第9回国試午後55問の類似問題

国試第24回午前:第75問

血液透析の目的はどれか。(生体機能代行装置学)

a: 余分な水分を除去する。

b: 電解質濃度を調節する。

c: 生体内の活性酸素を除去する。

d: エリスロポエチンの産生を促す。

e: 代謝性アシドーシスを是正する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1: 溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 

2: 代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 

3: ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 

4: ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 

5: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第7回午後:第43問

人工心肺による体外循環中、血液に現れる影響はどれか。

a: 赤血球の損傷

b: ヘマトクリット値の増加

c: 異常白血球の出現

d: 血漿たんぱくの変性

e: 血小板の減少

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第30問

血液濾過法が通常の血液透析に優る点はどれか。

a: 大量補充液が不要である。

b: 補体を活性化しやすい。

c: 中分子物質の除去効率がよい。

d: 低血圧症例に有利である。

e: 透析困難症例に有利である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第45問

血液透析について正しいのはどれか。

a: 尿素の除去は半透膜を介しての拡散による。

b: ナトリウムの除去は除水量に依存する。

c: 代謝性アシドーシスの是正は透析液中の乳酸による。

d: 血液中からの無機リンの除去効率は尿素よりよい。

e: カルシウムの移動は血液中のイオン化カルシウムと透析液中のカルシウムイオンとの濃度差による。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第78問

不(cid:13432)衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。

1: 血液流量を低く設定する。

2: マンニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。

国試第14回午後:第85問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。

2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。

3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。

4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。

5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。

国試第2回午前:第55問

誤っているのはどれか。

a: ヘマトクリットが40%前後の正常血液の粘度は37°Cにおいて1~1.5cPである。

b: 血漿は流速によって粘性が変化する非ニュートン流体である。

c: シグマ現象とは血管径の減少に伴って血液の見かけの粘性が減少するような現象である。

d: 細い血管中の血流では血球の軸集中現象がみられる。

e: 赤血球は血液の非ニュートン性の原因となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第10問

腎臓について誤っているのはどれか。

1: 体液の浸透圧を調節する。

2: ビタミンDを活性化させる。

3: 糸球体で濾過が行われる。

4: 原尿の約60%は尿細管で再吸収される。

5: 原尿の再吸収には抗利尿ホルモンが関係する。

国試第5回午前:第41問

血液浄化法の適応として誤っているのはどれか。

1: 腎不全

2: 肝不全

3: 薬物中毒

4: 代謝異常

5: 再生不良性貧血

国試第19回午後:第52問

人工心肺装置を用いる体外循環について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固時間を短くし、出血を抑える。

b: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する。

c: 低体温は人工心肺の安全限界を広げる。

d: 体が大きくなると単位体表面積当たりの灌流量は減少する。

e: 灌流量が不足すると混合静脈血酸素飽和度は高くなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の溶血について正しいのはどれか。

1: 膜型肺より気泡型肺の方が溶血は少ない。

2: 遠心ポンプよりローラポンプの方が溶血は少ない。

3: 高度溶血例ではヘパリンを追加する。

4: 細い送血カニューレを用いると溶血は少なくなる。

5: 血中カリウム濃度が上昇した場合、高度溶血を疑う。

国試第11回午後:第50問

人工心肺施行中の生理学的変化として誤っているのはどれか。

1: 代謝性アシドーシス

2: α波の消失

3: 尿量の減少

4: 血糖値の上昇

5: 血小板数の増加

国試第25回午後:第79問

血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入を行う。

2: 血管拡張薬を注射する。

3: 血液ポンプを停止する。

4: 高気圧酸素治療を検討する。

5: 左側臥位にして頭を低くする。

国試第23回午前:第75問

腎臓の機能について誤っているのはどれか。

1: 代謝産物を排泄する。

2: 体内水分量を調節する。

3: アルドステロンを産生する。

4: 腎不全ではアシドーシスを起こす。

5: 低下すると血清クレアチニン濃度が上昇する。

国試第28回午前:第74問

人工心肺による体外循環中の溶血の直接的原因とならないのはどれか。

1: 大量吸引の持続

2: 脱血不良

3: 異型輸血

4: 血液希釈

5: 過度の加温

国試第15回午後:第52問

低体温時に上昇するのはどれか。

a: 動脈圧

b: 血液のpH

c: 末梢血管抵抗

d: 血液の粘度

e: 酸素消費量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第75問

血液透析器のクリアランスが大きくなるのはどれか。

1: 透析液流量を減らす。

2: 透析時間を短くする。

3: 限外濾過流量を減らす。

4: 血液入口側の血流量を減らす。

5: 透析膜面積を大きくする。

ME2第34回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: 体液の約2/3は細胞内にある。

2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。

4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。

5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。

ME2第31回午前:第9問

腎臓の働きで誤っているのはどれか。

1: 酸・塩基平衡を調節する。

2: 血小板増加因子を分泌する。

3: 体液量を調節する。

4: カリウムの排出を行う。

5: 濾過と再吸収を行う。