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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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53
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:72% 類似度 62.3%
人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。
a
20°C以下の体温を超低体温という。
b
体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。
c
体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。
d
低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。
e
低体温中は血液の粘度は増大する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
35
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 62.3%
AED使用時の注意事項として誤っているのはどれか。
1
心臓ペースメーカ植込み部位の上にはパッドを装着しない。
2
体が濡れている場合はタオル等で水を拭きとった後、パッドを装着する。
3
貼付薬剤使用患者では、パッチをはがしてからパッドを装着する。
4
二つのパッドが触れ合わないように注意して装着する。
5
酸素を投与している場合は、通電する際もそのまま投与し続ける。
80
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:77% 類似度 62.3%
ME機器の安全管理について正しいのはどれか。
a
保守点検作業にはチェックリストが有用である。
b
機器の購入評価には臨床工学技士も加わるべきである。
c
機器の故障が発見されれば修理は製造業者に依頼してもよい。
d
機器の受け入れに必要な工学的評価に関するテストをバビンスキーテストという。
e
機器の管理は、機器の購入、受け入れテスト、教育・訓練、保守点検、修理までの段階を考えればよい。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
29
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
正答率:57% 類似度 62.3%
誤っているのはどれか。
1
フグ中毒の救命率は人工呼吸器による呼吸管理によって向上する。
2
破傷風菌の毒素は主に筋肉系をおかす。
3
筋萎縮性側索硬化症では運動神経系の障害を起こす。
4
進行性筋ジストロフィーでは換気機能が障害される。
5
慢性気管支炎は病因の面で喫煙との関係が深い。
30
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:84% 類似度 62.3%
成人男性患者(体重60kg)に対する人工呼吸器装着の初期設定条件として誤っているのはどれか。
1
吸気酸素濃度を百パーセントとした。
2
吸気相と呼気相の時間的比率(I:E比)を1:2とした。
3
換気回数を60回/分とした。
4
1回換気量を600mLとした。
5
呼気終末陽圧(PEEP)を5cmH2Oとした。
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43
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
正答率:51% 類似度 62.3%
人工呼吸開始後に気道内圧が異常に上昇した。点検すべき項目はどれか。
a
吸気相:呼気相比(I:E比)
b
高圧ガスの供給圧
c
1回換気量
d
PEEP設定値
e
呼気側回路
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
34
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午前
重要度:標準 正答率:73% 類似度 62.3% 解説あり
正しい組合せはどれか。
a
ESWL — 音波
b
除細動器 — パルス波
c
電気メス — 高周波
d
電気焼灼器 — 極超短波
e
IABP — 超音波
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

医用治療機器が主として利用する物理エネルギーの対応を問う問題。ESWLは体外から収束させた衝撃波(音波の一種)で結石を破砕するため「音波」で正しい。除細動器はコンデンサに蓄えた直流エネルギーを短時間のパルスとして心筋に印加する機器であり、「パルス状の直流(パルス波)」に該当して正しい。電気メスは数百kHz〜数MHzの高周波電流によるジュール熱を利用するため「高周波」で正しい。電気焼灼器は抵抗加熱体を通電(多くは直流や低周波)して先端を高温にし焼灼する機器であり、電磁波(極超短波=マイクロ波)を用いるわけではないため誤り。IABPはヘリウムガスでバルーンを拡張・収縮させて冠灌流の増加と後負荷軽減を図る機械的補助であり、超音波は用いないため誤り。

選択肢別解説

a
正解

正しい。ESWL(体外衝撃波結石破砕術)は衝撃波を体内の結石に集束させ破砕する。衝撃波は媒体中を伝搬する音響波の一種であり、「音波」の分類に含まれる。

b
正解

正しい。除細動器はコンデンサに蓄えた直流を短時間に放電して心筋にパルス状の電流を流す(単相性・二相性パルス、台形/指数減衰波形など)。したがって「パルス波」の表現は適切である。

c
正解

正しい。電気メス(電気手術装置)は約0.3~5 MHzの高周波電流を生体に流し、組織のジュール熱で切開・凝固・止血を行うため、利用エネルギーは「高周波」である。

d
不正解

誤り。電気焼灼器は通電で先端金属を加熱する抵抗加熱を用いる機器であり、極超短波(マイクロ波)といった電磁波は用いない。極超短波を治療に用いるのはマイクロ波凝固装置やマイクロ波治療器である。

