第32回国試午前75問の類似問題

国試第8回午前:第19問

ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。

a: その物質の血漿中濃度

b: その物質の尿中濃度

c: 尿量

d: 腎血漿流量

e: 糸球体濾過量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第49問

血漿交換について正しいのはどれか。

1: 二重濾過法の2本目の濾過器により血液成分とアルブミンを分離する。

2: 二重濾過法の1本目の濾過器に入る血液は生理食塩液を用いて希釈する。

3: 二重濾過法では疾患の原因となるグロブリン分画を除去する。

4: 単純濾過法では置換液に濃厚赤血球を用いる。

5: 単純濾過法では抗凝固薬としてヘパリンを用いることはできない。

国試第21回午後:第50問

体外循環における血液希釈について正しいのはどれか。

a: 血液粘性の増加

b: 酸素運搬能の増加

c: 輸血量の減少

d: 溶血の軽減

e: 膠質浸透圧の上昇

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第33問

健常成人について正しいのはどれか。

a: 糸球体濾過率(GFR)は腎血漿流量(RPF)の約5倍である。

b: 近位尿細管を流れる濾液は高張性である。

c: 遠位尿細管では水の再吸収が行われる。

d: ヘンレ係蹄で濾液が濃縮される。

e: 腎へ流れ込む血液量は心拍出量の約1/4である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第63問

正しいのはどれか。

a: 血漿の物性は白血球数できまる。

b: 血液循環は生体内輪送作用の一つである。

c: 細胞への物質輸送には組織圧が関係する。

d: 細胞膜の電気容量は1μF/cm2程度である。

e: 生体が興奮現象を生じていることを生体の受動的性質という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第62問

正しいのはどれか。

a: 生体の水分量は重量比で約60%である。

b: 血液の粘度は水に比べて小さい。

c: 細胞外液は非流動性の液体である。

d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。

e: 血漿は弱アルカリ性である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第81問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。

b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。

c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。

d: 血液はニュートン流体とみなせる。

e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第75問

血液透析によって積極的に除去すべき血中の物質はどれか。 

a: クレアチニン 

b: 尿素 

c: b2-ミクログロブリン 

d: 重炭酸 

e: ヘモグロビン 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第31問

正しいのはどれか。

1: 正常では、糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きると、レニンーアンジオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つに、ネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントは、表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第18回午後:第58問

血液濾過で濾過を駆動するのはどれか。(血液浄化装置)

1: 密度差

2: 濃度差

3: 浸透圧差

4: 速度差

5: 圧力差

国試第16回午後:第59問

透析器のクリアランスを求めるのに用いられるのはどれか。

a: 中空糸本数

b: 膜面積

c: 透析液流量

d: 入口血液中溶質濃度

e: 出口透析液中溶質濃度

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第42問

正しいのはどれか。

a: 半透膜は溶液中の溶媒のみ透過させる。

b: EUCMは補液置換する限外濾過である。

c: 体液量が正常化されたときには心胸比は50%以上となる。

d: シングルパスは透析器に透析液を再循環させない方式である。

e: 分画曲線は溶質の分子量とふるい係数との関係を表した曲線である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第77問

血漿交換療法について正しいのはどれか。 

a: 免疫疾患の治療に用いられる。

b: 血小板は血漿分離膜を通過する。

c: 血漿を冷却すると濾過率が上昇する。

d: 単純血漿交換療法では置換補充液にリンゲル液を用いる。

e: 二重膜濾過法は置換補充液を節約できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第71問

体外循環における血液希釈の目的として正しいのはどれか。

a: 血液粘性の増加

b: 酸素運搬能の増加

c: 輸血量の減少

d: 溶血の軽減

e: 膠質浸透圧の上昇

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第77問

血液浄化法に用いられる透析膜で誤っているのはどれか。

1: 酢酸セルロース膜は合成高分子膜に比べて蛋白が吸着しにくい。

2: ポリアクリロニトリル膜は、ACE 阻害薬を投与されている患者には禁忌である。

3: ポリメチルメタクリレート膜は非対称構造を有する。

4: ポリスルホン膜はポリビニルピロリドンを含む。

5: エチレンビニルアルコール膜は親水性である。

国試第16回午前:第9問

血液について正しいのはどれか。

1: 血液から血球成分を除いた上清を血清という。

2: 血液中で血球がしめる重量百分率をヘマトクリット値という。

3: 単球は白血球の約20%を占める大型細胞である。

4: 好中球は抹消血中で最も多く認められる顆粒球である。

5: 赤血球はTCA回路によって好気的にエネルギー(A7P)を得る。

ME2第34回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: 体液の約2/3は細胞内にある。

2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。

4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。

5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。

国試第11回午後:第57問

血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液流入部および流出部の血清クレアチニン濃度は、それぞれ15mg/dl、3mg/dlであった。この透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし、限外濾過量は0とする。

1: 100

2: 120

3: 140

4: 160

5: 200

国試第31回午前:第74問

オンライン血液透析濾過で正しいのはどれか。

1: 透析液とは別にバッグに入った置換液が必要である。

2: 透析困難症とアミロイドーシスに保険適応疾患が限られる。

3: わが国では前希釈法が主流である。

4: エンドトキシン捕捉フィルタは不要である。

5: 血液浄化器には血液透析と同じダイアライザが使用される。

国試第10回午前:第64問

血液の検体計測について正しい組合せはどれか。

a: グルコース ――――――――------- 光電比色計

b: LDH ―――――――――---------- 紫外可視分光光度計

c: カリウムイオン ――――――-------- ポーラログラフ

d: へマトクリット ――――――--------- ISFET

e: pH――――――――――――------- クラーク電極

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e