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臨床工学技士国家試験

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第31回 午前 第84問
20件の類似問題
正しいのはどれか。...
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54
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
類似度 65.2%
正しいのはどれか。
a
非ニュートン流体ではずり応力はずり速度に比例する。
b
キャッソンの式は非ニュートン流体の流動関係を表す式の一つである。
c
血液の流れはキャッソンの式によく従う。
d
血液も血漿もニュートン流体である。
e
血管径が0.4mm以下になると、血管径の減少に伴ってみかけの粘性は増加する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
11
第二種ME技術認定試験 - 第30回 午後
類似度 65.0%
観血式血圧計について正しいのはどれか。
1
トランスデューサには圧電素子が使用される。
2
血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。
3
血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。
4
血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。
5
大気開放点を右房の高さに一致させる。
13
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:44% 類似度 64.9%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
血液循環について正しいのはどれか。
a
上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる
b
肺静脈は中心静脈である。
c
門脈は肝臓に流入する。
d
大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。
e
冠循環では動脈間吻合は少ない。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
21
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 64.9%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
観血式血圧計で測定される動脈圧波形がなまった異常波形を示した。原因として考えられないのはどれか。
1
動脈針の血管壁への先当たり
2
大きな気泡の混入
3
動脈針先端部の血栓形成
4
ゼロ調整不良
5
三方活栓操作ミス
50
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午前
類似度 64.9%
血液について誤っているのはどれか。
1
非ニュートン流体である。
2
力学的に等方的である。
3
比誘電率は周波数依存性がある。
4
超音波伝搬速度は空気中よりも速い。
5
吸光度は可視光領域でほぼ一定である。
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21
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 64.7%
聴診法による血圧測定で、最高血圧値が高く測定される原因となるのはどれか。
1
カフの脱気速度が速すぎた。
2
カフをきつく巻きすぎた。
3
カフ幅が腕の太さに対して狭すぎた。
4
アネロイド型の圧力計が心臓位置より低い場所にあった。
5
聴診器の位置が上腕動脈からずれていた。
83
臨床工学技士国家試験 - 第32回 午後
重要度:標準 正答率:82% 類似度 64.7% 解説あり
血管内のレイノルズ数が最も大きいのはどれか。
1
総頸動脈
2
上行大動脈
3
橈骨動脈
4
大腿動脈
5
毛細血管

解説

レイノルズ数 Re は流体の流れが層流か乱流かを示す無次元数で、$Re=\frac{\rho v D}{\mu}$(密度 $\rho$、平均流速 $v$、代表長さとして円管直径 $D$、粘性係数 $\mu$)で与えられる。全身動脈系では血液の密度と粘性は大きく変わらないため、血管間の比較では Re は概ね $v\times D$ に比例して決まる。上行大動脈は体内で最大径の動脈であり、心拍出直後で平均流速も高い。したがって Re が最も大きいのは上行大動脈となる。一方、末梢ほど径と流速はいずれも小さく、毛細血管では Re は極めて小さく層流である。

選択肢別解説

1
不正解

総頸(頚)動脈は上行大動脈よりも血管径が小さく、平均流速も相対的に低い。Re は $v\times D$ にほぼ比例するため、上行大動脈より大きくはならない。よって「最も大きい」には該当しない。

2
正解

上行大動脈は体内最大級の直径を持ち、心臓からの拍出直後で平均流速も高い。密度・粘性が血管間で大きく変わらないことを踏まえると、Re は $v\times D$ に比例して最大となる。よって適切。

