第24回国試午後77問の類似問題

国試第31回午後:第74問

IABPの適応について正しいのはどれか。

a: 冠動脈ステント再狭窄予防

b: 人工心肺離脱困難

c: 開心術後低心拍出量症候群

d: 急性心筋梗塞後心室中隔穿孔を合併した心原性ショック

e: 冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞予防

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第74問

経皮的冠状動脈形成術(PTCA)について正しいのはどれか。

a: バルーンの拡張圧は100気圧である。

b: エックス線透視下に施行する。

c: ガイドワイヤを使用する。

d: 冠状動脈へのステント留置は禁忌である。

e: 術後の抗凝固療法は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。

国試第1回午前:第16問

たとえ医師の指示があっても、臨床工学技士が行ってはならない業務はどれか。

a: 気管内挿管

b: 血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続

c: 導出電極の皮膚への接続

d: 人工呼吸用マスクの患者への接続

e: 人工心肺装置用カニューレの血管への接続

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第78問

維持血液透析患者の内シャントに関連した合併症はどれか。

a: スチール症候群

b: 不均衡症候群

c: 手根管症候群

d: 静脈高血圧症

e: 静脈瘤

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第37問

冠動脈のインターペンション(PCI)について正しいのはどれか。

a: エックス線装置は不要である。

b: 鎖骨下静脈を穿刺する。

c: 100気圧でバルーンを拡張する。

d: 再狭窄防止にステントを挿入する。

e: ロータプレータ使用で一時的な冠動脈血流減少が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1: 溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 

2: 代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 

3: ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 

4: ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 

5: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第9回午後:第53問

人工心肺装置を用いた体外循環中に空気塞栓が発生した。 送血停止の後に行うべき処置として正しいのはどれか。

1: トレンデレンブルグ体位にして低温で上大静脈送血を行う。

2: ファウラー体位にして低温で大動脈送血を行う。

3: トレンデレンブルグ体位にして高温で大動脈送血を行う。

4: ファウラー体位にして高温で上大静脈送血を行う。

5: 仰臥位にして低温で大動脈送血を行う。

国試第27回午前:第74問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 落差脱血では少なくとも1m以上の落差を確保する。

2: 吸引からの戻りが多い場合は脱血量よりも送血流量を増やす。

3: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入をできるだけ深くする。

4: 脱血不良時には利尿剤を投与して尿量を増やす。

5: 大動脈解離を認めたら送血流量を上げる。

国試第27回午後:第73問

補助人工心臓について誤っているのはどれか。

1: 左室脱血は左房脱血よりも高流量を得やすい。

2: 体外設置型の拍動流型補助人工心臓は空気駆動方式のものが多い。

3: 体内埋込み型では主に連続流型が用いられる。

4: 欧米では末期重症心不全患者の最終治療として用いられている。

5: 患者の右心機能が低下すると左心補助人工心臓の補助流量は増加する。

国試第36回午前:第37問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

a: 気腹には亜酸化窒素を使用する。 

b: 気腹により下半身からの静脈還流量は増加する。 

c: 気腹により横隔膜は挙上する。 

d: トロッカは体腔へのアクセスに用いる。 

e: 超音波吸引手術装置の使用は禁忌である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第90問

臨床工学技士が行えない業務はどれか。(医用機器安全管理学)

1: 酸素吸入用鼻カニューレ先端部の身体への接続

2: 血液浄化装置の穿刺針の内シヤントヘの穿刺

3: 気管チューブの気管内への挿入

4: 生命維持管理装置の導出電極の患者皮膚への接続

5: 生命維持管理装置に組み込まれた心電計の監視

国試第1回午前:第64問

医用セラミックスの用途として適切なのはどれか。

a: 人工骨頭

b: 人工歯根

c: 人工肺

d: ソフトコンタクトレンズ

e: 人工血管

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第70問

人工心肺装置に用いる血液ポンプで誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: ローラポンプは吸引回路に用いられる。

b: ローラポンプで駆出される血液量は回転数に正比例する。

c: ローラポンプは遠心ポンプよりも血液損傷が軽度である。

d: 遠心ポンプはチューブ圧閉度の調節が必要である。

e: 遠心ポンプは同じ回転数でも流量が後負荷によって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 血液を希釈すると増加する。

2: 低体温にすると増加する。

3: 末梢血管抵抗が減少すると減少する。

4: 小さな口径のカニューレを使うと増加する。

5: 血液粘度が上昇すると増加する。

国試第6回午前:第16問

正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞は冠動脈の閉塞によって起こる。

b: 肝硬変のときに起こる大量の吐血は食道静脈瘤の破裂による。

c: 脳には側副循環路は存在しない。

d: 心肥大は心臓を構成する細胞数の増加により起こる。

e: すべての組織は欠損すると再生する能力をもっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第74問

成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しいのはどれか。

1: 貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。

2: 動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。

3: 脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。

4: 人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。

5: 脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

国試第23回午後:第70問

人工心肺中のトラブルと対処について誤っているのはどれか。

1: 溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。

2: 代謝性アルカローシス時には重炭酸ナトリウムを追加する。

3: ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。

4: ACTが延長しない時にはヘパリンを追加する。

5: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。

国試第34回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中の電解質、内分泌系の変動で正しいのはどれか。

a: 血中ナトリウム濃度は低下する。

b: 血中カリウム濃度は低下する。

c: 赤血球液の使用で血中カルシウム濃度は上昇する。

d: インスリンの過剰分泌により低血糖になりやすい。

e: バソプレシンは増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第74問

腹腔鏡下手術について正しいのはどれか。

1: 気腹には二酸化炭素が用いられる。

2: 電気メスの使用は禁忌である。

3: 従来の開腹手術ほどの生体情報モニタは必要でない。

4: 腹腔内では腹腔鏡のレンズは曇らない。

5: 従来の開腹手術と違い深部静脈血栓症は起こらない。