ME2第38回午前:第55問

生体情報を測定するのに生体外から生体にエネルギーを加える必要がないのはどれか。

1: MRI装置

2: X線CT装置

3: NIRS(Near Infrared Spectroscopy)装置

4: 脳磁図計

5: 超音波診断装置

ME2第39回午前:第53問

パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。

1: プローブで組織を加温する。

2: 組織を圧迫して較正する。

3: 単一波長で計測する。

4: 測定値をヘマトクリット値で補正する。

5: 組織全体の光吸収のうち脈動成分は動脈血による。

国試第27回午前:第31問

超音波を用いた画像計測について正しいのはどれか。

1: リアルタイムでの撮影ができない。

2: 100 kHz~1MHzの周波数を使用する。

3: Bモードを使用して臓器の形状を撮影する。

4: 血流速の画像化にはAモードを使用する。

5: 臓器での音波の透過を撮影する。

国試第9回午前:第65問

医用治療機器について正しいのはどれか。

a: 治療余裕度(致死限界と治療効果が生じるエネルギー密度の差)を最小にする。

b: 治療効果比(主作間/副作用)を最大にする。

c: 皮膚を通して生体内に伝達される物理的エネルギーの密度は100mW/cm2以下とする。

d: 状態によらず一定出カで使用する。

e: 治療に用いるすべての物理的エネルギーの安全限界は同一である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第7問

シールドについて正しいのはどれか。

1: 磁力線を遮断するに誘電体が適している。

2: 真空は電気力線を遮断する。

3: 静電界をシールドするには誘電率の小さい材料が適している。

4: 電波をシールドするには導電率の大きい材料が適している。

5: 透磁率の小さい材料は磁気シールドに適している。

国試第23回午前:第37問

レーザ光について正しいのはどれか。

a: Arレーザは網膜で吸収される。

b: ArFエキシマレーザは角膜で吸収される。

c: CO2レーザは深部凝固に適している。

d: 低出力半導体レーザは精密切開に適している。

e: Nd:YAGレーザ(基本波)はHe-Neレーザより組織侵達度が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第61問

MRI検査について誤っているのはどれか。

a: 水素原子核の濃度分布を計測して画像化する。

b: 静磁場が強いほどSN比のよい画像が得られる。

c: 静磁場に傾斜磁場を重畳することによって位置情報が得られる。

d: 骨や空気によるアーチファクトが大きい。

e: 任意の断面像を得るためには体位変換を行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第44問

正しいのはどれか。

1: 硬膜外麻酔はバランス麻酔ともいう。

2: ソーダライムは酸素発生器である。

3: パルスオキシメータは脈拍数測定器である。

4: ライトレスピロメータで換気量測定ができる。

5: カプノグラフで動脈血酸素飽和度を測定する。

国試第1回午前:第83問

超音波ドップラ血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 血流量を直接測定できる。

e: 肺組織の血流測定は困難である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第81問

生体磁気計測について正しいのはどれか。

a: 心臓から発生する磁界の強さは$10^{-11}$~$10^{-10}$T(テスラ)である。

b: 脳から発生する磁界の強さは$10^{-13}$T程度である。

c: 肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは$10^{-16}$~$10^{-15}$Tである。

d: ホール素子の磁気センシング感度は$10^{-20}$T程度である。

e: SQUDの磁気センシング感度は$10^{-14}$T程度である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第52問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 計測状態のインピーダンスは、電極と皮膚のインピーダンスの並列接続で構成される。

b: 電極に電流が流れると電極と生体間に分極電圧が発生する。

c: 電圧増幅度100倍の差動増幅器の同相除去比(CMRR)が40dBのとき、同相入力信号として1mVを加えると1mVの出力が得られる。

d: 低周波領域では電極接触インピーダンスは周波数に比例する。

e: 電圧増幅器の入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第62問

正しいのはどれか。

a: ガンマカメラはHe原子核を検出する。

b: ガンマカメラのコリメータは放射線透過度の高い物質で作られる。

c: ヘリカルCTでは患者をらせん状に走査する。

d: ヘリカルCTは肺癌の早期発見に有用である。

e: エックス線CTは脳の各部位の機能を計測するのに適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第69問

生体の力学的特性について誤っているのはどれか。

1: 大動脈内の流れは常に層流である。

2: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。

3: 血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。

4: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。

5: 生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。

ME2第38回午前:第45問

生体計測用電極について誤っているのはどれか。

1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは小さい。

2: 電極面積を小さくしても電極電位は変わらない。

3: 異種の金属電極の使用は電極電位の影響を増大させる。

4: 電極インピーダンスは周波数の増加とともに大きくなる。

5: 新品の再使用型金属電極はエージングを行う。

国試第33回午前:第86問

人体の熱特性について正しいのはどれか。

a: 熱の産生は 1 kW 程度である。

b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。

c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

d: 呼吸の増加は熱放出を増す。

e: 末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e