人体の構造及び機能の過去問


国試第31回午前:第9問

免疫について誤っているのはどれか。

1: 活性化したB細胞は抗体を産生する。

2: 肥満細胞がヒスタミンを放出して炎症を引き起こす。

3: マクロファージは抗原情報を提示する。

4: キラーT細胞がウイルスに感染した細胞を破壊する。

5: リンパ球が体内に侵入した細菌を貪食する。

国試第31回午前:第8問

近位尿細管で再吸収されないのはどれか。

1: 水

2: アンモニア

3: Cl-

4: Na+

5: ブドウ糖

国試第31回午前:第7問

心血管の構造について誤っているのはどれか。

1: 洞結節は右心房の近傍に存在する。

2: 左冠動脈は二本に分岐する。

3: 僧帽弁は三尖よりなる。

4: 右総頸動脈は腕頭動脈から分岐する。

5: 大動脈壁は三層構造よりなる。

国試第31回午前:第6問

ATPを最も多く合成するのはどれか。

1: 小胞体

2: ゴルジ体

3: リボソーム

4: ミトコンドリア

5: 核

国試第31回午前:第5問

外眼筋を支配する脳神経はどれか。

a: II

b: III

c: IV

d: VI

e: VII

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第1問

ホメオスタシスの意味に最も近いのはどれか。

1: 永 続

2: 恒 常

3: 耐 久

4: 反 復

5: 連 続

国試第30回午後:第9問

インスリンについて正しいのはどれか。

a: 1型糖尿病では分泌が低下する。

b: 膵島α細胞から分泌される。

c: 肝臓で脂肪分解を促進する。

d: 筋細胞で糖の取り込みを促進する。

e: 肥満ではインスリン感受性が低下する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第8問

血液中で最も多い白血球はどれか。

1: 単 球

2: 好中球

3: 好酸球

4: 好塩基球

5: リンパ球

国試第30回午後:第7問

誤っているのはどれか。

1: 脳血流は内頸動脈と椎骨動脈によって供給される。

2: 頸動脈に圧受容体が存在する。

3: 心臓迷走神経は心拍数を低下させる。

4: カテコラミンは血圧を上昇させる。

5: 冠動脈血流量は拡張期より収縮期の方が多い。

国試第30回午後:第6問

骨について誤っているのはどれか。

1: 頭頂骨は1個の骨からなる。

2: 頸椎は7個の椎体からなる。

3: 右前腕には2本の長管骨がある。

4: 肋骨は12対ある。

5: 右大腿には1本の長管骨がある。

国試第30回午前:第9問

高齢者に現れやすい歩行の特徴はどれか。

1: 歩幅が大きくなる。

2: 後傾姿勢になる。

3: すり足歩行になる。

4: 上肢の振りが大きくなる。

5: 地面を蹴り出す力が強くなる。

国試第30回午前:第8問

バソプレシンが作用するのはネフロンのどの部位か。

1: 糸球体

2: 近位尿細管

3: ヘンレ係蹄

4: 遠位尿細管

5: 集合管

国試第30回午前:第7問

心臓について誤っているのはどれか。

1: 洞房結節は右房に存在する。

2: 右冠動脈は腕頭動脈から分岐する。

3: 三尖弁は右房と右室との間に存在する。

4: 乳頭筋は心室内に存在する。

5: 上行大動脈は主肺動脈の背側を走行する。

国試第30回午前:第6問

正しいのはどれか。

1: 嚥下するとき喉頭蓋は開く。

2: 右肺は2葉からなる。

3: 吸気時に横隔膜は弛緩する。

4: 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。

5: 左主気管支は右主気管支に比べ、より体の長軸方向に分岐する。

国試第29回午後:第9問

末梢神経について誤っているのはどれか。

1: 太い神経ほど伝導速度は速い。

2: 電気刺激した部位から両方向に伝導する。

3: シナプスにおける興奮伝達は一方向性である。

4: 運動神経は有髄神経である。

5: 無髄神経では跳躍伝導が起こる。

国試第29回午後:第8問

ホルモンについて誤っているのはどれか。

1: 甲状腺刺激ホルモン(TSH)は下垂体前葉から分泌される。

2: バソプレシンには利尿作用がある。

3: メラトニンは夜間に増加する。

4: ヨードは甲状腺ホルモンの原料の一つである。

5: グルカゴンは血糖値を上昇させる。

国試第29回午後:第7問

ヒスタミン顆粒をもつのはどれか。

1: 単 球

2: 好中球

3: 好酸球

4: 好塩基球

5: リンパ球

国試第29回午後:第6問

肺気量について誤っているのはどれか。

1: 肺活量は肺の容積に等しい。

2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。

3: 成人の安静時1 回換気量は400?500 mL 程度である。

4: 成人の安静時呼吸回数は1 分間回程度である。

5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。

国試第29回午後:第5問

骨について誤っているのはどれか。

1: 脛骨は下腿の骨である。

2: 鎖骨は胸骨と関節をもつ。

3: 坐骨は腸骨の頭側にある。

4: 左右の頭頂骨の間には矢状縫合がある。

5: 軸椎は第2 頸椎(C2)である。

国試第29回午後:第4問

重層扁平上皮をもつのはどれか。

a: 胃粘膜

b: 腟粘膜

c: 食道粘膜

d: 膀胱内壁

e: 気管支内腔

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e