第34回国試午前86問の類似問題

国試第29回午後:第86問

生体組織の力学的性質で誤っているのはどれか。

1: ヤング率が大きな組織ほど応力に対するひずみが大きい。

2: 生体軟組織のポアソン比は約0.5 である。

3: 粘弾性体である筋組織のひずみと応力の関係はヒステリシスを示す。

4: 筋組織は腱に比べて引っ張りに対する変形の割合が大きい。

5: 血液の粘性係数は生体軟組織に比べて小さい。

国試第31回午後:第86問

正しいのはどれか。

1: 血漿はほぼニュートン流体と見なせる。

2: 水を多く含む生体軟組織のポアソン比はほぼ1である。

3: 組織のヤング率が大きいほど応力に対するひずみが大きい。

4: マックスウェルモデルは弾性要素と粘性要素が並列に接続されている。

5: 軟組織は膠原線維の割合が大きいほど伸展性が大きい。

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 大血管内の血液の流れは層流である。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

ME2第29回午前:第56問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血液の粘性係数はヘマトクリット値に反比例する。

2: 血漿は非圧縮性の粘性流体である。

3: 肺の庄-容積関係はヒステリシスを示す。

4: 筋組織は力学的異方性を示す。

5: ヤング率は組織に加えた応力と歪みの比で表す。

国試第1回午前:第69問

生体の力学的特性について誤っているのはどれか。

1: 大動脈内の流れは常に層流である。

2: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。

3: 血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。

4: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。

5: 生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。

国試第30回午前:第86問

正しいのはどれか。

1: 筋組織は骨よりもヤング率が大きい。

2: 筋組織のヤング率は直交方向よりも走行方向の方が大きい。

3: 生体軟組織のポアソン比はおよそ0.5 である。

4: 生体軟組織の体積弾性率はヤング率よりも小さい。

5: 動脈血管の円周方向の最大変形は10% 程度である。

国試第8回午後:第82問

生体組織について正しいのはどれか。

a: 心臓の収縮は平滑筋により起こる。

b: ニューロンは新しく再生した組織のことである。

c: ミオシンは筋肉の収縮に関係するたんぱくである。

d: グリア細胞は脳内に存在する。

e: 横紋筋は小腸のぜん動を起こす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第82問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

a: 力学的性質の異方性

b: 粘弾性

c: 電気的性質の周波数依存性

d: 電気的絶縁性

e: 強磁性

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第86問

生体の力学的特性について誤っているのはどれか。

1: 筋の力学的特性には異方性がある。

2: 血管の力学的特性は非線形である。

3: 軟部組織はダッシュポットとバネとの並列モデルで表現される。

4: 骨のヤング率は鉄材の値とほぼ同じである。

5: 筋では荷重と収縮速度との間にHillの式が成立する。

国試第24回午前:第89問

コラーゲンで正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 結合組織中に存在する。

2: 骨中には存在しない。

3: 血小板とは結合しない。

4: 生体内では低分子として存在する。

5: 球状クンパク質である。

国試第4回午前:第64問

誤っているのはどれか。

1: 生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。

2: 生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。

3: 生体組織は赤外光を吸収する。

4: 血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。

5: 生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。

国試第19回午後:第82問

生体を構成する軟部組織のポアソン比のおおよその値はどれか。(生体物性材料工学)

1: 0.01

2: 0.05

3: 0.1

4: 0.5

5: 1

ME2第36回午前:第57問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 大静脈でのレイノルズ数は上腕動脈でのレイノルズ数より小さい。

5: ヤング率が同じであれば、太い血管ほど脈波伝播速度は小さい。

国試第32回午後:第85問

正しいのはどれか。

1: 粘性流体のずり速度のSI単位はm/sである。

2: 生体軟組織のポアソン比はおよそ1.0である。

3: 縦弾性率を表すヤング率の単位はPaである。

4: 腱より筋のヤング率は大きい。

5: 動脈血管の円周方向の最大変形は20%程度である。

国試第3回午前:第67問

生体物性の一般的特徴とその例との組合せで誤っているのはどれか。

1: 異方性・・・・・・・・・・・・筋組織の力学的特性

2: 非線形性・・・・・・・・・・細胞膜の電気的特性

3: 周波数依存性・・・・・・組織の電気定数特性

4: 温度依存性・・・・・・・・生化学反応の特性

5: 粘弾性・・・・・・・・・・・・組織の塑性変形特性

国試第1回午前:第67問

生体組織が示す一般的な物理特性として誤っているのはどれか。

1: 異方性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

国試第3回午前:第70問

誤っているのはどれか。

1: 大動脈中の流れは常に層流である。

2: レイノルズ数が約2,000を超えると層流から乱流へ変わる。

3: パアズイユの流れでは、流量は管径、管長、両端での圧力差に依存する。

4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもる。

5: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。

国試第4回午前:第67問

生体機構のモデル表現について誤っているのはどれか。

1: 細胞の電気的モデルでは、細胞膜は静電容量で、細胞内外液はインダクタンスと抵抗との並列結合で表されている。

2: 生体の電気現象において筋や神経細胞の活動電位は電源によって表される。

3: 生体組織の機械的特性は弾性要素と粘性要素との組合せで表される。

4: 循環系の機械的モデルでは、大動脈は主に弾性素子で、全末梢血管抵抗は抵抗素子で表される。

5: 生体の熱現象のモデルは産熱、熱輸送、体表からの熱放散の各機構で表される。

国試第26回午後:第85問

生体組織が示す一般的な物理的特性で誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

国試第12回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1: 毛細血管中の流れは層流である。

2: レイノルズ数が約2000を超えると層流から乱流へ変わる。

3: 血液はニュートン流体である。

4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。

5: 生体組織の弾性はヤング率で表される。