医学概論の過去問


国試第22回午後:第7問

線維素溶解に働くのはどれか。

a: フィブリノゲン

b: プラスミン

c: ウロキナーゼ

d: トロンボプラスチン

e: トロンビン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第6問

心臓の構造で正しいのはどれか。

a: 僧帽弁は左心房と左心室との間に位置する。

b: 大動脈弁は左心室からの流出路に位置する。

c: 肺動脈弁は腱索で乳頭筋に連結する。

d: 右冠状動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。

e: 左心室壁は右心室壁よりも厚い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第5問

正しいのはどれか。

a: チアノーゼは局所の充血で生じる。

b: 浮腫は局所の充血が続くことで生じる。

c: 包帯などの圧迫でうっ血が生じる。

d: 慢性心不全では全身性のうっ血が生じる。

e: 動脈を圧迫すると末梢側に充血が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第4問

正しいのはどれか。

a: ブドウ糖は二糖類である。

b: 核酸は塩基、脂質から構成される。

c: タンパク質はアミノ酸から構成される。

d: アミノ酸はカルボキシル基をもつ。

e: 酵素は触媒作用を有する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第3問

我が国の過去5年間の人口統計で正しいのはどれか。

1: 合計特殊出生率は増加している。

2: 年齢調整死亡率は粗死亡率より高い。

3: 1年間の死亡数は100万人を上回っている。

4: 粗死亡率は男性より女性の方が高い。

5: 死因別死亡率の第1位は脳血管疾患である。

国試第22回午後:第2問

医療事故防止で正しいのはどれか。

a: 指差呼称による確認を実践する。

b: 医療事故防止対策は外部組織に委託する。

c: ヒヤリ・ハット事例をおこした者を厳しく罰する。

d: 医療機器の保守点検や安全管理を確実に実践する。

e: フェイルセーフ、フールプルーフの概念による機器設計を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第1問

QOL(quality of Life)で誤っているのはどれか。

1: がん患者のQOL向上には生存期間の延長が不可欠である。

2: 健康寿命と密接に関連している。

3: がん患者の治療評価に用いられる。

4: 医療従事者は患者のQOLを重視しなければならない。

5: ヘルスプロモーションの重要な要素である。

国試第22回午前:第38問

病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。

a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。

b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。

c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。

d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。

e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第23問

熱中症で誤っているのはどれか。

1: Na欠乏性脱水を呈する。

2: 日射病の予後は不良である。

3: 熱射病では意識障害をきたす。

4: 十分な水分電解質補給は予防に有用である。

5: 診断には脳血管障害との鑑別が必要である。

国試第22回午前:第18問

多発性骨髄腫の検査所見で正しいのはどれか。

a: 多血症

b: 好酸球増加

c: 末梢血塗沫像で赤血球連銭形成

d: エックス線写真で骨打ち抜き像

e: 顆粒球の中毒顆粒

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第17問

胆石症で誤っているのはどれか。

1: 無症状胆石が半数以上を占める。

2: ビリルビンカルシウム石は腹部単純エックス線写真に写る。

3: 腹部エコー検査で後方に音響陰影を認める。

4: 脂肪の過食は疝痛発作の誘因となる。

5: 男女比は男性が約2倍多い.

国試第22回午前:第16問

ペニシリン系薬が無効なのはどれか。

a: 伝染性単核球症

b: ガス壊疽菌感染症

c: 梅 毒

d: MRSA感染症

e: カンジダ症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第12問

動脈疾患で正しい組合せはどれか。

a: ドベイキーI型急性大動脈解離 --- 心タンポナーデ

b: 大動脈瘤 --------------------- 粥状硬化

c: レイノー病 -------------------- 寒冷刺激

d: 大動脈炎症候群 --------------- 非ステロイド系消炎鎮痛薬

e: バージャー病 ------------------- 若年女性

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第10問

ショックの成因はどれか。

a: グラム陰性桿菌感染症

b: 急性心筋梗塞

c: 肺梗塞

d: 尿崩症

e: 末端肥大症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第9問

血糖値を上昇させるのはどれか。

1: インスリン

2: 糖質コルチコイド

3: パラソルモン

4: バソプレッシン

5: エストロゲン

国試第22回午前:第8問

体液調節に関わる物質の作用で正しいのはどれか。

a: レニンは血中アンギオテンシンを減少させる。

b: アンギオテンシンIIは細動脈を拡張させる。

c: アルドステロンはNa+の再吸収を促進する。

d: バソプレッシンは水の再吸収を促進する。

e: 心房性Na利尿ペプチドは水の再吸収を抑制する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第7問

心臓の刺激伝導系の興奮伝播で正しいのはどれか。

1: 洞結節→房室結節→ヒス束→プルキンエ線維→右脚/左脚

2: 洞結節→房室結節→ヒス束→右脚/左脚→プルキンエ線維

3: 房室結節→洞結節→ヒス束一右脚/左脚→プルキンエ線維

4: ヒス束→洞結節→房室結節→右脚/左脚→プルキンエ線維

5: ヒス束→房室結節→洞結節→プルキンエ線維→右脚/左脚

国試第22回午前:第6問

細胞の電気的現象で正しいのはどれか。

1: 細胞外は細脳内に対して電気的に負の状態にある。

2: 静止電位はCl-が細胞内に流入することで発生する。

3: 活動電位はNa+が細胞外に流出することで発生する。

4: 細胞外の電位が上昇して0に近づくことを脱分極という。

5: 細胞内の電位があるレベルに達すると活動電位が発生する。

国試第22回午前:第5問

正しいのはどれか。

a: 薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。

b: 静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。

c: 徐放剤は速効性を重視して開発された。

d: 同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい

e: 薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第4問

酵素の機能異常による疾患はどれか。

a: フェニルケトン尿症

b: サラセミア

c: 鎌状赤血球貧血症

d: 痛 風

e: メープルシロップ尿症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e