第31回ME2午後11問の類似問題

国試第7回午後:第28問

人工呼吸器による患者管理について正しいのはどれか。

a: 調節呼吸モードで患者に自発呼吸がある場合にはファイティングに注意する。

b: 自発呼吸のある患者に人工呼吸器を接続しておくときはIPPV(間欠的場圧換気)モードで使用する。

c: 慢性呼吸不全患者では常に人工呼吸管理を行う。

d: 鉄の肺は現在よく使用される。

e: プレッシャーサポートとは患者が吸気を行うときに気道内に圧をかけて換気を補助する方法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第46問

高度管理医療機器でないのはどれか。

1: 人工呼吸器

2: 人工心肺装置

3: 自動電子式血圧計

4: 輸液ポンプ

5: 除細動器

国試第6回午前:第16問

正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞は冠動脈の閉塞によって起こる。

b: 肝硬変のときに起こる大量の吐血は食道静脈瘤の破裂による。

c: 脳には側副循環路は存在しない。

d: 心肥大は心臓を構成する細胞数の増加により起こる。

e: すべての組織は欠損すると再生する能力をもっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第70問

カリウムについて正しいのはどれか。

a: 人工心肺中は高カリウム血症になる。

b: インスリンはカリウムを細胞内に移動させる。

c: 低カリウム血症では不整脈が出やすくなる。

d: 心筋保護時の心停止には低カリウム液を用いる。

e: 溶血すると低カリウム血症になる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第71問

人工心肺使用時に血中カリウム濃度の上昇につながるのはどれか。

a: 赤血球液充填

b: カルシウム投与

c: インスリン投与

d: フロセミド投与

e: 代謝性アシドーシス

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第86問

人工臓器とその材料に要求される性質との組合せで適切でないのはどれか。

1: 人工弁 ――――――――― 抗血栓性

2: 人工関節 ―――――――― 耐摩耗性

3: 透析膜 ――――――――― 選択透過性

4: 人工血管 ―――――――― 耐熱性

5: ぺースメーカ ――――――- 耐腐食性

国試第33回午前:第79問

透析中の空気誤入の原因として考えられないのはどれか。

1: 動脈(脱血)側留置針と回路接続部の離断

2: 補液ラインの閉鎖忘れ

3: ポンプセグメント部回路の破損

4: エアードリップチャンバでの液面調整不良

5: 静脈(返血)側留置針の抜針

国試第13回午後:第39問

人工呼吸管理について誤っているのはどれか。

1: 肺疾患がない術後患者の呼吸管理は従圧式でもよい。

2: 自発呼吸のある患者にはPSVがよい。

3: 小児にはPCVがよい。

4: ARDSにはPEEPを付加する。

5: ウィーニングには従量式が必須である。

国試第19回午後:第65問

血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加

b: 高ナトリウム透析液の使用

c: 血液流量の増加

d: 使用透析器膜面積の拡大

e: 透析液温の低下(低温透析)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第44問

気管挿管下人工呼吸中に回路内圧が急激に上昇した。考えられる原因はどれか。(人工呼吸療法)

a: 気管チューブの閉塞

b: 気管チューブのカフの破れ

c: 呼吸回路の脱離

d: 呼気弁の開放不全

e: 気管支喘息発作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第72問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 鋼製持針器

5: 体外循環回路

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

3: ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 

4: 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 

5: 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

ME2第40回午後:第36問

PCPSで流量が低下する原因でないのはどれか。

1: 循環血液量が低下した。

2: 脱血回路が折れ曲がった。

3: 送血回路が折れ曲がった。

4: ベッドの高さを下げた。

5: 人工肺が詰まった。

国試第17回午後:第46問

人工呼吸による合併症で誤っているのはどれか。

1: 血圧低下

2: 気 胸

3: 気道感染

4: 心拍出量低下

5: 眼圧低下

国試第9回午後:第43問

人工呼吸下でファイティングの原因にならないのはどれか。

a: 輸液

b: 低二酸化炭素血症

c: 分泌物貯留

d: 鎮静不十分

e: 低酸素血症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第68問

膜型人工肺について正しいのはどれか。

1: 均質膜では血液は酸素ガスと直接接触することはない。

2: 気泡型人工肺よりもタンパク変性が生じやすい。

3: 均質膜は多数の微細な孔の開いている構造からなる。

4: 膜の形態はフィルム型とシート型とに大別される。

5: 均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。

国試第15回午後:第56問

人工心肺用ローラポンプの圧閉度調節のための試験回路の落差として正しいのはどれか。

1: 0.5m

2: 0.8m

3: 1.0m

4: 1.5m

5: 1.8m

国試第16回午前:第26問

完全体外循環中、患者の循環系に空気が入る原因となり得るのはどれか。

a: 左房ベントに陰圧がかかりすぎたとき

b: 貯血槽に十分な血液がないとき

c: 送血ポンプに逆流が生じたとき

d: 術野の吸引が十分でないとき

e: 脱血回路側に過度の陰圧がかかったとき

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 血液を希釈すると増加する。

2: 低体温にすると増加する。

3: 末梢血管抵抗が減少すると減少する。

4: 小さな口径のカニューレを使うと増加する。

5: 血液粘度が上昇すると増加する。

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。