肺機能検査について正しいのはどれか。
1: 肺活量は1回換気量と予備吸気量との和である。
2: %肺活量70%は基準値内である。
3: 1秒率60%は基準値内である。
4: 残気量は機能的残気量と1回換気量との差である。
5: 肺気腫では残気率が増大する。
スワン・ガンツカテーテルで正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 左心室内圧の測定に用いる。
2: 冠状動脈の造影に用いる。
3: 熱希釈法による心拍出量の計測に用いる。
4: カテーテルの挿入は上腕動脈から行う。
5: 多数の電極がカテーテル先端部に配置されている。
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1: 動脈血酸素分圧を計測する。
2: 赤色光と近赤外光が使われる。
3: クラーク電極を用いる。
4: 測定部位を2つのLEDで挟む。
5: 血流量を測定できる。
血液ガスについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)
a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。
b: 肺動脈血酸素分圧の基準値は90mmHgである。
c: 窒素はすべて物理的に溶解している。
d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。
e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電磁血流計について正しいのはどれか。
a: 血流によって発生する電流を計測する。
b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。
c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。
d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。
e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
1: 電磁血流計は電磁誘導を利用した計測器である。
2: 超音波ドップラ血流計は無侵襲計測器である。
3: レーザドップラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。
4: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。
5: 熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。
インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。
1: 数十kHzの交流信号を用いる。
2: 患者監視装置において呼吸数をモニタする。
3: 胸部体表面に貼った電極間の電気インピーダンスを計測する。
4: 吸気時には電気インピーダンスが減少する。
5: 呼吸モニタ用電極は心電図モニタ用電極と兼用できる。
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1: 動脈血酸素分圧を測定する。
2: 測定には超音波を用いる。
3: 採血による校正が必要である。
4: 耳朶で測定できる。
5: 不整脈の鑑別診断ができる。