ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。
a: その物質の血漿中濃度
b: その物質の尿中濃度
c: 尿量
d: 腎血漿流量
e: 糸球体濾過量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
尿素クリアランスについて正しいのはどれか。
a: 血液透析では限外濾過流量に依存しない。
b: 血液透析では透析流量を増すと減少する。
c: 血液透析では血流量を越えることはない。
d: 血液濾過では濾過流量にほぼ等しい。
e: 活性炭を直接用いた直接血液潅流ではほとんど零に等しい。
クレアチニンクリアランスに関係しない項目はどれか。
1: 血清クレアチニン
2: 尿中クレアチニン
3: ヘモグロビン濃度
4: 体表面積
5: 一日尿量
血液透析によって積極的に除去すべき血中の物質はどれか。
a: クレアチニン
b: 尿素
c: b2-ミクログロブリン
d: 重炭酸
e: ヘモグロビン
健常人でも尿中に常時排泄されているのはどれか。(人の構造及び機能)
1: K+
2: 赤血球
3: アミノ酸
4: グルコース
5: グロブリン
健常人の腎臓について誤っているのはどれか。
a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。
b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。
c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。
d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。
e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ダイアライザのクリアランスで血流量の影響をもっとも受けやすい溶質はどれか。
1: 尿 素
2: ビタミンB12
3: β2-ミクログロブリン
4: α1-ミクログロブリン
5: アルブミン
腎糸球体濾過量推定に有用な物質はどれか。
1: ブドウ糖
2: アミノ酸
3: Na +
4: クレアチニン
5: Ca2+
血液透析によって積極的に除去すべき成分はどれか。
a: アミノ酸
b: 尿 素
c: リ ン
d: b 2 -ミクログロブリン
e: アルブミン
クレアチニンクリアランスの測定時に必要でないのはどれか。(臨床医学総論)
1: 血清クレアチニン値
2: 一日尿量
3: 身 長
4: 体 重
5: 腹 囲
尿細管でほとんど再吸収されない物質はどれか。
2: 水
3: クレアチニン
4: アミノ酸
5: ナトリウムイオン
正しい組合せはどれか。
a: 副腎皮質 ――――――――――---- アドレナリン
b: 副腎髄質 ――――――――――---- アルドステロン
c: 甲状腺 ―――――――――――---- カルシトニン
d: 上皮小体(副甲状腺) ――― -------- パラソルモン
e: 膵臓 ――――――――――――---- グルカゴン
腎不全で誤っているのはどれか。
1: 尿素窒素の上昇
2: 高カリウム血症
3: 低リン血症
4: アシドーシス
5: クレアチニンの上昇
クレアチニン・クリアランスの計算・評価で考慮する必要がないのはどれか。
1: 年 齢
2: 体 重
3: 血清クレアチニン
4: 性 別
5: 尿 酸
腎臓で産生されないのはどれか。
1: エリスロポエチン
2: レニン
3: 活性型ビタミンD
4: HCO3-
5: アルドステロン
主に腎臓で分泌されるホルモンはどれか。
a: レニン
b: アルドステロン
c: 抗利尿ホルモン
d: ナトリウム利尿ペプチド
e: エリスロポエチン
クレアチニンの血漿中濃度2.0mg/dL、尿中濃度60mg/dL、1時間の尿量は120 mLであった。クレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
1: 20
2: 30
3: 60
4: 90
5: 120