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臨床工学技士国家試験

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第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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90
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:75% 類似度 62.0%
交流障害(ハム雑音)に直接関係ないのはどれか。
1
電気毛布の使用
2
ペーストの乾燥
3
機能接地線の断線
4
患者の緊張
5
シールド線の断線
54
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 62.0%
滴下制御型輸液ポンプで検知できないのはどれか。
1
輸液ルートの閉塞
2
気泡の混入
3
フリーフロー
4
輸液ボトルの空状態
5
血管外への輸液漏れ
30
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:61% 類似度 62.0%
成人患者の人工呼吸器初期設定条件で誤っているのはどれか。
a
分時換気量を3lとする。
b
換気回数を15回/分とする。
c
吸入気酸素濃度を50%とする。
d
PEEP(呼気終末陽圧)を5cmH2Oとする。
e
吸気相:呼気相比(I:E比)を2:1とする。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
20
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:47% 類似度 62.0%
科目:
中分類: 呼吸器系
小分類: 呼吸器系
ARDSについて正しいのはどれか。
a
誤嚥は原因になる。
b
心原性肺水腫である。
c
肺コンプライアンスが増加する。
d
肺内シヤント率が増加する。
e
治療にはPEEPが有効である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
56
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午後
正答率:81% 類似度 62.0%
人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整について誤っているのはどれか。
1
落差1mで調整する。
2
滴下速度は毎分30~50滴とする。
3
過度の圧閉は溶血を増大する。
4
不十分な圧閉は逆流を発生する。
5
不十分な圧閉は溶血を増大する。
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7
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 62.0%
人工心肺について正しいのはどれか。
1
気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。
2
血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。
3
血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。
4
血液回路は塩化ビニル製である。
5
心筋保護液は体外循環開始前に投与する。
53
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:71% 類似度 61.9%
観血式動脈圧計測について誤っているのはどれか。
1
高さは心臓に合わせる。
2
加圧バックは3気圧に設定する。
3
導管内に凝血ができると波形がなまる。
4
気泡は共振やなまりの原因となる。
5
導管を延長するには硬い材質のものを用いる。
50
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午前
類似度 61.9%
次の組合せで誤っているのはどれか。
1
電気メスの搬送周波数 -- 400kHz
2
マイクロ波メスの周波数 -- 300MHz
3
低温常圧型冷凍手術装置の冷却最低温度 -- -196℃
4
超音波吸引手術装置の先端チップ振動振幅 -- 150μm
5
CO2レーザメスの発振波長 -- 10.6μm
28
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 61.9%
手術中における電気メスの取扱いで適切なのはどれか。
1
使用時以外はペンシル(メス先)ホルスターに収納する。
2
対極板コードは使用中、コイル状に巻いてまとめておく。
3
対極板コード断線アラームが鳴ったらフットスイッチを使う。
4
メス先電極は消毒して再使用する。
5
胸部手術では対極板は足の甲部分に装着する。
41
臨床工学技士国家試験 - 第22回 午後
正答率:65% 類似度 61.9% 解説あり
医療機器の操作で正しいのはどれか。
1
ホースアセンブリは壁取付配管端末器に接続したままにする。
2
患者に誘導コードを装着する前に電源スイッチを入れる。
3
追加保護接地としてテレビのアンテナ端子を利用する。
4
ボール型浮子の流量計では上端部の目盛りを読む。
5
複数台の機器が必要なときは2Pのテーブルタップを使用する。

解説

医療機器の安全操作の原則として、患者に接続する前に機器の電源を入れて自己診断・設定確認を完了しておくのが適切である(誘導コードやプローブ装着前に起動・点検)。一方、医療ガス用ホースは使用の都度接続・取り外しを行い、放置接続は漏えい・汚染・機械的損傷やつまずきリスクを高め不適切。追加保護接地は規定された接地極や等電位(ボンディング)端子を用いるべきで、テレビのアンテナ端子など不確実な経路は不可。流量計の球形(ボール)浮子は浮子中心で目盛りを読み、上端で読むのは球形以外の浮子に適用される読取り法である。複数機器を電源供給する場合は接地極付き3Pの医用電源タップ(医療用規格適合)を用い、2Pタップの使用は安全上不適切である。

選択肢別解説

1
不正解

不適切。ホースアセンブリは使用のたびに端末器に接続し、使用後は外してキャップ等で端部を保護するのが原則。常時接続はガス漏えい・汚染混入・誤接続・機械的損傷やつまずき事故のリスクを高める。

2
正解

適切。患者への誘導コード装着前に電源を入れて自己診断・初期化・アラームや設定値の確認を済ませておくと、異常時の影響を患者に及ぼしにくく、安全かつ確実に測定・治療を開始できる。

3
不正解

不適切。テレビのアンテナ端子は保護接地としての連続性やインピーダンスが保証されず、アイソレータ等で大地から浮いている場合もある。追加保護接地はコンセントの接地極や医用等電位ボンディング端子など、規定の接地点を用いる必要がある。

