生体の感染防御に直接関係しない血液細胞はどれか。
1: 好中球
2: 好酸球
3: リンパ球
4: 赤血球
5: 単 球
正しいのはどれか。
a: 貧血では血液比重は低くなる。
b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。
c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。
d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。
e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
1: 成人の血液量は体重の1/13程度である。
2: 血小板は一次止血に関与する。
3: (成熟)赤血球には核がある。
4: 好酸球数が増加したときはアレルギーを疑う。
5: 好中球数が増加したときは細菌感染を疑う。
体外循環中の血液について正しいのはどれか。
a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。
b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。
c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。
d: 血小板数は変化しない。
e: 血漿蛋白の変性が起こる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
免疫について誤っているのはどれか。(臨床免疫学)
a: T細胞は末梢血リンパ球の約90%を占める。
b: ナチュラルキラー細胞は再感染した細菌を特異的に攻撃する。
c: 授乳によって母乳から抗体を受ける現象は自然免疫である。
d: 抗原に最初にさらされたときに生産される抗体はIgMである。
e: ワクチンは人為的な抗原の授与による能動免疫である。
血液浄化について正しい組合せはどれか。
a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。
b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。
c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。
d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。
e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。
腎移植について正しいのはどれか。
a: レシピエントが小児の場合は成人より生着率が低い。
b: コリンズ液は単純冷却保存に用いられる。
c: 全身感染症による死亡者はドナーになれない。
d: ABO血液型は同一でなければならない。
e: 血漿交換療法は拒絶反応抑制には役に立たない。
a: 腎性貧血は正球性正色素性である。
b: 総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。
c: 血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。
d: 大量に出血すると血清鉄は上昇する。
e: ヘモグロビンには鉄が含まれている。
免疫の仕組みについて正しいのはどれか。
a: 自然免疫の主体はリンパ球である。
b: 好中球は抗原を取り込み、情報を提示する。
c: T細胞は細胞表面上のT細胞レセプタで抗原を認識する。
d: B細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。
e: 一次免疫応答ではIgAの産生が主体である。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が破壊するのはどれか。
1: T細胞
2: B細胞
3: 好中球
4: 血小板
5: 赤血球
血液を介して感染するのはどれか。(病理学)
a: HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
b: ポリオウイルス
c: A型肝炎ウイルス
d: B型肝炎ウイルス
e: C型肝炎ウイルス
a: 特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。
b: 血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。
c: 血友病Aでは凝固時間が延長する。
d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。
e: 肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。
輸血療法について正しいのはどれか。
a: 健常成人では出血量600mlまでは輸血しない。
b: Rh陽性患者にRh陰性の赤血球を輸血してもよい。
c: 化学療法時の血小板数は通常2万/μl以上を維持する。
d: 新鮮凍結血漿輸血の目的は栄養補給である。
e: 血清アルブミン濃度は通常4g/dl以上を維持する。
輸血について誤っている組合せはどれか。
1: Rh陰性 ------------------- HLA
2: 輸血後GVHD --------------- 放射線照射
3: 同種抗原感作 ------------- 白血球除去フィルタ
4: 不規則抗体 --------------- 洗浄赤血球製剤
5: 自己血輸血 --------------- 待機手術
1: マクロファージは貪食能をもつ。
2: 赤血球の寿命は約120日である。
3: 第7凝固因子は外因系凝固に関与する。
4: 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
5: 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。
a: A型肝炎は慢性肝炎の原因となる。
b: B型肝炎は血液を介して感染する。
c: C型肝炎は慢性化しやすい。
d: 我が国の肝細胞癌の大多数はC型もしくはB型肝炎を合併している。
e: 成人の急性B型肝炎の過半数は慢性化する。
血液濾過法の特徴として正しいのはどれか。
a: 自己免疫疾患に有効である。
b: 血液透析よりも無菌処理への配慮が少なくて済む。
c: 不均衡症状を起こしにくい。
d: 血液透析と比較して中分子量物質の除去効率がよい。
e: 血液透析と比較して小分子量物質の除去効率がよい。
血液透析について正しいのはどれか。
1: 拡散と限外濾過により物質除去を行う。
2: 透析液と血液は並流で流す。
3: 過剰の水分は浸透圧により除去する。
4: 抗凝固薬は使用しない。
5: 主に積層型の透析器を用いる。
c: T 細胞は細胞表面上の T 細胞レセプタで抗原を認識する。
d: B 細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。
e: 一次免疫応答では IgA の産生が主体である。
Showing 21 to 40 of 43 results