発症早期の多系統萎縮症で頻度が低いのはどれか。
1: 認知症
2: 尿失禁
3: 動作緩慢
4: 起立性低血圧
5: 姿勢反射障害
50歳の男性。糖尿病性腎不全で週3回の血液透析とインスリン療法とで治療中である。最近、両足趾の痛みを訴えている。運動療法で正しいのはどれか。
1: 最大酸素摂取量の70%で運動を行う。
2: 血糖値が高いときは運動療法を中止する。
3: 透析直前に運動を行う。
4: 脈拍数150/分で運動を中止する。
5: 下肢の皮膚色に注意しながら運動を行う。
四肢血行障害と関係が深い疾患で誤っているのはどれか。
1: レイノー症候群
2: シェーグレン症候群
3: 胸郭出口症候群
4: 前脛骨区画症候群
5: フォルクマン拘縮
脳出血発症2週時点の合併症で頻度が低いのはどれか。
1: 誤嚥性肺炎
2: けいれん
3: 肩手症候群
4: 深部静脈血栓症
5: せん妄
ポピュレーションアプローチによる予防の対象として最も適切なのはどれか。
1: 膵臓癌
2: 白内障
3: 生活習慣病
4: 統合失調症
5: 慢性腎臓病〈CKD〉
人工透析患者の死亡原因として最も多いのはどれか。
1: 肺 炎
2: 心不全
3: 脳出血
4: 悪性腫瘍
5: 慢性肝炎
介護保険法で定める特定疾病でないのはどれか。
1: 初老期における痴呆
2: 脳血管疾患
3: パーキンソン病
4: 骨折を伴う骨粗鬆症
5: 多発性硬化症
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 胸腺の異常を伴うことが多い。
2: Parkinson病より患者数が多い。
3: テンシロン試験で症状が悪化する。
4: 血清クレアチンキナーゼが上昇する。
5: 誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める。
腎透析患者の作業療法上の留意点として誤っているのはどれか。
1: 手指の感覚障害を評価する。
2: シャント部周囲の他動運動は避ける。
3: 転倒予防のための移動方法を確認する。
4: 透析を行った日は訓練量を増やす。
5: 調理訓練での試食は最少限にする。
糖尿病に合併しやすい疾患として誤っているのはどれか。
1: 白内障
2: 尿路結石
3: 脳血管障害
4: 虚血性心疾患
5: 閉塞性動脈硬化症
深部静脈血栓症を起こしやすいのはどれか。
1: 人工膝関節置換術後
2: 橈骨遠位端骨折
3: 心房細動
4: 血友病
5: 高血圧
パーキンソン病に比較して、血管性パーキンソニズムで認めにくいのはどれか。
1: 突進現象
2: 痴呆症状
3: 感情失禁
4: 高血圧
5: 虚血性心疾患
疾患と病理的変化との組合せで誤っているのはどれか。
1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄
2: パーキンソン病-大脳皮質の変性
3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性
4: ギラン・バレー症候群-末梢神経の脱髄
5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄側索の変性
高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。
1: 貧血
2: 褥瘡
3: 大腿骨骨折
4: サルコペニア
5: 虚血性心疾患
糖尿病に合併しやすい疾患で誤っているのはどれか。
1: 閉塞性動脈硬化症
2: 脳血管障害
3: 虚血性心疾患
4: 白内障
5: 急性膵炎
骨折治癒に影響する因子として適切でないのはどれか。
1: 低蛋白血症
2: 高尿酸血症
3: 転位の程度
4: 局所の感染
5: 血管損傷の合併
血友病について正しいのはどれか。
1: 脾腫がみられる。
2: 血小板数が減少する。
3: 点状紫斑がみられる。
4: 膝に関節症をきたす。
5: 自己免疫性疾患である。
精神遅滞を生じる疾患のうち、先天性代謝異常が原因であるのはどれか。
1: Down症候群
2: 結節性硬化症
3: 神経線維腫症
4: Turner症候群
5: フェニルケトン尿症
深部静脈血栓症の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 冷却・氷冷
2: 下肢関節運動
3: 弾力ストッキングの使用
4: 間欠的空気圧迫法
5: 早期離床