4
不正解

不適切。ボール型(球形浮子)の流量計は浮子の中心で目盛りを読む。上端で読むのは球形以外の一部浮子形状に対する読取り法であり、球形には適用しない。視差を避けるため指示線やミラーに合わせて読む。

5
不正解

不適切。医療機器は接地極付き3Pプラグが基本であり、複数機器を用いる場合は医療用規格に適合した3Pの医用テーブルタップ(過負荷保護等付き)を使用する。2Pタップは接地が取れず、漏れ電流や感電リスクの面で不適切。

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26
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
正答率:63% 類似度 61.9%
人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。
1
流量計は不要である。
2
気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。
3
ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。
4
気泡を誤送しない。
5
吸引ポンプとして利用できる。
36
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 61.9%
電気メスの取扱いについて正しいのはどれか。
1
対極板の装着部位として肩甲骨部が適している。
2
対極板は滅菌しなくてよい。
3
シングルパッド型対極板では接触不良時にアラームが鳴る。
4
能動電極はメス先のみ滅菌する。
5
術後に発赤が見られたら熱傷と断定する。
54
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
類似度 61.9%
非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。
1
集中治療室に設けられている。
2
マクロショックの防止に役立つ。
3
絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。
4
地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。
5
対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。
78
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:77% 類似度 61.9%
正しいのはどれか。
1
1W/cm2の超音波の照射で血中に気泡が発生する。
2
1Tの静磁場では心室細動が起こる。
3
10mW/cm2のCO2レーザを胸部に照射すると呼吸が停止する。
4
45°Cで皮膚表面を3時間加温すると熱傷が起こる。
5
1.5N/m2の圧縮荷重で健常人の大腿骨が骨折する。
71
臨床工学技士国家試験 - 第25回 午前
重要度:低 正答率:60% 類似度 61.9% 解説あり
人工心肺の操作で誤っているのはどれか。
1
PaO₂は吹送ガス濃度の増減で調整する。
2
至適灌流量で体外循環を開始する。
3
大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる
4
心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。
5
離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

解説

$人工心肺では、動脈血酸素分圧(PaO2)は人工肺への吹送ガス中の酸素濃度(FiO2)で調整し、二酸化炭素分圧(PaCO2)は吹送ガス流量(スウィープ流量)で調整するのが基本である。体外循環の開始は、脱血が安定していることと血圧 \cdot 回路内圧 \cdot 気泡の有無を確認しながら低流量で立ち上げ、部分体外循環を経て目標灌流量(成人では灌流指数およそ2.2〜2.4 L/min/m^2を目安)に段階的に到達する。したがって「至適灌流量で体外循環を開始する」は不適切で誤り。上行大動脈遮断時は、一時的に送血流量(ひいては灌流圧)を下げることで遮断鉗子の適用を安全にし、大動脈壁への負荷や塞栓リスクを抑える。心停止中の左心腔の過伸展防止にはベント吸引で減圧する。離脱時はまず脱血(静脈側)を絞って生体側へ容量を戻し、自己拍出 \cdot 血圧を確認しながらポンプ流量を段階的に下げる。$

選択肢別解説

1
不正解

正しい。PaO2は人工肺に送る吹送ガス中の酸素濃度(FiO2)の増減で調整する。なおPaCO2は主に吹送ガス流量(スウィープ流量)で調整する点を併せて理解する。

2
正解

$誤り。体外循環は低流量で立ち上げ、脱血の安定 \cdot 圧モニタ \cdot 回路内の安全を確認しつつ、部分体外循環を経て目標灌流量(成人での目安は灌流指数2.2〜2.4 L/min/m^2程度)へ段階的に増加させる。開始直後から至適灌流量とするのは急激な循環変動や回路トラブル時の危険を高めるため不適切。$

3
不正解

正しい。上行大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げ、灌流圧を低めにして遮断鉗子の挿入・適用を容易かつ安全にする。高圧のまま遮断すると大動脈損傷や塞栓のリスクが増す。

4
不正解

正しい。心停止中に左心系へ還流する血液や気泡で過伸展・肺うっ血を来さないよう、左房や左室のベント吸引で心腔内を減圧する。吸引過多による空気誤吸引や組織損傷に注意する。

5
不正解

正しい。離脱開始時はまず脱血量(静脈側)を減らして心臓へ容量を戻し、自己拍出・血圧・充満圧を確認しながら送血流量を段階的に下げていく。これにより循環をスムーズに生体側へ移行できる。

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48
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:71% 類似度 61.9%
人工心肺運転中の生体側のモニタリング項目はどれか。
a
動脈側送血圧
b
中心静脈圧
c
尿量
d
送血温度
e
吸引静脈血酸素飽和度
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
70
臨床工学技士国家試験 - 第25回 午後
重要度:低 正答率:90% 類似度 61.9% 解説あり
人工心肺装置に用いる遠心ポンプで正しいのはどれか。
a
吸引回路用のポンプに適する。
b
チューブ圧閉度の調節が必要である。
c
低回転時には逆流が生じることがある。
d
血液損傷はローラポンプよりも軽度である。
e
回転数が同じでも流量は後負荷によって変化する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