e
不正解

誤り。IABP(大動脈内バルーンパンピング)はヘリウムガスによるバルーンの拡張・収縮で機械的に循環補助を行う。超音波エネルギーは使用しない。

20
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 62.3%
PCPSによる合併症として考えにくいのはどれか。
1
挿入側下肢の阻血
2
出血傾向
3
肺塞栓
4
溶 血
5
感 染
24
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:76% 類似度 62.3%
科目:
中分類: 循環器系
小分類: 心臓病学
心原性ショックの原因で正しいのはどれか。
a
心房細動
b
心タンポナーデ
c
心筋梗塞
d
ボタロー管開存症
e
心内膜炎
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
48
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 62.3%
EPRシステムについて点検をした。適切でないのはどれか。
1
ME機器の露出金属部とEPRポイントの電位差を測定した。
2
ベッドから3m離れた固定のME機器との電位差は測定対象外とした。
3
機器間の電位差が5mVであった。
4
等電位化導線の抵抗は1Ωであった。
5
心臓カテーテル室に設置されていることを確認した。
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53
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午後
正答率:70% 類似度 62.3%
体外循環ウィーニング中の生体監視項目とその指標との組合せで誤っているのはどれか。
1
動脈圧 ---------- 末梢血管抵抗
2
中心静脈圧 ------ 循環血液量
3
左房圧 ---------- 左室機能
4
血液ガス -------- 脳血流量
5
尿量 ------------ 腎血流量
21
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 62.3%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
観血式血圧計で測定される動脈圧波形がなまった異常波形を示した。原因として考えられないのはどれか。
1
動脈針の血管壁への先当たり
2
大きな気泡の混入
3
動脈針先端部の血栓形成
4
ゼロ調整不良
5
三方活栓操作ミス
51
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
正答率:54% 類似度 62.3%
人工心肺を用いた開心術について正しいのはどれか。
a
軽度~中等度の低体温も併用される。
b
血液希釈法の限界はヘマトクリット値25%である。
c
心停止液にはCa2+を用いる。
d
心筋保護のために局所加温が行われる。
e
回路に血液を全く充填しない方法が行われる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
33
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:38% 類似度 62.3%
正しい組合せはどれか。
a
EIP 呼気終末休止
b
CPAP 持続気道陽圧
c
SIMV 同期式間欠的強制換気
d
MMV 強制分時換気
e
HFV 高圧換気
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
22
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午前
重要度:低 正答率:64% 類似度 62.2% 解説あり
科目:
中分類: 麻酔科学
小分類: 全身麻酔
揮発性吸入麻酔薬を使用時の悪性高熱症について正しいのはどれか。
a
ミオグロビン尿を合併しやすい。
b
横紋筋融解症を合併しやすい。
c
脱分極性筋弛緩薬でも誘発されやすい。
d
麻酔器の回路交換は不要である。
e
劇症型の死亡率は 90 % に及ぶ。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

悪性高熱症は、揮発性吸入麻酔薬(セボフルラン、イソフルラン等)や脱分極性筋弛緩薬(スキサメトニウム)を誘因として発症する遺伝性の骨格筋異常で、筋小胞体からのCa2+放出異常により全身代謝が暴走する。急速な筋硬直、急激なCO2産生増加、著明な高熱、横紋筋融解に伴う高K血症・ミオグロビン尿・急性腎障害などを呈する。治療は誘因薬剤の即時中止、100%酸素での過換気、ダントロレン投与、冷却、合併症対策である。麻酔器は気化器の取り外しや高流量でのフラッシュ、可能なら回路・ソーダライムの交換等で残留揮発性麻酔薬の暴露を最小化することが推奨される。ダントロレンの導入後、死亡率は大幅に低下しており、「劇症型の死亡率90%」という表現は過大で不正確である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。悪性高熱症では横紋筋融解が生じやすく、筋崩壊に伴ってミオグロビンが血中・尿中へ漏出し、暗赤色尿(ミオグロビン尿)を認めやすい。腎障害予防のための十分な輸液・利尿が重要となる。

b
正解

正しい。骨格筋細胞内Ca2+濃度の上昇により筋代謝が暴走し、強い筋硬直とともに横紋筋融解が起こる。これによりCK上昇、高K血症、ミオグロビン尿などの合併がみられる。

c
正解

正しい。悪性高熱症は揮発性吸入麻酔薬に加え、脱分極性筋弛緩薬スキサメトニウムでも誘発されやすい。麻酔導入時の使用が典型的な誘因となるため禁忌である。

d
不正解

誤り。残留揮発性麻酔薬への再暴露を避けるため、気化器の取り外しや高流量酸素でのフラッシュ、可能であれば回路や二酸化炭素吸収剤の交換等が推奨される。「不要」と断定するのは不適切である(緊急時はダントロレン投与等を最優先しつつ、可能な範囲で実施する)。

e
不正解

誤り。ダントロレン導入以前は高い死亡率が報告されたが、現在は早期認識と適切治療により死亡率は大幅に低下している。「90%に及ぶ」という表現は現状を反映せず過大である。

