第11回国試午前27問の類似問題

国試第14回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 血液中の溶解型酸素の増量を目的とする。

b: 高気圧酸素環境下では多量の酸素が皮膚から浸透する。

c: 第2種装置内へはどのような医療機器も搬入できる。

d: 意識障害で耳管の開放ができない場合は鼓膜穿刺を施行する。

e: 治療終了後には必ず装置点検を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第46問

血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。

a: 症状として激しい咳嗽が起こる。

b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。

c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。

d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。

e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第8問

カプノメータについて誤っているのはどれか。

1: 呼気終末二酸化炭素分圧が表示される。

2: 二酸化炭素による赤外線の吸収を利用している。

3: 呼吸回路が外れたときの応答はパルスオキシメータより速い。

4: 血中の二酸化炭素分圧を測定する。

5: メインストリーム型とサイドストリーム型がある。

国試第9回午前:第38問

急性腎不全の原因について正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞

b: 低カルシウム血症

c: 副腎皮質ステロイド薬の投与

d: 敗血症

e: 後腹膜線維症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第52問

低体温時に上昇するのはどれか。

a: 動脈圧

b: 血液のpH

c: 末梢血管抵抗

d: 血液の粘度

e: 酸素消費量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第74問

人工心肺中に脱血回路の酸素飽和良が低下した。(生体機能代行装置学)原因として考えられないのはどれか。

1: 送血流量の不足

2: 過度の血液希釈

3: 体温の低下

4: 生体肺の機能不全

5: 吹送ガス酸素濃度の低下

国試第28回午後:第20問

パルスオキシメータで測定するのはどれか。

1: 静脈血酸素分圧

2: 動脈血pH

3: 動脈血二酸化炭素分圧

4: 動脈血酸素飽和度

5: 動脈血酸素分圧

国試第28回午前:第71問

ヘモグロビンの酸素解離曲線について正しいのはどれか。

1: 酸素含量と酸素分圧の関係を表した曲線である。

2: アシドーシスにより右方移動する。

3: 低体温により右方移動する。

4: 低二酸化炭素血症により右方移動する。

5: 3-DPGの低下により右方移動する。

国試第19回午後:第43問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。原因として考えにくいのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 呼気弁の開放不全

2: 呼吸回路の脱落

3: 心停止

4: 肺塞栓症

5: 気管チューブの閉塞

国試第31回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中に血中濃度が低下するのはどれか。

1: 血 糖

2: レニン

3: アドレナリン

4: サイトカイン

5: カルシウム

国試第22回午後:第78問

透析療法の合併症で正しいのはどれか。

1: 消化管出血があるときはヘパリンを使用する。

2: 感染症は透析患者の死亡原因の第1位である。

3: アルカローシスでは高カルシウム血症の発生頻度が高まる。

4: 高血圧の大部分はレニン依存性である。

5: 体液過剰が続くと心不全の発生頻度が高まる。

国試第35回午前:第75問

血液透析の治療自体で改善される病態はどれか。 

a: 低栄養 

b: 腎性貧血 

c: 高カリウム血症 

d: 代謝性アシドーシス 

e: 二次性副甲状腺機能亢進症 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第14問

CO2ナルコーシスの治療で正しいのはどれか。 

a: ペーパーバッグを口に当てる。 

b: 高濃度酸素から投与を開始する。 

c: NPPVを用いる。 

d: 人工呼吸管理を行う。 

e: アシドーシスはできるだけ早く補正する。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第20問

パルスオキシメータで測定するのはどれか。(臨床医学総論)

1: 動脈血酸素分圧

2: 静脈血酸素分圧

3: 動脈血酸素含量

4: 動脈血酸素飽和度

5: 静脈血酸素飽和度

国試第28回午後:第78問

血液透析中に血圧低下をしばしば認める患者への対応で誤っているのはどれか。

1: 体外限外濾過法(ECUM)を追加する。

2: 透析液ナトリウム濃度を増加させる。

3: 時間除水量を増加させる。

4: 透析液温度を低下させる。

5: 食事からのナトリウム摂取量を減少させる。

国試第9回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 窒素の大気中での重量比は約78%である。

2: ヘリウムの血液に対する溶解度は窒素の溶解度よりも低い。

3: 窒素は通常の圧力と温度の下では化学的に不活性な気体である。

4: 供給ガス中の酸素分圧の低下は酸素欠乏症の原因となる。

5: 酸素のヘモグロビンとの結合力は一酸化炭素の結合力よりも弱い。

国試第25回午後:第87問

生体内の物質輸送で誤っているのはどれか。

1: 酸素は肺胞と血液間を拡散現象によって移動する。

2: 二酸化炭素は肺胞と血液間を拡散現象によって移動する。

3: 細胞内のNa+は能動輸送によって細胞外に移動する。

4: 血漿タンパクは浸透圧によって毛細血管壁を移動する。

5: グルコースは腎糸球体で濾過される。

ME2第31回午前:第48問

カプノメトリについて正しいのはどれか。

1: メインストリーム方式はサイドストリーム方式より死腔量が大きい。

2: サイドストリーム方式は気管挿管されていない患者へは使用できない。

3: 吸気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。

4: 呼気ガスに照射した超音波の反射波により二酸化炭素を検出する。

5: 吸気中の酸素分圧を測定する。

国試第35回午前:第65問

高気圧酸素治療の効果で正しいのはどれか。 

a: 腸内ガスの膨張 

b: 血糖値コントロールの改善 

c: 創傷治癒の促進 

d: 末梢組織の酸素化 

e: 感染に対する好中球活性の上昇 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: 体液の約2/3は細胞内にある。

2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。

4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。

5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。