第43回午後第65問の類似問題

第47回午後:第95問

高齢者にみられる加齢に伴う変化で誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨の変性

2: 高音域の聴力低下

3: 収縮期血圧の上昇

4: 唾液分泌量の増加

5: 食塊の消化管通過時間の延長

第40回午後:第84問

高齢者の身体特徴で誤っているのはどれか。  

1: 高音域の聴力低下

2: 肺の残気量減少

3: 収縮期血圧の上昇

4: 消化管通過時間の延長

5: 関節軟骨の変性

第51回午後:第68問

高齢者にみられる変化で正しいのはどれか。  

1: 骨吸収は停止する。

2: 残気量は減少する。

3: 収縮期血圧は下降する。

4: 水晶体は蛋白変性する。

5: 皮膚の痛み閾値は低下する。

第46回午後:第68問

高齢者で減少するのはどれか。2つ選べ。  

1: 心拍出量

2: 腎血流量

3: 体脂肪率

4: 末梢血管抵抗

5: 機能的残気量

第50回午前:第76問

冠血流を減少させる要因はどれか。  

1: 収縮期の血圧の低下

2: 心拍数の低下

3: 大動脈弁狭窄

4: 心房中隔欠損

5: 僧帽弁狭窄

第52回午前:第68問

老化に伴う生理機能の変化で正しいのはどれか。  

1: 血管抵抗は低下する。

2: 残気量は減少する。

3: 心拍出量は増加する。

4: 肺活量は増加する。

5: 予備呼気量は減少する。

第39回午前:第68問

廃用症候群で誤っているのはどれか。  

1: 血液粘稠度の低下

2: 一回心拍出量の低下

3: 安静時心拍数の増加

4: 最大換気量の減少

5: 腸管蠕動運動の低下

第48回午後:第95問

高齢者にみられる特徴はどれか。  

1: 男性における前立腺の萎縮

2: 卵胞刺激ホルモンの低下

3: 歩行開始時の心拍数減少

4: 前角細胞数の減少

5: 立位時の骨盤前傾

第42回午後:第49問

萎縮の原因で誤っているのはどれか。  

1: 栄養の低下

2: 血液供給の減少

3: 対臓器の一側の欠損

4: 仕事負荷の消失

5: 内分泌刺激の消失

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第42回午後:第70問

ショックの初期症状として誤っているのはどれか。  

1: 動脈圧の低下

2: 心拍数の増加

3: 呼吸数の減少

4: 冷汗の出現

5: 尿量の減少

第55回午後:第32問

要因と症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 血液粘稠度低下―――――静脈血栓

2: 循環血漿量低下―――――起立性低血圧

3: 最大酸素摂取量増加―――運動耐容能の低下

4: 血清アルブミン値低下――褥瘡

5: 骨への物理的応力増加――骨萎縮

  • 答え:2 ・4
  • 解説:この問題では、要因と症状の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、循環血漿量低下と起立性低血圧、血清アルブミン値低下と褥瘡です。
  • 血液粘稠度低下は、静脈血栓の要因とはなりません。静脈血栓の要因には、血液凝固阻止因子低下やうっ血、組織因子の産生・放出、血液凝固因子活性上昇などがあります。血液粘稠度が亢進した場合に動脈・静脈血栓の要因となります。
  • 循環血漿量低下は、起立性低血圧の要因となります。急性の起立性低血圧の要因には、循環血漿量低下や長期臥床、副腎機能不全などがあります。この選択肢は正しいです。
  • 最大酸素摂取量増加は、運動耐容能の低下の要因とはなりません。運動耐容能の低下の要因には、慢性心不全などがあります。最大酸素摂取量が増加した場合は、運動耐容能は増加します。
  • 血清アルブミン値低下は、褥瘡の要因となります。褥瘡発生の要因には、低栄養や炎症、低蛋白による腎機能低下、感染症による全身のエネルギー消耗などがあります。栄養状態の評価として、血清アルブミン値も用いられ、一般に、3.5 g/dL以下の場合に褥瘡発生リスクが高いとされる。この選択肢は正しいです。
  • 骨への物理的応力増加は、骨萎縮の要因とはなりません。骨萎縮の要因には、不動(骨への物理的応力は減少する)などがあります。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第54問

寒冷が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。  

1: 疼痛閾値の低下

2: 末梢血管の収縮

3: 末梢神経伝導速度の遅延

4: 代謝の抑制

5: 浮腫の抑制

第52回午後:第92問

高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。  

1: 貧血

2: 褥瘡

3: 大腿骨骨折

4: サルコペニア

5: 虚血性心疾患

第36回午後:第98問

廃用による呼吸・循環器の症状で誤っているのはどれか。  

1: 心臓予備力の低下

2: 安静時心拍数の減少

3: 起立性低血圧

4: 最大酸素摂取量の低下

5: 肺活量の低下

第46回午後:第82問

高齢者の長期の安静臥床の影響として正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 記銘力の低下

2: 1回換気量の増加

3: 循環血液量の減少

4: 安静時心拍数の減少

5: 血中カルシウム濃度の低下

第50回午後:第42問

全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはどれか。  

1: 血圧の低下

2: 心拍出量の増加

3: 最大酸素摂取量の増加

4: 骨格筋毛細血管密度の減少。

5: 動静脈酸素含有量較差の増加。

第48回午後:第68問

生理的老化について誤っているのはどれか。  

1: 残気量が増加する。

2: 骨塩量が減少する。

3: 水晶体の蛋白変性が起こる。

4: 筋持久力より瞬発力が先に低下する。

5: 低い声より高い声の方が聞き取りやすい。

第54回午後:第84問

高齢者の長期の安静臥床の影響で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 記銘力の低下

2: 1回換気量の増加

3: 循環血液量の減少

4: 予備呼気量の増加

5: 安静時心拍数の減少

  • 答え:1 ・3
  • 解説:高齢者の長期の安静臥床は、脳機能や循環血液量に悪影響を与える。記銘力の低下や循環血液量の減少が起こることがある。
  • 正しい。高齢者の長期の安静臥床により、脳機能全般の低下がみられ、記銘力が低下する。このほか、見当識の低下などもみられる。
  • 間違い。高齢者の長期の安静臥床により、呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動域制限が生じ、1回換気量は減少する。
  • 正しい。高齢者の長期の安静臥床により、下肢の血管収縮が不十分となることで静脈還流量が減少し、循環血液量は減少する。そのため、起立性低血圧などを生じることがある。
  • 間違い。高齢者の長期の安静臥床により、肺活量は低下し、予備呼気量も減少する。また、高齢者は、肺胞が拡張するために予備呼気量の減少が著明となる。
  • 間違い。高齢者の長期の安静臥床により、1回の心拍出量は減少する。これを代償するため、安静時心拍数は増加する。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第83問

発症早期の多系統萎縮症で頻度が低いのはどれか。  

1: 認知症

2: 尿失禁

3: 動作緩慢

4: 起立性低血圧

5: 姿勢反射障害