3
不正解

橈骨動脈は末梢の比較的細い動脈で、血管径・流速とも上行大動脈より小さい。従って Re も小さく、「最も大きい」には当たらない。

4
不正解

大腿動脈は比較的太いが、上行大動脈よりは径が小さく、流速も相対的に低い。Re は上行大動脈を下回るため、「最も大きい」には該当しない。

5
不正解

毛細血管は血管径が極めて小さく、流速も遅い。Re は非常に小さく完全な層流であり、「最も大きい」には該当しない。

45
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 64.6%
観血式血圧モニタの表示値が非観血式血圧計の測定値と異なる場合、点検する項目で適切ではないのはどれか。
1
大気開放バルブの高さ
2
ゼロ点
3
カテーテルの振動による共振現象の有無
4
カテーテル内の凝血の有無
5
モニタの波形表示スケール
25
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:38% 類似度 64.6%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
健常人の循環器系において圧力差がほとんどないのはどれか。
a
左心室収縮期圧と右心室収縮期圧
b
平均右心房圧と右心室拡張期圧
c
平均上大静脈圧と肺動脈拡張期圧
d
右心室収縮期圧と肺動脈収縮期圧
e
平均左心房圧と平均肺動脈標入圧
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
52
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午前
類似度 64.5%
超音波ドプラ法について誤っているのはどれか。
1
パワードプラ法では血流の方向が判別できる。
2
パルスドプラ法では観察領域の深さによって計測できる最大流速が変化する。
3
連続波ドプラ法では狭窄した弁の前後の圧較差を算出できる。
4
カラードプラ法では血流の方向を色で表現する。
5
ドプラ法では超音波ビームと血流のなす角度によって計測値が変化する。
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60
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:40% 類似度 64.5%
超音波ドプラ法について正しいのはどれか。 
a
パルスドプラではパルス幅が短いと距離分解能は向上する。
b
超音波ビームの入射角が0度に近いと血流方向の情報は得られない。
c
連続波による血流計測では送受信用に一つの振動子が用いられる。
d
パルスドプラは高速血液の計測に適する。
e
パワードプラではエイリアシングが出現しない。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
15
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:61% 類似度 64.5%
誤っているのはどれか。
1
充血は細動脈の拡張によって起こる。
2
うっ血は静脈血の還流が妨げられることによって起こる。
3
虚血では単位容積の血液中に含まれる血色素量が基準値以下になる。
4
止血には血管壁、血小板および凝固因子が関与する。
5
内皮の傷害は血栓形成の誘因となる。
15
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:65% 類似度 64.4%
科目:
中分類: 循環器系
小分類: 血管病学
動脈硬化症で正しいのはどれか。
a
大動脈は好発部位の一つである。
b
動脈内面には隆起病変が一様に広がる。
c
病変は動脈中膜に最も顕著に表れる。
d
病変部の内部にはコレステロールが沈着している。
e
古い病変ではカルシウムの沈着がみられる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
7
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午前
正答率:30% 類似度 64.4%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
正しいのはどれか。
a
心臓に分布する動脈の枝の間には多くの吻合がある。
b
手・足の指先には動静脈吻合がある。
c
門脈が閉塞すると血液は側副路を通って心臓にもどる。
d
肺動脈は肺の組織を養う血管である。
e
下大静脈には静脈弁があって、血液の逆流を防いでいる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
64
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:59% 類似度 64.4%
誤っているのはどれか。
1
生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。
2
生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。
3
生体組織は赤外光を吸収する。
4
血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。
5
生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。
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12
臨床工学技士国家試験 - 第23回 午前
正答率:55% 類似度 64.4% 解説あり
科目:
中分類: 循環器系
小分類: 血管病学
誤っている組合せはどれか。(臨床医学総論)
a
閉塞性動脈硬化症 — 間欠性跛行
b
腎動脈狭窄 — 高血圧症
c
上大静脈症候群 — 肺癌
d
腹部大動脈瘤 — 脈なし病
e
頸動脈狭窄症 — レイノー病
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

疾患と代表的な症候・原因の対応関係を判定する問題。閉塞性動脈硬化症は下肢動脈の狭窄・閉塞により歩行時疼痛が出現し休息で軽快する間欠性跛行を典型的に示すため正しい。腎動脈狭窄は腎潅流低下によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が亢進し腎血管性(腎性)高血圧を来すため正しい。上大静脈症候群は肺癌や縦隔腫瘍などによる上大静脈の圧迫・閉塞が主要因で正しい。一方、腹部大動脈瘤は動脈壁の瘤状拡張であり、脈なし病(高安動脈炎:大動脈炎症候群)は大動脈やその分枝の炎症性狭窄・閉塞により上肢脈の減弱・消失や血圧左右差を示す別疾患で、組合せとして不適切。頸動脈狭窄症は一過性脳虚血発作や脳梗塞の原因となるが、レイノー病は寒冷やストレスで指趾末梢の血管攣縮を起こす末梢循環の機能異常であり関連しないため不適切。よって誤っている組合せは4と5である。

