体液について正しいのはどれか。
1: 成人男性の水分量は体重の約60%である。
2: 体重あたりの水分量は成人のほうが乳幼児よりも多い。
3: 体液の約30%は細胞内にある。
4: Na+の濃度は細胞内のほうが細胞外よりも高い。
5: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。
体液について誤っているのはどれか。
1: 体液は成人男性で体重の約40%である。
2: 体液の約2/3は細胞内にある。
3: 体液量(比率)は加齢とともに減少する。
4: 細胞内液にはK+が多い。
5: 体液はpH7.4付近に維持されている。
血液と体液について誤っているのはどれか。
1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2: 血液から血球成分を除いた部分が血漿である。
3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4: 1mmol/Lの濃度のCa2+イオンは1mEq/Lに等しい。
5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
正しいのはどれか。
a: ヒトの総水分量は体重の約60%である。
b: カリウムは細胞外より細胞内に多く分布する。
c: 細胞内のpHは組胞外より高い。
d: ナトリウムは細胞外より細胞内に多く分布する。
e: リンは血漿より組胞内に多く分布する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。(人の構造及び機能)
1: 体液は成人体重の60%を占める。
2: 細胞外水分量は体液の60%を占める。
3: 静脈圧の上昇によって浮腫が生じる。
4: 血漿膠質浸透圧の低下によって浮腫が生じる。
5: リンパ管の閉塞によって浮腫が生じる。
誤っているのはどれか。
2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。
4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。
a: 生体の水分量は重量比で約60%である。
b: 血液の粘度は水に比べて小さい。
c: 細胞外液は非流動性の液体である。
d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。
e: 血漿は弱アルカリ性である。
正常成人男性の体液について誤っているのはどれか。
a: 全水分量は体重の約60%である。
b: 細胞外液量は体重の約20%である。
c: 細胞内液と細胞外液のNa+濃度は等しく、約140mEq/Lである。
d: 細胞内液と細胞外液のK+濃度は等しく、約5mEq/Lである。
e: 細胞内液の尿素濃度は細胞外液のそれよりも高い。
細胞外液について正しいのはどれか。
1: カリウムイオン濃度は約1mM(mmol/L)である。
2: pHが7.20であればアルカローシスであると判断できる。
3: 量は細胞内液の約2倍である。
4: 量が増大すると電解質コルチコイドの分泌が増す。
5: 浸透圧が上昇すると抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増す。
健常成人で誤っているのはどれか。
1: 血液は体重の約20%を占める。
2: 血漿成分は血液の55~65%程度を占める。
3: 血漿中にはフィブリノゲンが含まれる。
4: 血液の全容積のうち血球の占める割合をヘマトクリット値という。
5: 血球は赤色骨髄で産生される。
健常人の腎臓について誤っているのはどれか。
a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。
b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。
c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。
d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。
e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液について正しいのはどれか。
1: ヘマトクリットは血液1mm3中の赤血球の数を表す。
2: 赤血球の中のヘモグロビンは銅を含む蛋白質である。
3: 顆粒球はリンパ球の一種である。
4: 血小板は有核の細胞である。
5: 血漿の蛋白質のうち最も多いのはアルブミンである。
a: 血漿の物性は白血球数できまる。
b: 血液循環は生体内輪送作用の一つである。
c: 細胞への物質輸送には組織圧が関係する。
d: 細胞膜の電気容量は1μF/cm2程度である。
e: 生体が興奮現象を生じていることを生体の受動的性質という。
1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。
2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。
3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。
4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。
5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。
正常成人の腎について誤っているのはどれか。
1: 成人の血液量は体重の1/13程度である。
2: 血小板は一次止血に関与する。
3: (成熟)赤血球には核がある。
4: 好酸球数が増加したときはアレルギーを疑う。
5: 好中球数が増加したときは細菌感染を疑う。
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。
1: 血漿は非圧縮性流体である。
2: 大血管内の血液の流れは層流である。
3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。
1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。
2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。
血液の流れについて正しいのはどれか。
a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。
b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。
c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。
d: 血液はニュートン流体とみなせる。
e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。
1: 毛細血管中の流れは層流である。
2: レイノルズ数が約2000を超えると層流から乱流へ変わる。
3: 血液はニュートン流体である。
4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
5: 生体組織の弾性はヤング率で表される。
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