肺気量について誤っているのはどれか。
1: 肺活量は肺の容積に等しい。
2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。
3: 成人の安静時1回換気量は400~500 mL 程度である。
4: 成人の安静時呼吸回数は1分間14回程度である。
5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。
生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2: 体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3: 静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4: 血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5: 糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1: デオキシヘモグロビンの赤色光の吸収係数はオキシヘモグロビンよりも大きい。
2: 赤色光と赤外光の2波長を同時に発光して受光する。
3: 酸素飽和度が100%のとき、酸素分圧は100 mmHg である。
4: 一酸化炭素中毒の患者でも正しく計測できる。
5: 遠心ポンプを使った人工心肺施行中の患者でも計測できる。