遠心ポンプは非閉塞性の回転流ポンプで、流量は回転数だけでなく回路抵抗や血液粘度などの後負荷に依存する。したがって同じ回転数でも後負荷が変われば流量は変動する。非閉塞性ゆえにポンプ停止や低回転、または患者側圧がポンプ発生圧を上回る条件では逆流が起こり得るため、運用上は逆流防止弁やクランプで安全対策を行う。ローラポンプに比べ、圧閉による強い機械的ストレスがないため血液損傷(溶血)は一般に軽度とされる。一方、空気を巻き込むと脱プライミング(de-prime)を起こして送血が低下・停止するため、空気混入が多い吸引回路用途には適さず、またチューブ圧閉度の調整は不要である。以上より、正しいのは3、4、5である。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。遠心ポンプは空気混入に弱く、空気を吸引すると脱プライミング(de-prime)で送血が低下・停止する。吸引回路は気泡混入が避けられないため、通常はローラポンプが用いられ、遠心ポンプは適さない。

b
不正解

誤り。チューブ圧閉度の調節が必要なのはローラポンプである。遠心ポンプは非閉塞性で、チューブを圧閉して送液する機構ではないため圧閉度調整は不要。

c
正解

正しい。遠心ポンプは非閉塞性で、ポンプ発生圧が患者側の後負荷より低い場合や低回転・停止時には血液が逆流し得る。実臨床では逆流防止弁やラインクランプで対策する。

d
正解

正しい。遠心ポンプはローラポンプのような圧閉による強い機械的ストレスが少なく、一般に血液損傷(溶血)はローラポンプより軽度とされる。高回転・高せん断での過度運転は別だが、通常運用での比較では遠心ポンプが有利。

e
正解

正しい。遠心ポンプは後負荷依存性の流量特性を示し、同じ回転数でも回路抵抗や末梢血管抵抗、血液粘度が変わると流量が変化する。後負荷増大で流量は低下する。

79
臨床工学技士国家試験 - 第25回 午後
重要度:低 正答率:73% 類似度 61.8% 解説あり
血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。
1
酸素吸入を行う。
2
血管拡張薬を注射する。
3
血液ポンプを停止する。
4
高気圧酸素療法を検討する。
5
左側臥位にして頭を低くする。

解説

血液浄化(透析)中の空気流入は静脈空気塞栓を想定して初期対応する。最優先はさらなる流入を止めることで、回路遮断・血液ポンプ停止を直ちに行う。体位は左側臥位かつ頭低位(Durant体位)として気泡を右心室内に滞留させ、肺動脈や中枢神経系への移行を抑える。高濃度酸素投与は低酸素血症の改善に加え、窒素洗い出しにより気泡を縮小させるため推奨される。神経症状や循環動態の破綻など重症例では高気圧酸素療法(HBO)を速やかに検討する。一方、血管拡張薬の投与は空気塞栓の標準的対処には含まれず、病態を改善しないうえ低血圧の悪化を招くおそれがあるため不適切である。

選択肢別解説

1
不正解

適切。空気塞栓が疑われる場合は高濃度酸素(可能なら100%)の投与が推奨される。低酸素血症の改善に加え、窒素の洗い出しにより気泡体積を縮小させうる。

2
正解

不適切(本問の誤り)。血管拡張薬の投与は空気塞栓の初期対応として推奨されず、塞栓そのものの排除・移動防止に寄与しない。むしろ循環虚脱傾向では低血圧を悪化させ得るため避ける。必要なのは流入遮断、適切体位、高濃度酸素投与、重症例での高気圧酸素療法の検討などである。

3
不正解

適切。空気のさらなる流入を防ぐため、直ちに血液ポンプを停止し、必要に応じて回路をクランプして遮断することが初期対応の最優先となる。

4
不正解

適切。神経症状や循環障害など重症例では高気圧酸素療法(HBO)が有効とされる。加圧により気泡が縮小し、組織酸素供給の改善も期待できるため早期検討が望ましい。

5
不正解

適切。左側臥位で頭低位(Durant体位)とし、気泡を右心系に留めて肺動脈流出路や脳循環への移行を抑制する目的がある。静脈空気塞栓の初期体位として広く用いられる。

33
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 61.8%
輸液ポンプを使用している患者を病室から検査室へ移送しているときにアラームが発生した。原因として考えられないアラームはどれか。
1
閉塞アラーム
2
滴下異常アラーム
3
気泡アラーム
4
電池電圧低下アラーム
5
薬液濃度異常アラーム
46
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 61.8%
血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。
1
抗凝固剤の濃度
2
静脈側の回路内圧
3
透析液のエンドトキシン濃度
4
透析液の粘度
5
消毒剤の残量
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