第26回国試午後76問の類似問題

ME2第33回午前:第58問

透析について誤っているのはどれか。

1: 透析回路内への造血剤の投与が可能である。

2: 透析回路内へのビタミンD製剤の投与が可能である。

3: 緊急時には透析を中断することもある。

4: 静脈圧上昇の原因として回路内凝固がある。

5: インスリンは透析されるため高血糖をきたすことがある。

国試第25回午後:第71問

人工心肺時の血液希釈で正しいのはどれか。

a: 溶血量が軽減する。

b: 酸素運搬能が増加する。

c: 血液粘稠度が増加する。

d: 膠質浸透圧が増加する。

e: 組織血液を良好にする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第69問

人工心肺装置について誤っている組合せはどれか。

a: 冠灌流回路 --------------------- 心内圧の低減

b: 血液濃縮器 --------------------- 余剰水分の排出

c: 動脈フィルター ------------------ 微小気泡の除去

d: 血液吸引回路 ------------------ 術野内の血液回収

e: ベント回路 --------------------- 心筋保護液の注入

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第26問

大動脈弁閉鎖不全症の逆流を確認したい。造影剤カテーテルの先端留置位置で正しいのはどれか。

1: 右心房

2: 右心室

3: 左心室

4: 大動脈弓

5: 大動脈基部

ME2第28回午後:第22問

動脈血ガス分析検査について正しいのはどれか。

1: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。

2: 採血後は注射器内の血液を攪拌してはいけない。

3: 測定値は採血時の室温で補正する。

4: 測定前の一時保管は37℃の恒温槽に入れる。

5: 注射筒内に混入した気泡は直ちに除去する。

国試第17回午前:第13問

血液循環について正しいのはどれか。

a: 上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる

b: 肺静脈は中心静脈である。

c: 門脈は肝臓に流入する。

d: 大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。

e: 冠循環では動脈間吻合は少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第69問

人工心肺における遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 流量計は不要である。

b: 吸引ポンプに用いることができる。

c: ローラポンプに比べて血液損傷が少ない。

d: 回路閉塞時に回路破裂の心配がない。

e: 空気を送り込む心配がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第25問

熱希釈式心拍出量測定について正しいのはどれか。

1: カテーテル先端は肺動脈に留置する。

2: カテーテル先端孔から注入液を注入する。

3: 注入液には約0℃の滅菌蒸留水を使用する。

4: 注入液は心臓を刺激しないようにゆっくり注入する。

5: 同じカテーテルならば注入液量が変わってもカテーテル係数は変更しない。

国試第28回午後:第9問

正しいのはどれか。

1: 肝臓の栄養血管は門脈である。

2: 肝静脈は胃腸からの血液を肝臓に運ぶ。

3: 担管は胆汁を空腸に運ぶ。

4: 肝小葉の中で肝細胞は放射状に配列している。

5: 肝細胞はブドウ糖からアルブミンを作る。

国試第4回午前:第26問

健常人の腎臓について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

3: ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 

4: 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 

5: 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第33回午後:第74問

成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しいのはどれか。

1: 貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。

2: 動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。

3: 脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。

4: 人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。

5: 脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

国試第3回午前:第38問

腎移植について正しいのはどれか。

a: レシピエントが小児の場合は成人より生着率が低い。

b: コリンズ液は単純冷却保存に用いられる。

c: 全身感染症による死亡者はドナーになれない。

d: ABO血液型は同一でなければならない。

e: 血漿交換療法は拒絶反応抑制には役に立たない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中の電解質、内分泌系の変動で正しいのはどれか。

a: 血中ナトリウム濃度は低下する。

b: 血中カリウム濃度は低下する。

c: 赤血球液の使用で血中カルシウム濃度は上昇する。

d: インスリンの過剰分泌により低血糖になりやすい。

e: バソプレシンは増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第7問

臨床工学技士の業務で正しいのはどれか。(関係法規)

1: 乳酸リンゲル液を用いた静静脈確保のための穿刺を行う。

2: 酸素療法の際、自ら判断して酸素の投与量を設定する。

3: 医師の指示を受けて人工呼吸装置の操作を行う。

4: 看護師に血液透析回路への補液を指示する。

5: 医師の指示を受けてIABPのカテーテルを挿入する。

国試第6回午前:第16問

正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞は冠動脈の閉塞によって起こる。

b: 肝硬変のときに起こる大量の吐血は食道静脈瘤の破裂による。

c: 脳には側副循環路は存在しない。

d: 心肥大は心臓を構成する細胞数の増加により起こる。

e: すべての組織は欠損すると再生する能力をもっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第70問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈バルーンカテーテル

2: 冠動脈拡張バルーンカテーテル

3: IVHカテ-テル

4: 鋼製尿道カテーテル

5: 血栓除去用バルーンカテーテル(フォガティ・カテーテル)

国試第30回午後:第72問

乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無輸血体外循環が容易である。

b: 体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。

c: 目標灌流圧が低い。

d: 体液バランスの不均衡が生じやすい。

e: 急速な冷却が望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第11問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: 静脈から脱血し、酸素加した血液を動脈に送る。

2: 現在の人工肺の主流は気泡型人工肺である。

3: 血液ポンプにはローラポンプと遠心ポンプがある。

4: 出血を回収する吸引回路がある。

5: 代謝を下げるために低体温にすることがある。

国試第32回午後:第71問

人工心肺中の血液への影響について正しいのはどれか。

a: 送血ポンプは溶血の原因になる。

b: T細胞やNK細胞の活性が低下する。

c: 顆粒球は人工心肺開始直後から一過性に増加する。

d: 血小板は70~80%減少する。

e: 溶血によりハプトグロピンが増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e