第26回国試午前79問の類似問題

国試第17回午後:第49問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているものはどれか。

1: 42°C未満の温水を流す。

2: 送血温は灌流水の温度と流量で調節する。

3: 金属製より樹脂製が多く使用されている。

4: 深部温と送血温との差に注意して冷却する。

5: 人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第7回午後:第75問

ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。

1: 人工呼吸器の呼気弁の異常----------気胸

2: 人工心肺装置の貯血槽血液レベルの低下---- 空気栓塞

3: 透析用水処理装置の故障-----------硬水症候群

4: 電気メスでの高周波分流の発生-------- ミクロショック

5: 血液加温器のサーモスタットの故障-------溶血

国試第19回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。(高気圧療法)

1: 血液に溶解する酸素量はダルトンの法則に従う。

2: 減圧症の再発治療の基本原理はボイルの法則である。

3: 治療前に耳抜き訓練として唾液を嚥下させる。

4: 第2種装置では複数の患者を治療できる。

5: 酸素中毒の発生に注意する。

国試第7回午後:第52問

透析患者における貧血について正しいのはどれか。

a: 貧血はエリスロポエチンの産生低下が主因である。

b: へマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。

c: 出血、鉄欠乏でも起きる。

d: 貧血にはアルミニウムを補充する。

e: 貧血にはビタミンDを投与する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第25問

輸血製剤について正しいのはどれか。

1: 血小板製剤は2~6°Cで保存する。

2: 洗浄赤血球製剤は血漿分画製剤である。

3: 赤血球液の有効期間は21日間である。

4: 輸血製剤1単位は全血400mL由来である。

5: 血漿分画製剤は献血者1人から分離・製造される。

国試第2回午後:第39問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1: 過度の吸引

2: 送血カニューレにおけるjetの形成

3: 熱交換器における加熱のし過ぎ

4: 使用血液の血液型不適合

5: リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第18回午前:第76問

臨床工学技士の業務と責任について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 医師の指示を受けて、血液浄化装置の回路先端部を内シヤントヘ穿刺できる。

b: 人工呼吸中の患者の気道内吸引は業務に含まれる。

c: 機器購入の際の選定に対してPL法に基づく責任が問われる。

d: 機器の誤操作による事故について法的に過失が問われることはない。

e: 業務上知り得た秘密に対しては臨床工学技士でなくなっても守秘義務がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第72問

遠心ポンプの操作で正しいのはどれか。

a: 離脱前の低流量時には回転数による流量制御が困難である。

b: 誤って空気を体内に送り込むことはない。

c: 人工心肺運転中の送血回路の遮断は禁忌である。

d: 冷却時に流量を維持するには回転数をあげる必要がある。

e: 人工心肺停止時には送血回路を釦子で遮断し血液逆流を防ぐ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第69問

低体温について正しいのはどれか。

a: 血液粘度が低下する。

b: 人工心肺の安全限界が狭まる。

c: 組織への酸素移行が減少する。

d: 混合静脈血酸素飽和度が増加する。

e: アルファスタット法による管理ではpHが上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第5問

医師の指示を得て臨床工学技士が行える行為はどれか。

1: 体内式ペースメーカの装着

2: 血液浄化装置の穿刺針のシヤントヘの接続

3: 気管挿管

4: エックス線撮影

5: 気管切開

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1: 動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。

2: 中心静脈圧は循環血液量を反映する。

3: 直腸温は深部体温を反映する。

4: 尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。

5: 血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

国試第23回午後:第78問

透析装置(コンソール)に組込まれていないのはどれか。

1: 漏血検出器

2: 気泡検出器

3: 透析液温計

4: 除水制御装置

5: 透析液浸透圧計

国試第33回午前:第77問

透析中の血圧低下に対する処置として正しいのはどれか。

a: 下肢挙上

b: 透析時間短縮

c: 低 Na 透析の実施

d: 昇圧薬投与

e: ECUM

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 入室者の着衣には合成繊維製品を避ける。

2: 第1種装置は患者を一人だけ収容する装置である。

3: 第1種装置において認められる生体情報は心電図と脳波である。

4: 第2種装置は酸素で加圧する。

5: 第2種装置は複数の患者と医療職員を収容できる。

国試第14回午前:第76問

臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。

1: 医師の指示の下での高気圧酸素治療装置の操作

2: 人工心肺装置の保守

3: 患者の脳波の測定

4: 呼吸機能曲線の解析についての研究

5: レーザ手術装置の操作方法についての説明

国試第21回午後:第53問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているのはどれか。

1: 42°C未満の温水を流す。

2: 送血温は灌流水の温度と流量とで調節する。

3: 金属製より樹脂製が多く使用されている。

4: 深部温と送血温との差に注意して冷却する。

5: 人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第33回午前:第76問

維持透析用として適切でないバスキュラーアクセスはどれか。

1: 自己血管内シャント

2: 人工血管内シャント

3: 動脈表在化法

4: 動脈直接(cid:7973)刺法

5: 静脈カテーテル法

ME2第32回午後:第33問

血液透析中の漏血監視計は次のどのラインに設置されているか。

1: 脱血(動脈)側ライン

2: 返血(静脈)側ライン

3: 透析液供給ライン

4: 透析液排液ライン

5: 生理食塩液ライン

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第12回午後:第64問

血液浄化療法とその特徴との組合せで正しいのはどれか。

a: CAPD―――――――――――体外循環が不要

b: 血液濾過法――――――――――透析液が必要

c: 持続動静脈血液濾過――――人工透析膜が不要

d: 二重濾過血漿分離交換法―――遠心分離装置が必要

e: 冷却濾過法―――――――へパリン投与が必要

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e