選択肢別解説

a
不正解

正しい組合せ。閉塞性動脈硬化症(ASO)は下肢の動脈狭窄・閉塞により運動時に筋虚血が生じ、歩行時の疼痛が休息で軽快する間欠性跛行を典型症状とする。末梢脈拍の減弱やABI低下も伴いやすい。

b
不正解

正しい組合せ。腎動脈狭窄は腎灌流圧低下を招き、レニン分泌増加→アンジオテンシンII・アルドステロンを介して血圧上昇を来す腎血管性(腎性)高血圧の代表的原因である。難治性・発症年齢や腹部血管雑音などが手掛かりとなる。

c
不正解

正しい組合せ。上大静脈症候群の主因は肺癌(特に右上葉近傍)や縦隔腫瘍による上大静脈の圧迫・浸潤で、顔面・頸部・上肢の浮腫や頸静脈怒張、側副血行の発達などを呈する。

d
正解

誤った組合せ。腹部大動脈瘤は動脈壁の拡張性病変で、拍動性腹部腫瘤や背腹部痛、破裂の危険などが問題となる。脈なし病(高安動脈炎:大動脈炎症候群)は炎症により大動脈・分枝が狭窄・閉塞し上肢脈の減弱・消失や血圧左右差を生じる別疾患であり対応しない。

e
正解

誤った組合せ。頸動脈狭窄症は脳虚血(TIAや脳梗塞)の原因で、脳血流低下に関連する神経症状を呈する。レイノー病(現象)は寒冷や精神的ストレスにより手指末梢の小動脈が過剰収縮し、蒼白→チアノーゼ→充血の三相変化を示す末梢血管の機能異常で、頸動脈狭窄症とは関連しない。

74
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午後
正答率:43% 類似度 64.3% 解説あり
科目:
小分類: 流体力学
図のように断面積が半分になる流路がある。断面Aから断面Bに流れるときAと比較したBでの流速と静圧で正しいのはどれか。
21PM74-0
1
流速は遅く、静圧は高くなる。
2
流速は遅く、静圧は低くなる。
3
流速は速く、静圧は高くなる。
4
流速は速く、静圧は低くなる。
5
流速は速くなり、静圧は変化しない。

解説

流路がAからBへ向かって断面積が半分に狭まる理想流(定常・非圧縮・同一高さ・粘性損失無視)を考える。連続の式 $A_1 v_1 = A_2 v_2$ より、$A_2=\tfrac{1}{2}A_1$ なので $v_B=2v_A$ と流速は増加する。またベルヌーイの定理 $p+\tfrac{1}{2}\rho v^2+\rho g z=\text{一定}$(高さ差なし)から、流速増加で動圧が増えた分だけ静圧 $p$ は減少する。定量的には $p_B=p_A-\tfrac{3}{2}\rho v_A^2$。したがって、Bでは『流速は速く、静圧は低くなる』が正しい。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。断面積が小さくなると連続の式により流速は増加する(遅くならない)。さらにベルヌーイの定理より、流速増加に伴い静圧は低下するため、『静圧は高くなる』も誤り。

2
不正解

誤り。静圧が低くなる点はベルヌーイの定理と整合するが、断面積が半分になれば連続の式により流速は増加するため、『流速は遅く』が不適切。

3
不正解

誤り。断面積減少で流速は速くなる点は正しいが、ベルヌーイの定理より静圧は低下する。『静圧は高くなる』は不適切。

4
正解

正しい。断面積が半分になると $v_B=2v_A$ と速くなり、ベルヌーイの定理より動圧増加分だけ静圧は低下する(例えば $p_B=p_A-\tfrac{3}{2}\rho v_A^2$)。

5
不正解

誤り。理想流で総圧(全圧)は一定だが、流速(動圧)が増えると静圧は必ず減少する。『静圧は変化しない』は不適切。なお『流速は早く』は用字としては『速く』が適切。

12
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:63% 類似度 64.2%
科目:
中分類: 循環器系
小分類: 血管病学
動脈硬化症で誤っているのはどれか。
1
大動脈は好発部位の一つである。
2
動脈壁の弾性が失われる。
3
病変は動脈中膜に最も顕著に表れる。
4
病変部にはコレステロールが沈着している。
5
古い病変ではカルシウムの沈着がみられる。
15
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 64.2%
オシロメトリック式自動血圧計について誤っているのはどれか。
1
カフには圧電素子が必要である。
2
腕の太さに応じてカフ幅を替える必要がある。
3
カフ内の振動圧を検出している。
4
一心拍ごとの血圧測定はできない。
5
カフの位置は心臓と同じ高さにする。
24
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:84% 類似度 64.1%
科目:
中分類: 循環器系
小分類: 血管病学
血圧の異常について正しいのはどれか。
a
高血圧症のほとんどは本態性高血圧症である。
b
収縮期圧140mmHg以上は高血圧症である。
c
高血圧症の治療方針は直ちに降圧剤を投与することである。
d
内分泌疾患では低血圧症は起こらない。
e
収縮期圧が120mmHg以下を低血圧症という。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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