慢性腎臓病患者に対する生活指導で制限する必要がないのはどれか。
1: 飲酒量(アルコール量)
2: 水分摂取量
3: 食塩摂取量
4: 蛋白摂取量
5: 日常の身体活動量
血液透析中の慢性腎臓病(CKD)の生活指導で適切なのはどれか。
1: 有酸素運動を行う。
2: 蛋白質の摂取は制限しない。
3: カリウムの摂取は制限しない。
4: ナトリウムの摂取は制限しない。
5: シャント側の手の運動は禁忌である。
肝疾患で適切でないのはどれか。
1: A型肝炎は針刺し事故による感染が多い。
2: B型肝炎は体液を介して感染する。
3: C型肝炎は肝細胞癌に移行しやすい。
4: アルコール性肝障害の初期は脂肪肝である。
5: 肝硬変症では門脈圧が亢進する。
糖尿病性腎症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 血尿が特徴的である。
2: 糸球体の硬化が起こる。
3: 低血糖発作が原因となる。
4: 糖尿病の初期からみられる。
5: 透析導入の原因疾患として最も多い。
高齢者の長期臥床で生じにくいのはどれか。
1: 痴 呆
2: 骨壊死
3: 便 秘
4: 静脈血栓
5: 尿路感染
廃用症候群が原因となるのはどれか。
1: 脳梗塞
2: 糖尿病
3: 心筋梗塞
4: 沈下性肺炎
5: 閉塞性動脈硬化症
非圧痕性浮腫を生じる疾患はどれか。
1: ネフローゼ症候群
2: 甲状腺機能低下症
3: 肝硬変
4: 心不全
5: 熱傷
肝硬変の患者が多量の吐血をした場合の原因として可能性が高いのはどれか。
1: 出血性胃炎
2: 吻合部潰瘍
3: 食道静脈瘤
4: アカラシア
5: 逆流性食道炎
赤血球の産生が低下しないのはどれか。
1: 腎性貧血
2: 溶血性貧血
3: 鉄欠乏性貧血
4: 巨赤芽球性貧血
5: 骨髄異形成症候群
赤血球沈降速度が低下するのはどれか。
1: 貧血
2: 肝硬変
3: 悪性腫瘍
4: 細菌感染
5: 播種性血管内凝固症候群〈DIC〉
頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。
1: 排尿障害
2: 麻痺性イレウス
3: 胃潰瘍
4: 異所性骨化
5: 起立性低血圧
内シャントによる血液透析患者の作業療法で適切でないのはどれか。
1: 血圧の測定は非シャント側の上肢で行う。
2: 訓練中の水分摂取を積極的に勧める。
3: 透析による体調の変動に配慮する。
4: 訓練の時間設定は透析後よりも透析前となるようにする。
5: 易骨折性に注意する。
廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。
1: 起立性低血圧――離床
2: 筋力低下――――神経筋電気刺激
3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激
4: 褥瘡――――――体位変換
5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング
55歳の男性。慢性腎不全。高血圧症を合併。外来にて3年間、週2回前腕シャントによる人工透析を受けていた。日常生活で強い倦怠感を覚え独歩にて来院した。基礎体力改善のための運動療法で適切でないのはどれか。
1: 血圧はシャントのない側で測る。
2: 転倒に注意する。
3: 筋力強化は等尺性運動で行う。
4: ヘモグロビン値に注意する。
5: 運動指標として心拍数を利用する。
骨粗鬆症の成因で誤っているのはどれか。
1: 閉経
2: 慢性腎不全
3: 男性ホルモンの投与
4: 過度のアルコール摂取
5: 副腎皮質ホルモンの投与
腎臓の働きで誤っているのはどれか。
1: 血液の浸透圧の調節
2: 血液のpHの調節
3: 血漿組成の調節
4: 血中の有害物の除去
5: 免疫の調節
高齢者における変化で誤っているのはどれか。
1: 収縮期血圧低下
2: 腎血流量低下
3: 心拍出量低下
4: 赤血球数低下
5: 体水分量低下
下肢の深部静脈血栓症で誤っているのはどれか。
1: 安静臥床の期間と密接な関係がある。
2: 足指が暗赤色に腫脹する。
3: 血液凝固能は亢進している。
4: 肺塞栓症を生じる。
5: 誘引として避妊用ピルがある
廃用症候群に含まれないのはどれか。
1: 筋萎縮
2: 尿路結石
3: 骨粗鬆症
4: 反張膝
5: 体力低下
肝硬変の患者が茶碗1杯の吐血をした場合の原因として可能性が高いのはどれか。
1: 出血性胃炎
2: 吻合部潰瘍
3: 食道静脈瘤
4: アカラシア
5: 逆流性食道炎