第4回国試午前26問の類似問題

国試第12回午前:第28問

低ナトリウム血症について正しいのはどれか。

a: 健常者の血清ナトリウム値は約140mEq/lである。

b: 高血糖は偽性低ナトリウム血症の原因となる。

c: 意識レベルは低下しない。

d: 直ちに生理食塩液の補給を行う。

e: 抗利尿ホルモン(ADH)分泌過剰でみられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午前:第4問

肝臓について正しいのはどれか。

1: 腹腔左上部に位置している。

2: 重量は200g程度である。

3: 胆汁を生成している。

4: 再生能力が弱い。

5: 尿素をアンモニアへ変換している。

国試第27回午前:第83問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘度が増加する。

2: 毛細血管内を通過する赤血球は変形する。

3: 脈波伝搬速度は最高血圧で変化する。

4: 体動脈圧の最高値は末梢に行くにしたがって単調に低下する。

5: コロトコフ音は血圧測定に用いられる。

国試第3回午後:第46問

正しいのはどれか。

a: 腹膜潅流における単位時間当たりの尿素の除水量は増加する。

b: CAPDで液の貯留時間を延長すると単位時間あたりの除水量は増加する。

c: CAVHは長時間にわたって行われるため心臓の負担が大きい。

d: CAPDでは不均衡症状は起こりにくい。

e: 二重濾過液將交換法はアルブミン回収を目的として改良された血液交換法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第79問

維持血液透析における尿素のKt/Vについて誤っているのはどれか。

1: 透析量を表す。

2: 1.2以上が推奨されている。

3: 蛋白異化率に比例する。

4: 生命予後規定因子である。

5: 無次元数である。

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第16回午後:第53問

体外循環ウィーニング中の生体監視項目とその指標との組合せで誤っているのはどれか。

1: 動脈圧 ---------- 末梢血管抵抗

2: 中心静脈圧 ------ 循環血液量

3: 左房圧 ---------- 左室機能

4: 血液ガス -------- 脳血流量

5: 尿量 ------------ 腎血流量

国試第16回午前:第8問

細胞外液について正しいのはどれか。

1: カリウムイオン濃度は約1mM(mmol/L)である。

2: pHが7.20であればアルカローシスであると判断できる。

3: 量は細胞内液の約2倍である。

4: 量が増大すると電解質コルチコイドの分泌が増す。

5: 浸透圧が上昇すると抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増す。

国試第31回午前:第71問

乳児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無血充填時の希釈率が高くなる。

b: 体表面積当たりの至適潅流量が多い。

c: 至適潅流圧が高い。

d: 無輸血体外循環が容易である。

e: 水分バランスの管理が容易である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第66問

我が国の透析患者について正しいのはどれか。

a: 患者数は人口100万人当たり約1800人である。

b: 年間導入患者数では糖尿病性腎症が最も多い。

c: 年間医療費は約10兆円である。

d: 年間粗死亡率は約20%である。

e: 死因第一位は悪性腫瘍である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第13問

血液循環について正しいのはどれか。

a: 上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる

b: 肺静脈は中心静脈である。

c: 門脈は肝臓に流入する。

d: 大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。

e: 冠循環では動脈間吻合は少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第15問

健常人の腎臓においてクリアランスがゼロである物質はどれか。

1: パラアミノ馬尿酸

2: クレアチニン

3: イヌリン

4: グルコース

5: 尿素

国試第8回午後:第41問

体外循環について正しいのはどれか。

a: 体外循環では末梢循環に非生理的灌流がある。

b: 大静脈からの脱血には強い陰圧を用いる。

c: 血液フィルタを人工肺の直前に挿入する。

d: 無血体外循環では自己血回収装置を用いる。

e: 至適灌流量は末梢血管抵抗などを基にして決める。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。

b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。

c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。

d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。

e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第12問

肝臓について正しいのはどれか。

a: 肝臓は横隔膜の上面に接している。

b: 肝静脈は門脈に流入する。

c: 毛細胆管は肝小葉内部に分布する。

d: 胆嚢は肝臓で生成された胆汁を一時蓄える。

e: 肝門は肝臓上面に開いている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第54問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係がない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一血液透析器を用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析器圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血流量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第29問

糸球体機能検査はどれか。(腎臓・泌尿器学)

1: 尿中カリウム排泄量

2: 濃縮試験

3: クレアチニンクリアランス

4: 尿pH

5: 尿浸透圧

国試第17回午前:第35問

健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。

1: 35ml/kg

2: 55ml/kg

3: 75ml/kg

4: 95ml/kg

5: 115ml/kg

国試第28回午後:第78問

血液透析中に血圧低下をしばしば認める患者への対応で誤っているのはどれか。

1: 体外限外濾過法(ECUM)を追加する。

2: 透析液ナトリウム濃度を増加させる。

3: 時間除水量を増加させる。

4: 透析液温度を低下させる。

5: 食事からのナトリウム摂取量を減少させる。

国試第14回午前:第34問

健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。

1: 35ml/kg

2: 55ml/kg

3: 75ml/kg

4: 95ml/kg

5: 105ml/kg