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臨床工学技士国家試験

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第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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43
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:75% 類似度 67.1%
人工心肺による体外循環中、血液に現れる影響はどれか。
a
赤血球の損傷
b
ヘマトクリット値の増加
c
異常白血球の出現
d
血漿たんぱくの変性
e
血小板の減少
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
44
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:79% 類似度 67.0%
人工呼吸中に低圧アラームが作動した。何を点検すべきか。
a
加温加湿器
b
呼吸回路
c
吸気中酸素濃度
d
吸気相:呼気相比(I:E比)
e
気管チューブカブ
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
39
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:66% 類似度 67.0%
人工呼吸管理において動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇するのはどれか。
a
呼吸回路の機械的死腔量の増加
b
PEEPを4cmH2Oから7cmH2Oに上昇
c
吸気中酸素濃度の増加
d
吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:1に変更
e
分時換気量の減少
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
61
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:90% 類似度 67.0%
透析液供給装置および透析装置(コンソール)の監視項目はどれか。
a
漏 血
b
気泡混入
c
透析液濃度
d
透析液粘度
e
酸素飽和度
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
67
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午後
正答率:93% 類似度 67.0%
高気圧治療の適応はどれか。
a
火災現場ガス吸入
b
ガス壊疸
c
急性腎不全
d
化膿性腹膜炎
e
空気塞栓
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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28
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:42% 類似度 66.9%
人工呼吸器を使用するときの注意点で正しいのはどれか。
a
低圧警報は最高気道内圧よりやや低く設定する。
b
吸気力の弱い患者に補助呼吸を行う場合はトリガー圧を低く設定する。
c
加温加湿器に用いる水は滅菌水がよい。
d
換気量は吸気量で測定する。
e
高圧警報を低く設定し過ぎると肺損傷の原因となる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
79
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:61% 類似度 66.9%
人体の電撃反応について正しいのはどれか。
a
心尖拍動図の検査はミクロショックを起こす可能性がある。
b
10mAの商用交流で手足の運動の自由が失われる可能性がある。
c
体表から100mAの商用交流が流れ込むと心室細動が誘発されるおそれがある。
d
電気メスで電撃が起きないのは高周波を使用しているからである。
e
ミクロショックはジュール熱の作用によって発生する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
73
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:65% 類似度 66.9%
人体への電撃について誤っているのはどれか。
a
障害程度は電流の流出入部位によって異なる。
b
低周波電流の生体作用は主に熱作用である。
c
His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。
d
心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。
e
体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
67
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:94% 類似度 66.8%
電気メスについて誤っているのはどれか。
a
生体側に電流によるジュール熱を発生させる。
b
切開にはバースト波が用いられる。
c
凝固には連続正弦波が用いられる。
d
十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。
e
対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
32
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 66.8%
電気メスについて誤っているのはどれか。
1
術中脳波モニタに針電極を用いると熱傷の恐れがある。
2
対極板の面積は広いほうが安全である。
3
引火性麻酔ガスの使用は禁忌である。
4
対極板は接地しなければならない。
5
ペースメーカの誤動作を引き起こす恐れがある。
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57
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 66.8%
電磁妨害(EMI) が生じる原因で誤っているのはどれか。
1
電気メスの放射電磁界
2
心電図テレメータの電波
3
静電気放電
4
電源電圧の変動
5
電源ラインのインパルス雑音
45
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午後
類似度 66.8%
医薬品医療機器等法の医療機器の人体に及ぼすリスク分類で、高度管理医療機器に該当するのはどれか。
a
輸液ポンプ
b
除細動器
c
電子内視鏡
d
血液加温器
e
電動式低圧吸引器
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
42
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:74% 類似度 66.8%
血液透析開始3時間後に静脈圧の上昇が見られた。原因として考えられるのはどれか。
a
血液ポンプの送血不良
b
動脈回路の狭窄による血流不良
c
ヘパリン注入ポンプの作動不良による中空糸の閉塞
d
静脈側留置針の位置異常による血流不良
e
静脈側ドリップチェンバー(エアトラップ)内での凝血による血流不良。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
46
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 66.8%
従量式人工呼吸器を使用中に気道内圧上限アラームが鳴った。原因として考えられないのはどれか。
1
換気量の増加
2
呼気弁の開放不良
3
呼気側回路への水の貯留
4
気管チューブのカフ圧の低下
5
気管チューブの閉塞
38
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 66.7%
補助換気中に呼気終末二酸化炭素濃度(ETCO2)が上昇した。考えられる原因はどれか。
1
1回換気量の増加
2
換気回数の増加
3
吸入酸素濃度の上昇
4
体温の低下
5
吸気側呼吸回路の脱落
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65
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:低 正答率:88% 類似度 66.7% 解説あり
加温加湿器について誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)
1
加温加湿器は患者吸気の湿度によって制御される。
2
加湿器内の蒸留水は雑菌などの汚染に十分注意する。
3
ヒータワイヤは吸気回路内の結露を防ぐ。
4
ヒータワイヤのない回路は途中のウォータトラップが必要である。
5
不十分な加湿は肺合併症の原因となる。

