第36回国試午前7問の類似問題

国試第10回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。

b: 血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。

c: 血友病Aでは凝固時間が延長する。

d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。

e: 肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第85問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。

2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。

3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。

4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。

5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。

国試第20回午前:第38問

DICについて誤っているのはどれか。(血液学)

1: 血漿フィブリノーゲンが増加する。

2: 血中血小板数が減少する。

3: 血管内凝固が亢進する。

4: プロトロンビン時間が延長する。

5: 治療に抗凝固薬が用いられる。

国試第16回午前:第9問

血液について正しいのはどれか。

1: 血液から血球成分を除いた上清を血清という。

2: 血液中で血球がしめる重量百分率をヘマトクリット値という。

3: 単球は白血球の約20%を占める大型細胞である。

4: 好中球は抹消血中で最も多く認められる顆粒球である。

5: 赤血球はTCA回路によって好気的にエネルギー(A7P)を得る。

国試第15回午前:第35問

血友病について正しいのはどれか。

a: 凝固因子の欠乏によって起こる。

b: 高齢者に多い。

c: 女性に多発する。

d: 血小板減少を示す。

e: 関節内の出血を反復する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第76問

血液凝固で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 血液が異物と接触すると血液凝固III因子が活性化する。

2: メシル酸ナファモスタットは陽性荷電膜に吸着される。

3: 活性化部分トロンボプラスチン時間はヘパリン量の調節に用いられている。

4: ヘパリンはXII因子に直接作用し、血液の凝固を阻止する。

5: クエン酸ナトリウムは血中のリンイオンを低下させる。

国試第20回午前:第19問

誤っているのはどれか。(人の構造及び機能)

1: 体液は成人体重の60%を占める。

2: 細胞外水分量は体液の60%を占める。

3: 静脈圧の上昇によって浮腫が生じる。

4: 血漿膠質浸透圧の低下によって浮腫が生じる。

5: リンパ管の閉塞によって浮腫が生じる。

国試第6回午前:第28問

正しいのはどれか。

1: A型の血清には凝集素抗Aが含まれる。

2: O型血液は凝集原のAとBの両者をもつ。

3: 白血球には抗原がない。

4: 保存血液とは採血後21日以降の全血のことである。

5: 輸血によるHIV感染は自己血輸血により予防できる。

ME2第39回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: ヘモグロビンに酸素が結合する。

2: 好酸球はヒスタミンを放出する。

3: リンパ球は免疫反応に関与する。

4: 単球は遊走マクロファージとなって微生物を貪食する。

5: 血小板は血小板血栓を形成して止血に関与する。

国試第12回午前:第35問

輸血療法について正しいのはどれか。

a: 健常成人では出血量600mlまでは輸血しない。

b: Rh陽性患者にRh陰性の赤血球を輸血してもよい。

c: 化学療法時の血小板数は通常2万/μl以上を維持する。

d: 新鮮凍結血漿輸血の目的は栄養補給である。

e: 血清アルブミン濃度は通常4g/dl以上を維持する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第43問

出血傾向の原因について正しい組み合わせはどれか。

a: アレルギー性紫斑病 ――――――---- 血管の異常

b: 再生不良性貧血 ――――――------- 血小板数の減少

c: 白血病 ――――――――――------- 血小板数の増加

d: 血友病A ――――――――――――- 線溶亢進

e: 播種性血管内凝固症候群(DIC)――― 凝血因子の消費

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第35問

正しいのはどれか。

a: 腎性貧血は正球性正色素性である。

b: 総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。

c: 血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。

d: 大量に出血すると血清鉄は上昇する。

e: ヘモグロビンには鉄が含まれている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第19問

DICについて誤っているのはどれか。

1: 血漿フィブリノーゲンが増加する。

2: 血小板数が減少する。

3: 血管内凝固が亢進する。

4: プロトロンビン時間が延長する。

5: 治療に抗凝固薬が用いられる。

国試第20回午前:第64問

自動血球計数装置について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 赤血球数の測定にはオームの法則が用いられる。

2: 平均赤血球容積が得られる。

3: ヘモグロビン量が得られる。

4: ヘマトクリット値が得られる。

5: 濃縮した血液検体が用いられる。

国試第16回午後:第51問

誤っているのはどれか。

a: 溶血とは赤血球膜が破断しヘモグロビンが溶出する現象である。

b: 損傷した赤血球は変形能が低下する。

c: 血液中のヘモグロビン濃度の基準値は12~18g/dlである。

d: 溶血が多量に生じても血液の酸素運搬能は維持される。

e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の基準値は200~500mg/dlである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第3問

正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。

1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。

2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。

3: pHは7.35~7.45の範囲にある。

4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。

5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。

国試第30回午前:第19問

正しい組合せはどれか。

a: 播種性血管内凝固(DIC) ----------- 二次線溶亢進

b: フォン・ヴィレブランド病 ----------- 出血時間延長

c: ワルファリン過剰投与 ------------- プロトロンビン時間(PT)延長

d: 特発性血小板減少性紫斑病(ITP) --- 骨髄での血小板産生低下

e: 血友病A ------------------------ 第V因子欠乏

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第47問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第66問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第18問

血球成分とサイトカインとの組合せで正しいのはどれか。

a: 赤血球 ------------------ エリスロポエチン

b: 顆粒球 ------------------ 顆粒球コロニー刺激因子

c: 好酸球 ------------------ 腫瘍壊死因子(TNF)

d: リンパ球 ---------------- 組織トロンボプラスチン

e: 血小板 ------------------ トロンボポエチン

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e