第9回国試午後55問の類似問題

国試第27回午後:第72問

人工心肺による体外循環で潅流圧低下を引き起こすのはどれか。

a: 大動脈遮断解除

b: 血漿増量剤投与

c: 冷却開始

d: 血管収縮剤投与

e: 大動脈解離

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第53問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側への空気誤入

b: 透析液側への漏血

c: 静脈側の回路内圧

d: 動脈血酸素分圧

e: 血清カリウム濃度

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第40問

体外循環に用いられる血液ポンプについて誤っているのはどれか。

a: 遠心ポンプでは末梢血管抵抗により流量が変化する。

b: 遠心ポンプは拍動流型ポンプである。

c: ローラポンプには逆止弁が必要である。

d: ローラポンプではローラ回転速度により送血量を調節できる。

e: 大動脈バルーンパンピング(IABP)併用により定常流型ポンプで拍動流が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第71問

人工心肺による体外循環時に血中カリウム値の上昇を来すのはどれか。

a: 溶 血

b: 代謝性アルカローシス

c: インスリン投与

d: 低体温

e: 心筋保護液注入

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第52問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1: 過度の吸引

2: 送血カニューレにおけるジェットの形成

3: 熱交換器における加熱のしすぎ

4: 使用血液の血液型不適合

5: リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第23回午前:第77問

血漿交換療法について正しいのはどれか。 

a: 免疫疾患の治療に用いられる。

b: 血小板は血漿分離膜を通過する。

c: 血漿を冷却すると濾過率が上昇する。

d: 単純血漿交換療法では置換補充液にリンゲル液を用いる。

e: 二重膜濾過法は置換補充液を節約できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第40問

低体温にした場合に生体に起こる現象はどれか。

a: 酸塩基平衡の変化

b: 酸素需要の減少

c: 血清蛋白濃度の低下

d: 血液粘度の低下

e: 酸素-ヘモグロビン解離曲線の左方移動

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第32問

人工肺による体外循環の終了後に血液凝固能の正常化のために用いるのはどれか。

1: ヘパリンナトリウム

2: 硫酸プロタミン

3: 塩化カルシウム

4: 重炭酸ナトリウム

5: マニトール

国試第21回午後:第68問

血液浄化法の安全管理で誤っているのはどれか。

1: 反復研修は必要である。

2: 透析用原水にRO水を用いることが望ましい。

3: 透析液ラインの洗浄にはグルタールアルデヒドを用いる。

4: C型肝炎患者には陽性であることを知らせる。

5: HIV感染のスクリーニングを行っておく。

国試第23回午後:第79問

血液透析中の空気誤入について誤っているのはどれか。

1: 進入路は穿刺針と回路との接続部が多い。

2: 重篤な徴候としてショックがみられる。

3: 直ちに右側臥位をとらせる。

4: 直ちに静脈回路を遮断する。

5: 急性期を過ぎたら高圧酸素療法を検討する。

国試第4回午後:第44問

誤っているのはどれか。

a: 血液透析の原理は拡散と限外濾過である。

b: 透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。

c: 透析器の透水性はクリアランスで表される。

d: 限外濾過率(ml/時/mmHg)は濾過係数(ml/時/m2/mmHg)×有効膜面積(m2)で計算される。

e: 体外循環血液量が増加すれば溶質除去率も増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第49問

パルスオキシメトリーについて正しいのはどれか。

a: 正常値は70~80%である。

b: 動脈拍動による吸光度の変化を検出する。

c: 動脈血酸素飽和度の測定法である。

d: 酸素吸入により110%以上の値となる。

e: 観血的検査法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第37問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: 採取サンプルを室温で放置するとPaO2が低下する。

2: 重炭酸イオン濃度は計算によって求める。

3: pH電極とPCO2電極は同じ測定原理を利用している。

4: PaCO2値は換気の状態を知る上で有用である。

5: 水素イオン濃度が増加するとpH値は大きくなる。

ME2第37回午後:第25問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1: 大気開放の位置は右心房の高さにする。

2: 自動フラッシング装置を使用する。

3: カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。

4: カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。

5: カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。

国試第3回午後:第53問

血奬交換法が有効なのはどれか。

a: 薬物中毒

b: 卒中

c: 心筋梗塞

d: 劇症肝炎

e: 高コレステロル血症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第8回午後:第65問

標準的な血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a: 漏血

b: 気泡

c: 静脈側回路内圧

d: 血液側圧力損失

e: 循環血漿量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第63問

血液透析中、血液回路内圧が異常に上昇した。直ちに点検すべき項目はどれか。

a: 透析液温度

b: 透析液濃度

c: 透析器の凝血

d: 抗凝固薬の注入量

e: ドリップチャンバの凝血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第65問

透析のモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 透析液濃度は電導度で測定する。

b: スケルーベッドを除水速度の計測に用いる。

c: 透析器の漏血の検出には紫外線の減衰率を用いる。

d: 透析液の温度測定は1か所で行う。

e: コンソールには自動血圧計を組み込まなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第64問

自動血球計数装置について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 赤血球数の測定にはオームの法則が用いられる。

2: 平均赤血球容積が得られる。

3: ヘモグロビン量が得られる。

4: ヘマトクリット値が得られる。

5: 濃縮した血液検体が用いられる。