解説

加温加湿器は、人工呼吸器から供給される乾燥ガスを患者に適した温度・湿度に調整する装置で、臨床ではチャンバー出口や患者口元付近の温度をセンサで検出し、ヒータをサーボ制御する「温度制御」が標準的である。湿度そのものをリアルタイムに測定・フィードバックして制御する方式は一般的ではないため、「患者吸気の湿度によって制御される」という記述は不適切で誤りとなる。適切な運用では患者口元でおおむね32〜35℃、絶対湿度30〜35 mg/L程度を目標に管理し、回路内の温度低下による結露(レインアウト)を防ぐ目的でヒータワイヤ付き回路を用いる。ヒータワイヤがない場合は回路途中にウォータトラップを設け、結露水の貯留・排出により患者側への流入を防止する。さらに、加湿器内の水は温かく細菌が増えやすいため、滅菌水の使用や清潔操作・交換スケジュールの順守が重要である。不十分な加湿は気道線毛機能低下、痰の粘稠化、栓塞、無気肺などの肺合併症を招く。

選択肢別解説

1
正解

誤り。一般的な加温加湿器は温度センサからの情報を用いたサーボ制御で作動し、患者口元付近の温度設定を達成することで結果的に所要の湿度を得る。湿度値を直接測定してフィードバック制御する方式は通常ではない。

2
不正解

正しい。加湿器内は温かく微生物が増殖しやすい環境であり、滅菌水の使用、清潔な取り扱い、定期的な交換などによる汚染防止が不可欠である。汚染は呼吸器感染のリスクとなる。

3
不正解

正しい。ヒータワイヤは回路内ガスの温度低下を抑え、水蒸気の凝結(レインアウト)を防止することで結露を減らす機能を持つ。

4
不正解

正しい。ヒータワイヤがない回路では温度低下により結露が生じやすく、貯留した水が患者側へ流入する危険があるため、途中にウォータトラップを設けて回収・排水する必要がある。

5
不正解

正しい。不十分な加湿は気道乾燥、線毛機能障害、喀痰粘稠化による排出不良を生じ、無気肺や下気道感染などの肺合併症の原因となる。

67
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:79% 類似度 66.7%
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。
1
入室者の着衣には合成繊維製品を避ける。
2
第1種装置は患者を一人だけ収容する装置である。
3
第1種装置において認められる生体情報は心電図と脳波である。
4
第2種装置は酸素で加圧する。
5
第2種装置は複数の患者と医療職員を収容できる。
37
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 66.7%
血液透析中、血液回路内圧(静脈側圧)が上昇した。この原因として考えられないのはどれか。
1
返血側留置針の先当たり
2
静脈側ドリップチャンバ内での血液凝固
3
静脈側回路の折れ曲がり
4
ダイアライザ内での血液凝固
5
抗凝固剤の注入不足
13
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 66.7%
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1
気道内陽圧換気の装置が主流である。
2
加温加湿されたガスが本体に供給される。
3
呼気弁は吸気時に閉じる。
4
患者の吸気努力を検知するしくみがある。
5
呼気ガスは肺胸郭の弾性収縮力により呼出される。
53
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午後
正答率:79% 類似度 66.6% 解説あり
人工心肺に用いる熱交換器について誤っているのはどれか。
1
42℃未満の温水を流す。
2
送血温は灌流水の温度と流量とで調節する。
3
金属製より樹脂製が多く使用されている。
4
深部温と送血温との差に注意して冷却する。
5
人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

解説

人工心肺の熱交換器は、冷温水供給装置からの灌流水と血液との熱交換で体温管理を行う。安全上、温水は一般に42℃未満に制限され(装置には上限温度安全機構が付くことが多い)、急峻な温度勾配はガス溶解度の変化やタンパク変性、組織損傷のリスクを高めるため避ける。送血温は灌流水(冷温水)の温度とその流量により実務上調節する。材質は熱伝導率の高い金属(ステンレス、アルミなど)が主流であり、樹脂製が多数派という記述は誤り。人工肺一体型の熱交換器は接続点を減らし、回路の単純化や充填量の低減に寄与する。冷却・復温時は送血温と深部温(例:鼻咽頭温)との差をおおむね10℃以内に保つのが一般的な目安である。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。血液温が過度に上がると血漿タンパク質の変性や溶存ガスの変化を招くため、冷温水供給装置の温水は通常42℃未満に制限され、装置には上限温度の安全機構が備わる。

2
不正解

正しい。送血温は熱交換器での熱移動により決まり、実務上は灌流水(冷温水)の温度設定と灌流水の流量調整で制御する。熱交換効率や血液流量にも影響されるが、選択肢の記述としては適切。

3
正解

誤り。熱伝導効率が重要なため、熱交換器は熱伝導率の高い金属(ステンレスやアルミ)製が一般的である。樹脂は生体適合性などの利点がある用途もあるが、熱交換器の主流材質ではない。

4
不正解

正しい。急激な温度勾配は組織傷害や不整脈、ガス形成リスクを高めるため、冷却時(復温時も同様)には送血温と深部温の差をおおむね10℃以内に保つなど慎重に管理する。

5
不正解

正しい。人工肺と熱交換器の一体型は接続部が減るため回路の単純化や血液充填量の低減につながり、取り扱いも容易になる。

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