第10回国試午前64問の類似問題

国試第19回午前:第57問

呼吸機能検査で正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 差圧式呼吸流量計はハーゲン・ポアズイユの式を利用する。

b: フライシュ型流量計は流路に細管を用いる。

c: ベネディクト・ロス型は熱線を用いて流量を測定する。

d: 残気量はスパイロメータで測定する。

e: 気道抵抗はスパイロメータで測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第87問

正しい組合せはどれか。(生体物性材料工学)

a: 光受容 -------- ロドプシン

b: 色 覚 -------- 杆 体

c: 暗所視 ------- ケラチン

d: 紅 斑 ------- ビリルビン

e: 日焼け ------- メラニン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第63問

経皮的血液ガス分圧測定について正しいのはどれか。

a: 皮膚のガス透過性を利用している。

b: 毛細血管血を動脈血化するために皮膚を加温する。

c: 測定値は動脈血のガス分圧値を表している。

d: 酸素は炭素電極で測定する。

e: 新生児の集中治療室では用いられない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第56問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 肺組織の血流測定は容易である。

e: 血流の順・逆方向がわかる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第29問

血液ガス分析用電極で誤っているのはどれか。

1: pH測定ではガラス膜内外間の電位差を計測する。

2: PO2測定では電極間に直流電圧を印加して電流を計測する。

3: PCO2測定ではCO2のテフロン膜透過性を利用して計測する。

4: 経皮的血液ガス分圧の測定では皮膚を加温する。

5: ISFETはゲート上のイオン感応膜を透過したイオン電流を計測する。

ME2第34回午前:第49問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 溶存酸素量を測定する。

2: 静脈血による吸収の変化を測定する。

3: 酸素化ヘモグロビンは赤外光より赤色光の吸収が大きい。

4: 光の検出にはLEDが用いられる。

5: 測定値に影響する要因として外光侵入がある。

国試第16回午前:第18問

検査について正しいのはどれか。

a: 糖値が50mg/dl以下になった場合を低血糖という。

b: プロトロンビン時間の測定は腎機能スクリーニングに適している。

c: 血清アルカリホスファクーゼ(ALP)は心筋梗塞で高値を示す。

d: αフェトプロテイン(AFP)は肝細胞癌の診断に用いられる。

e: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染していてもHIV抗体が陰性を示す場合がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第63問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。 

a: 動脈血の酸素分圧を計測している。 

b: 2種類の赤色光によって計測している。 

c: 発光ダイオードとフォトダイオードが用いられる。 

d: マニュキュアは誤差の要因となる。 

e: 強い外光は誤差の要因となる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第44問

血液ガス分析について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体のガス分圧は同じ分圧の気相と平衡に達した状態と定義される。

b: pH電極とPO2電極の測定原理は同じである。

c: pHは水素イオン濃度に比例する。

d: 密封採取サンプルを室温で放置するとPO2は低下する。

e: 血漿中の二酸化炭素は主として重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第11問

観血式血圧計について正しいのはどれか。

1: トランスデューサには圧電素子が使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。

4: 血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。

5: 大気開放点を右房の高さに一致させる。

国試第15回午後:第50問

血液希釈体外循環の利点として正しいのはどれか。

a: 血液粘度の低下

b: 血液有形成分の破壊の減少

c: 膠質浸透圧の上昇

d: 酸素運搬能の増加

e: 輸血量の節約

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第47問

病態と対策との組合せで正しいのはどれか。

a: うっ血性心不全 ――――――――― ECUM(体外限外濾過法)

b: アルミニウム蓄積症 ――― デスフェリオキサミン(デスフェラール)

c: 貧血 ―――――――――――――――――--― 高Na透析液

d: 二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症 ――------― 重曹透析

e: 高K血症 ――――――――――――――-----― カルシトニン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第27問

計測機器と用いられるトランスデューサとの組合せで誤っているのはどれか。 

1: 超音波診断装置圧電素子 

2: 熱希釈式心拍出量計サーミスタ 

3: パルスオキシメータホール素子 

4: カプノメータ赤外線検出素子 

5: 観血式血圧計ストレインゲージ 

国試第27回午後:第38問

医療機器と注意すべき傷害との組合せで正しいのはどれか。

1: 非観血式血圧モニタ 不整脈

2: パルスオキシメータ キャビテーション

3: 経皮的酸素分圧測定装置 熱 傷

4: レーザ手術装置 ミクロショック

5: 超音波吸引手術装置 紅 斑

国試第11回午前:第43問

正しい組合せはどれか。

a: 薬物動態学(pharmacokinetics)―――― 薬物の体内分布

b: 新薬の評価 ――――――――――― 二重盲検法

c: 薬効評価の倫理 ――― GCP(good clinicpractice)

d: ブラセポ ―――――――――― QOL(quality of life)

e: 薬効の心理的効果 ―― TDM(therapeutic drug monitoring)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第33問

基準値内にあるのはどれか。(血液学)

a: 赤血球数 450万/μl

b: 白血球数 5000/μl

c: 血小板数 90万/μl

d: ヘマトクリット値 20%

e: ヘモグロビン値 15g/dl

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第89問

生体反応で正しい組合せはどれか。

a: 石灰化           リン酸カルシウムの沈着

b: 血栓形成          トロンビンの活性阻害

c: アナフィラキシー      T 細胞の活性化

d: 血液凝固          コラーゲンの分解

e: 炎 症           マクロファージの浸潤

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第12問

誤っている組合せはどれか。

1: 下垂体後葉ホルモン ―――――――- 視床下部

2: 甲状腺ホルモン ―――――――――- フッ素

3: 上皮小体(副甲状腺)ホルモン ――--- 血中カルシウム

4: 副腎皮質ホルモン ―――――------- 糖質コルチコイド

5: インスリン ――――――――-------- ランゲルハンス島

国試第3回午前:第90問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血流計は電磁誘導を利用した計測器である。

2: 超音波ドップラ血流計は無侵襲計測器である。

3: レーザドップラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。

4: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

5: 熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。

国試第35回午後:第64問

動脈血液ガスについて正しいのはどれか。 

a: ベースエクセス(BE)は酸塩基平衡の目安となる。 

b: pHの基準値は7.00である。 

c: HCO3の基準値は20±2mEq/Lである。 

d: CO2分圧の基準値は35~45mmHgである。 

e: 酸素分圧の基準値は年齢により異なる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e