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54
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:50% 類似度 62.2%
人工心肺について正しいのはどれか。
a
希釈体外循環は腎不全防止に効果がある。
b
希釈体外循環の希釈率は10~20%が妥当である。
c
加温時には脱血温と熱交換器内血液温との差を20~25°Cに保つ。
d
体外循環中はアシドーシスに傾く。
e
$ \mathrm{S}{\overline{v}}_{O_2} $(混合静脈血酸素飽和度)70%を目標に灌流量を設定する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
68
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:91% 類似度 62.2%
低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。
a
体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA
b
体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA
c
体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA
d
体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA
e
体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
36
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 62.2%
超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。
1
酸素吸入中の使用は禁忌である。
2
人工呼吸器と併用可能である。
3
連続使用は過剰水分吸収の危険性がある。
4
超音波を伝達するために精製水を使用する。
5
超音波で変質する薬剤がある。
66
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:低 正答率:61% 類似度 62.2% 解説あり
減圧症とその治療について誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)
1
長時間の深い深度での潜水作業後に発症する。
2
組織内に溶解した酸素が気泡化することで発症する。
3
神経症状、呼吸器症状、皮膚症状などを呈する。
4
高気圧酸素治療により、不活性ガスの体外への排出を促進する。
5
標準的治療方法は、約5時間の高気圧酸素治療である。

解説

減圧症は、高気圧環境下(潜水など)で組織に溶けこんだ不活性ガス(主に窒素)が、急激な減圧により過飽和となって気泡化し、血管内・組織内で塞栓や炎症を起こす病態である。リスクは「深く・長い・急速浮上・反復潜水・潜水後の飛行」などで高まる。症状は関節痛や皮膚症状(マーブル様皮疹)から、脊髄型・脳型の神経症状、呼吸困難や胸痛などの呼吸器症状(chokes)まで多彩である。治療は再圧(高気圧)環境での100%酸素呼吸が基本で、再圧により気泡は縮小し、酸素呼吸で体内窒素分圧を下げて排出勾配を大きくすることで不活性ガスの洗い出しが促進される。代表的な再圧治療として米海軍テーブル6(最大約2.8 ATAで約285分)が広く用いられ、「約5時間」という表現は臨床的に妥当である。誤りは「酸素が気泡化して発症する」とする記述で、原因は不活性ガスである。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。深い深度で長時間滞在すると、ヘンリーの法則により組織への窒素溶解量が増え、急速な減圧で気泡化しやすくなるため、発症リスクが高い。

2
正解

誤り。減圧症の主因は不活性ガス(主に窒素)の気泡化である。酸素は代謝・拡散で比較的速やかに消失するため、病因となる持続的な気泡の主成分ではない。

3
不正解

正しい。減圧症は多彩な臨床像を示し、皮膚症状(網状紅斑など)、関節痛、神経症状(感覚異常、筋力低下、膀胱直腸障害、意識障害など)、呼吸器症状(胸痛、呼吸困難、咳)を呈しうる。

4
不正解

正しい。高気圧酸素治療は再圧によりボイルの法則で気泡容積を縮小させ、さらに高濃度酸素吸入で体内窒素分圧を低下させて拡散勾配を増大させるため、不活性ガスの体外排出が促進される。

5
不正解

正しい。代表的な再圧治療として米海軍テーブル6(最大約2.8 ATAで約285分)が広く用いられ、概ね約5時間に相当する。症状や施設により他テーブルが選択されるが、一般的表現として妥当である。

83
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:60% 類似度 62.2%
病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。
a
非接地配線方式では機器の故障時でも機器からの漏れ電流を低く抑えられる。
b
等電位接地を施した設備は医用接地センターに100Ωの電線でつなぐ。
c
一般非常電源の連続運転時間は特別非常電源のそれより長い。
d
医用接地方式の接地極の接地抵抗は1Ω以下にする。
e
瞬時特別非常電源は蓄電池設備と自家用発電設備とからなる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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