組織を構成する主な線維について正しい組合せはどれか。
a: .骨の基質アクチン
b: 関節軟骨ミオシン
c: 骨格筋ケラチン
d: 血管の外膜コラーゲン
e: 血管の中膜エラスチン
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
骨について誤っているのはどれか。
1: 骨の伸長は骨端軟骨部で起こる。
2: ほとんどの骨は軟骨内骨化でつくられる。
3: 骨芽細抱は骨吸収を行う。
4: 骨にはコラーゲンが含まれる。
5: 更年期以降には骨吸収が増加する。
1: 脛骨は下腿の骨である。
2: 鎖骨は胸骨と関節をもつ。
3: 坐骨は腸骨の頭側にある。
4: 左右の頭頂骨の間には矢状縫合がある。
5: 軸椎は第2 頸椎(C2)である。
1: 頭頂骨は1個の骨からなる。
2: 頸椎は7個の椎体からなる。
3: 右前腕には2本の長管骨がある。
4: 肋骨は12対ある。
5: 右大腿には1本の長管骨がある。
コラーゲンで正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 結合組織中に存在する。
2: 骨中には存在しない。
3: 血小板とは結合しない。
4: 生体内では低分子として存在する。
5: 球状クンパク質である。
骨の機能として正しいのはどれか。
a: 赤血球の産生の場となる。
b: 血漿カルシウム濃度を調整する。
c: 血糖値を調節する。
d: アンギオテンシンを活性化する。
e: 脂溶性ビタミンを貯蔵する。
カルシウムについて正しいのはどれか。
a: 骨には成人体内のカルシウムの約80%が含まれている。
b: 血漿カルシウム濃度低下で神経・筋の興奮性が低下する。
c: カルシトニンは破骨細胞の活性を低下させる。
d: パラソルモンは腎臓におけるカルシウム再吸収を促進する。
e: 活性型ビタミンDは骨からのカルシウム放出を調節する。
1: 骨芽細胞は骨の吸収を行う。
2: 副甲状腺ホルモンによって骨の吸収が促進される。
3: 骨端付近で骨の長軸方向の成長が起こる。
4: 骨折の治癒過程で仮骨が形成される。
5: 形態面での性差が最も著しいのは骨盤である。
生体組織について正しいのはどれか。
a: 心臓の収縮は平滑筋により起こる。
b: ニューロンは新しく再生した組織のことである。
c: ミオシンは筋肉の収縮に関係するたんぱくである。
d: グリア細胞は脳内に存在する。
e: 横紋筋は小腸のぜん動を起こす。
正しいのはどれか。
1: 筋組織は骨よりもヤング率が大きい。
2: 筋組織のヤング率は直交方向よりも走行方向の方が大きい。
3: 生体軟組織のポアソン比はおよそ0.5 である。
4: 生体軟組織の体積弾性率はヤング率よりも小さい。
5: 動脈血管の円周方向の最大変形は10% 程度である。
1: 血漿はほぼニュートン流体と見なせる。
2: 水を多く含む生体軟組織のポアソン比はほぼ1である。
3: 組織のヤング率が大きいほど応力に対するひずみが大きい。
4: マックスウェルモデルは弾性要素と粘性要素が並列に接続されている。
5: 軟組織は膠原線維の割合が大きいほど伸展性が大きい。
誤っているのはどれか。
1: 破骨細胞は骨を破壊する。
2: 骨芽細胞は骨をつくる。
3: 骨髄は造血細胞を有している。
4: ビタミンBは骨代謝に働き骨をつくる。
5: 副甲状腺ホルモンは骨からカルシウムを溶出させる。
筋について正しいのはどれか。
1: 心筋は運動神経の支配を受ける。
2: 心筋には赤筋と白筋とがある。
3: 骨格筋は筋長によって発生張力が変化する。
4: 骨格筋は眼の遠近調節を行う。
5: 平滑筋は呼吸運動を行う。
生体組織の導電率の大きさの順で正しいのはどれか。
1: 骨 > 脂肪 > 筋肉 > 血液
2: 2. 骨 > 筋肉 > 脂肪 > 血液
3: 筋肉 > 血液 > 骨 > 脂肪
4: 血液 > 筋肉 > 脂肪 > 骨
5: 血液 > 脂肪 > 筋肉 > 骨
人体の骨格について誤っているのはどれか。
1: 頭蓋は、頭頂骨、後頭骨など、主に偏平骨の縫合によりつくられている。
2: 胸郭は、12対の肋骨と1対の鎖骨が、それぞれ前方では胸骨と、後方では胸椎と連結してつくられている。
3: 前腕には、橈骨と尺骨がある。
4: 腰椎は5個の椎骨からなる。
5: 骨盤は寛骨と仙骨と尾骨の連結によりつくられている。
生体軟組織について誤っているのはどれか。
1: 皮膚組織は粘弾性体である。
2: 弾性線維はコラーゲンからなる。
3: ポアソン比は 0.5 程度である。
4: 弾性要素と粘性要素の直並列モデルで表せる。
5: 外力を負荷すると時間とともにひずみが増加する。
1: 橈骨と尺骨は前腕の骨である。
2: 頸椎は7個からなる。
3: 脛骨と腓骨は下腿の骨である。
4: 肋骨は10対ある。
5: 寛骨は腸骨と坐骨と恥骨からなる。
量も多数の骨が含まれているのはどれか。
1: 前腕
2: 頸椎
3: 胸椎
4: 腰椎
5: 骨盤
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。
1: 血漿は非圧縮性流体である。
2: 大血管内の血液の流れは層流である。
3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。
放射線感受性の大小関係で正しいのはどれか。
a: 骨 髄 > 肝 臓
b: 血 管 > リンパ組織
c: 眼 球 > 生殖腺
d: 腸 管 > 神経組織
e: 脾 臓 > 皮 膚
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e