第33回ME2午後13問の類似問題

国試第36回午後:第68問

人工心肺による体外循環時に使用する薬剤と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。 

1: マンニトール浸透圧の調整 

2: アドレナリン心収縮力の増強 

3: ハプログロビン製剤出血の予防 

4: 乳酸加リンゲル液細胞外液の補正 

5: アルブミン製剤膠質浸透圧の調整 

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧

b: 動脈血酸素飽和度

c: 呼気終末二酸化炭素分圧

d: 動脈血二酸化炭素分圧

e: 一回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1: チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。

2: 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。

3: 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。

4: 無輸血手術は成人例より容易である。

5: 目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第17回午後:第44問

人工呼吸器からのウィーニング中断を判断する指標となるのはどれか。

a: Pa CO2が5mmHg減少した。

b: pHが0.3以上低下した。

c: 血圧が20mmHg以上上昇した。

d: 脈拍数が毎分20以上増加した。

e: 最大吸気圧が-35cmH2Oを示した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第42問

一次救命処置として正しいのはどれか。

a: 頭部後屈法は気道確保法の一つである。

b: ハイムリック法は上気道内の異物除去法の一つである。

c: ローロ人工呼吸法での一回換気量は2000mlを目標とする。

d: 体外式心マッサージ法は一分間に40回のペースで行う。

e: 成人の心臓マッサージでは胸骨を1cm以上圧迫しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第79問

血液透析中の空気誤入について誤っているのはどれか。

1: 進入路は穿刺針と回路との接続部が多い。

2: 重篤な徴候としてショックがみられる。

3: 直ちに右側臥位をとらせる。

4: 直ちに静脈回路を遮断する。

5: 急性期を過ぎたら高圧酸素療法を検討する。

国試第3回午前:第16問

臨床工学技士が行ってはならない業務はどれか。

1: 人工心肺の血液量の調節

2: 人工呼吸用マスクの患者への接続

3: 気管内チューブの挿管

4: モニタ用心電計電極の患者への装着

5: 血液浄化装置の穿刺針の内シャントへの接続

国試第7回午後:第35問

人工呼吸下の患者の動脈血二酸化炭素分圧を下げるために行う設定条件の変更で正しいのはどれか。

a: PEEP(呼気終末陽圧)を3cmH2Oから8cmH2Oにする。

b: 酸素濃度を40%から60%にする。

c: 換気回数を10回/分から15回/分にする。

d: 1回換気量二を400mlから600mlにする。

e: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:3にする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第70問

人工心肺中に人工肺の交換が必要なのはどれか。

a: 溶 血

b: 血漿漏出

c: wlung

d: 除泡能の低下

e: 回路内空気混入

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第90問

医療ガス供給について誤っているのはどれか。

1: 酸素は液化ガスタンクまたはガスボンベから供袷される。

2: 配管端末器における酸素のカラーコードは赤である。

3: 配管端末器における酸素の供袷圧は約4kgf/cm2である。

4: 医療ガス配管システムには圧縮空気供給装置が含まれる。

5: ピン方式は医療ガスの誤用防止に用いられる。

ME2第37回午後:第4問

吸着型酸素濃縮器で誤っているのはどれか。

1: 90%以上の酸素ガスを供給できる。

2: 酸素を選択的に吸着する。

3: 吸入時に加湿する。

4: 吸着剤にアルミノ珪酸塩を使用する。

5: 機器のそばでは防爆対策を行う。

ME2第28回午後:第11問

人工心肺のローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 構造が単純である。

2: 流量計がいらない。

3: 血圧の変動で流量が変化する。

4: オクルージョンの調整が必要である。

5: 弁機構がいらない。

国試第7回午後:第38問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 送血部位として左房が用いられる。

b: ローラポンプのチューブが完全圧閉の場合に高度の溶血が生じる。

c: 心内還流血はなるべく弱い圧で吸引するのがよい。

d: 送血カニューレはできるだけ大きなサイズがよい。

e: 回路の滅菌に使うエチレンオキサイドガス(EOG)は溶血に関係ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第9問

呼吸について正しいのはどれか。

1: 中枢化学受容器は髄液のpHの低下で刺激される。

2: 肺伸展受容体の反応は舌咽神経を介して呼吸中枢に伝わる。

3: 吸息運動は主として内肋間筋の収縮により行われる。

4: 胸腔内圧は呼息時には約+5mmHgになる。

5: 健常人では肺胞換気量は換気量とほぼ同一である。

国試第20回午後:第68問

血液透析回路への空気混入時の対応はどれか。(人工腎臓装置)

a: 酸素吸入

b: トレンデレンブルグ体位で左側臥位

c: 抗凝固薬の増量

d: 血液回路の冷却

e: 静脈回路の遮断

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第63問

加温加湿器使用中に生じないのはどれか。

1: うつ熱

2: 気道熱傷

3: 気道感染

4: 回路内結露

5: 吸気抵抗低下

国試第17回午後:第51問

人工心肺による低体温体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a: 空気塞栓症を予防する。

b: 血液の粘度を下げる。

c: 組織灌流を良好にする。

d: 使用血液量を節減する。

e: 生体の酸素需要を促進する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第6問

肺気量について誤っているのはどれか。

1: 肺活量は肺の容積に等しい。

2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。

3: 成人の安静時1 回換気量は400?500 mL 程度である。

4: 成人の安静時呼吸回数は1 分間回程度である。

5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。

国試第6回午前:第40問

誤っているのはどれか。

a: 重症筋無力症の急性増悪はICU入室の適応である。

b: 慢性呼吸不全の急性増悪はICU入室の適応である。

c: 肺シャントは肺の酸素加能に影響を及ぼす。

d: 酸素療法には換気を改善する直接的な作用がある。

e: 自発呼吸のない患者にはIMVを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第89問

ICUにおける医療ガス配管からの酸素の供給停止に対する処置について適切でないのはどれか。

a: ICUにいる医療従事者に酸素の供給が止まったことをすぐ知らせる。

b: 酸素を使用している患者のもとに予備の酸素ボンベをすぐ持参する。

c: ICUにある酸素のシャットオフバルブをすぐ開ける。

d: 院内にある人工呼吸器をすべてICUに集める。

e: 病院設備の責任者に酸素の供給が止まったことをすぐ連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e