抗凝固薬で正しいのはどれか。
1: ヘパリンには抗トロンビン作用がある。
2: ヘパリンは陰性荷電膜に吸着される。
3: 低分子量ヘパリンは分子量1,500程度の製剤である。
4: メシル酸ナファモスタットの半減期は30分である。
5: アルガトロバンは出血性病変を持つ患者に用いられる。
抗凝固薬について誤っているのはどれか。
1: プロタミンはヘパリンの作用を中和する。
2: 低分子量ヘパリンの半減期はヘパリンより短い。
3: ヘパリンには抗Xa作用がある。
4: メシル酸ナファモスタットは陰性荷電膜に吸着される。
5: クエン酸ナトリウムは血中のカルシウムイオンを低下させる。
1: クエン酸ナトリウムは高Ca透析液に使われる。
2: 低分子量ヘパリンはヘパリンより活性半減期が長い。
3: メシル酸ナワァモスタットはプロタミンで中和できる。
4: ワルファリンは体外循環に用いる。
5: ヘパリンは血小板粘着・凝集を抑制する。
抗トロンビン作用による凝固阻止剤はどれか。
1: EDTA
2: ヘパリン
3: ワルファリン
4: シュウ酸ナトリウム
5: クエン酸ナトリウム
ヘパリンの抗凝固作用に拮抗する物質はどれか。
1: クエン酸
2: ビタミンC
3: ビタミンK
4: プロタミン
5: プロスタグランジン
血液透析において、出血性病変を有する患者にも使用可能な抗凝固薬はどれか。
a: ナファモスタットメシル酸塩
b: 低分子量ヘパリン
c: 未分画ヘパリン
d: アルガトロバン
e: ワルファリン
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
重症の出血性病変を有する患者に対する血液浄化療法で使用される抗凝固薬はどれか。
1: 非分画ヘパリン
2: 低分子量へパリン
3: クエン酸ナトリウム
4: ナファモスタットメシル酸塩
5: アルガトロバン
血液凝固を阻止するのはどれか。
a: ヘパリン
b: クエン酸ナトリウム
c: ワルファリン
d: トロンビン
e: フィブリン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ヘパリンの中和薬はどれか。
1: トロンビン
2: ウロキナーゼ
3: アンチトロンビンIII
4: ビタミンK
5: プロタミン
血液透析の抗凝固療法で正しいのはどれか。
1: アルガトロバンの半減期は2~3時間である。
2: プロタミンは局所ヘパリン化法に用いられる。
3: 低分子ヘパリンはヘパリンよりも半減期が短い。
4: ヘパリンは出血病変を有する患者に使用できる。
5: メシル酸ナファモスタットは陰性に荷電している。
血液浄化時の体外循環用抗凝固薬として一般に用いられているのはどれか。
1: メシル酸ガベキセート
2: プロスタサイクリン
3: アルガトロバン
4: クエン酸ナトリウム
5: 遺伝子組み換えヒルジン
我が国で頻用される血液透析用抗凝固薬はどれか。(人工腎臓装置)
a: 遺伝子組み換えヒルジン
b: メシル酸ガベキセート
c: 低分子量ヘパリン
d: メシル酸ナファモスタット
e: プロスタサイクリン
ヘパリンの中和剤はどれか。
1: 低分子ヘパリン
2: アドレナリン
3: プロタミン
4: インドメタシン
5: ガンマグロブリン
抗凝固薬のメシル酸ナファモスタットについて正しいのはどれか。
a: 出血性病変を有する患者に使用できる。
b: 血中カルシウムイオンを減少させる。
c: 半減期は2~3時間である。
d: プロタミンで中和できる。
e: 陰性荷電膜に吸着される。
人工心肺を用いた開心術中の抗凝固対策で正しいのはどれか。
1: 抗血小板薬投与例ではヘパリン投与量を減量する。
2: ワルファリン投与例ではヘパリン投与量を減量する。
3: アンチトロンビンIII欠損症ではヘパリン投与量を減量する。
4: ACTが600秒以上に延長した場合にはプロタミンを投与する。
5: ヘパリンコーティング回路を用いる場合もACTは400秒以上を保つ。
我が国で血液透析用抗凝固剤として認可されているのはどれか。
a: ワルファリンカリウム(ワーファリン)
b: メシル酸ナファモスタット
c: アルガトロバン
d: メシル酸ガベキセート
e: 遺伝子組み替えヒルジン
血液凝固で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
1: 血液が異物と接触すると血液凝固III因子が活性化する。
2: メシル酸ナファモスタットは陽性荷電膜に吸着される。
3: 活性化部分トロンボプラスチン時間はヘパリン量の調節に用いられている。
4: ヘパリンはXII因子に直接作用し、血液の凝固を阻止する。
5: クエン酸ナトリウムは血中のリンイオンを低下させる。
誤っているのはどれか。
1: ワーファリンには抗凝固作用がある。
2: アセチルサリチル酸(アスピリン)には血小板凝集促進作用がある。
3: ウロキナーゼにはフィブリン溶解作用がある。
4: ビタミンKは肝における凝固因子の産生に必要である。
5: トロンビン末には止血作用がある。
人工肺による体外循環の終了後に血液凝固能の正常化のために用いるのはどれか。
1: ヘパリンナトリウム
2: 硫酸プロタミン
3: 塩化カルシウム
4: 重炭酸ナトリウム
5: マニトール
体外循環で血液の凝固を抑制するために用いられるのはどれか。
1: プロタミン硫酸塩
2: EDTA(エチレンジアミン四酢酸)
3: 低分子ヘパリン
5: カルシウムイオン
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