健常成人で誤っているのはどれか。
1: 血液は体重の約20%を占める。
2: 血漿成分は血液の55~65%程度を占める。
3: 血漿中にはフィブリノゲンが含まれる。
4: 血液の全容積のうち血球の占める割合をヘマトクリット値という。
5: 血球は赤色骨髄で産生される。
健常成人男子の血液について正常範囲内にあるのはどれか。
a: 赤血球数は250万/μlである。
b: 赤血球の直径は1μmである。
c: へマトクリット値は45%である。
d: 白血球数は7000/μlである。
e: 血小板数は25万/μlである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。
1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。
2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。
3: pHは7.35~7.45の範囲にある。
4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。
5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。
誤っているのはどれか。
1: 成人男性の赤血球数は約500万/μLである。
2: 赤血球の寿命は約120日である。
3: (成熟)赤血球には核がある。
4: エリスロポエチンは赤血球産生を促進する。
5: 赤血球は骨髄でつくられる。
健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。
1: 35ml/kg
2: 55ml/kg
3: 75ml/kg
4: 95ml/kg
5: 115ml/kg
5: 105ml/kg
1: 成人の血液量は体重の1/13程度である。
2: 血小板は一次止血に関与する。
4: 好酸球数が増加したときはアレルギーを疑う。
5: 好中球数が増加したときは細菌感染を疑う。
輸血療法について正しいのはどれか。
a: 健常成人では出血量600mlまでは輸血しない。
b: Rh陽性患者にRh陰性の赤血球を輸血してもよい。
c: 化学療法時の血小板数は通常2万/μl以上を維持する。
d: 新鮮凍結血漿輸血の目的は栄養補給である。
e: 血清アルブミン濃度は通常4g/dl以上を維持する。
1: 単球は貪食能をもつ。
2: 赤血球の寿命は約 120 日である。
3: 第Ⅶ凝固因子は外因系凝固に関与する。
4: 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
5: 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。
血液について正しいのはどれか。
1: ヘマトクリットは血液1mm3中の赤血球の数を表す。
2: 赤血球の中のヘモグロビンは銅を含む蛋白質である。
3: 顆粒球はリンパ球の一種である。
4: 血小板は有核の細胞である。
5: 血漿の蛋白質のうち最も多いのはアルブミンである。
健常成人の赤血球寿命はどれか。
1: 10日
2: 30日
3: 60日
4: 90日
5: 120日
基準値内にあるのはどれか。(血液学)
a: 赤血球数 450万/μl
b: 白血球数 5000/μl
c: 血小板数 90万/μl
d: ヘマトクリット値 20%
e: ヘモグロビン値 15g/dl
正しいのはどれか。
a: 平均赤血球へモグロビン濃度(MCHC)は赤血球数とヘモグロビン値とから算出する。
b: リンパ球数は総白血球数と顆粒球数の実測値とから算出する。
c: 出血時間は正常血小板数の影響を受ける。
d: プロ卜ロンビン時間は対照正常値と比較して判断する。
e: 卜ロンビン時間は正常血漿の値との比(%)で表す。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
体液について正しいのはどれか。
1: 成人男性の水分量は体重の約60%である。
2: 体重あたりの水分量は成人のほうが乳幼児よりも多い。
3: 体液の約30%は細胞内にある。
4: Na+の濃度は細胞内のほうが細胞外よりも高い。
5: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。
健常成人において正しいのはどれか。
a: 二酸化炭素産生量は2000ml/分
b: 解剖学的シャントは心拍出量の2~4%
c: 残気率は10%
d: 混合静脈血酸素分圧は46mmHg
e: 終末呼気二酸化炭素分圧は36mmHg
異常値はどれか。
a: 赤血球数:450万/μL
b: 白血球数:7,000/μL
c: 血小板数:50,000/μL
d: ヘマトクリット値:60%
e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL
健常成人の呼吸について誤っているのはどれか。
a: 赤血球は肺で酸素を取り込む。
b: 安静時の呼吸数は毎分10~12回である。
c: 気道における死腔は約150mlである。
d: 呼吸中枢は血液温に反応する。
e: 吸気は横隔膜が弛緩するときに起こる。
血小板について正しいのはどれか。
a: 巨核球から産生される。
b: 有核である。
c: 大きさは8~10μmである。
d: 寿命は約10日である。
e: 血中の数は10~40万/μlである。
輸血製剤について正しいのはどれか。
1: 血小板製剤は2~6°Cで保存する。
2: 洗浄赤血球製剤は血漿分画製剤である。
3: 赤血球液の有効期間は21日間である。
4: 輸血製剤1単位は全血400mL由来である。
5: 血漿分画製剤は献血者1人から分離・製造される。
体液について誤っているのはどれか。
1: 体液は成人男性で体重の約40%である。
2: 体液の約2/3は細胞内にある。
3: 体液量(比率)は加齢とともに減少する。
4: 細胞内液にはK+が多い。
5: 体液はpH7.4付近に維持されている。
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