インフォームドコンセントについて誤っているのはどれか。(医学概論・関係法規)
1: 患者は医療担当者から治療および予後について説明を受ける権利がある。
2: 患者が医師に全てを任せると言った場合は説明を省略してもよい。
3: 医療担当者は5%未満の確率で予想される副作用についても説明する。
4: 医療担当者はカルテに説明と同意の内容を記録する。
5: 患者は同意書にサインした後でも同意を撤回することができる。
臨床工学技士として適切でないのはどれか。
a: 生命維持管理装置を身体へ接続する際に苦痛がないかを患者に尋ねた。
b: 生命維持管理装置の操作中の異常はすべて患者に伝えるよう心掛けた。
c: 患者の病気の予後について、できる限り詳しく本人に教えるよう努めた。
d: 患者の会社の上司に対し患者の病状をありのままに詳しく説明した。
e: 臨床工学技士としての仕事をやめた後も患者の秘密を守り通した。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学校士としての倫理に反する行為はどれか。
1: 勤務時間中に病院内で道に迷っていた患者を案内した。
2: 病院見学に来た高校生に頼まれて人工呼吸器の操作法を説明した。
3: 報道関係者に入院している国会議員の病状を知っている範囲で説明した。
4: 患者に薬の副作用について尋ねられたが薬剤師に聞くようにと答えた。
5: 医師に医療過誤に関連してデータの書き直しを依頼されたが断った。
医療行為を行う上で、患者の権利として法制化されていないのはどれか。
1: 安楽死希望の尊重
2: プライバシーの遵守
3: 情報開示の要求
4: 医療行為の拒絶
5: セカンドオピニオンの取得
臨床工学技士として適切でないのはどれか。
a: 生命維持管理装置を身体へ接続する際に、苦痛がないかを患者に尋ねた。
b: 生命維持管理装置の操作中の異常はすべて患者に伝えるよう心掛けた。
c: 患者の病気の予後について、できる限り詳しく本人に教えるよう努めた。
d: 患者の会社の上司に対し、患者の病状をありのままに詳しく説明した。
e: 臨床工学技士としての仕事を退職した後も、患者の秘密を守り通した。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
本人あるいは保護者の同意を得ないで次の行為を行った。医療機関における個人情報の取り扱いとして適切でないのはどれか。
1: 意識不明の患者の病状を家族に説明した。
2: 検査のため採取した血液を患者氏名の書かれたスピッツに入れ検査業者に渡した。
3: 大震災直後に家族からの問合せに対し本人の生死を答えた。
4: 児童虐待が疑われたので、市町村に児童名を通告した。
5: 生徒の回復見込みについて、付き添ってきた担任教師に回答した。
臨床工学技士の業務と責任について正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 医師の指示を受けて、血液浄化装置の回路先端部を内シヤントヘ穿刺できる。
b: 人工呼吸中の患者の気道内吸引は業務に含まれる。
c: 機器購入の際の選定に対してPL法に基づく責任が問われる。
d: 機器の誤操作による事故について法的に過失が問われることはない。
e: 業務上知り得た秘密に対しては臨床工学技士でなくなっても守秘義務がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学技士法(第39条)には『臨床工学技士は、その業務を行うにあたっては、[ A ]との[ B ]を図り、適正な[ C ]に努めなければならない』と明記されている。[ ]の中のA,B,Cの組み合わせで正しいのはどれか。
1: A医師B緊密な協力C患者の治療
2: A医師および臨床検査技師B緊密な連帯C医療の施行
3: A看護婦などの医療関係者B緊密な連絡C治療の遂行
4: A薬剤師および診療放射線技士B緊密な協力C職務の遂行
5: A医師その他の医療関係者B緊密な連携C医療の確保
臨床工学技士の業務はどれか。
a: 患者の病状診察
b: 患者の生理機能検査
c: 生命維持管理装置の操作
d: 生命維持管理装置の保守点検
e: 医薬部外品の管理
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医療法に規定されているのはどれか。
a: 病院の管理
b: 医師の免許
c: 感染症の類型
d: 診療所の開設
e: 特定機能病院の要件
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医療安全について正しいのはどれか。
1: インシデントの背景には数多くのアクシデントが存在する。
2: 入院患者が転倒したが、怪我はなかったので報告しなかった。
3: 電子カルテを導入すれば患者誤認のリスクはなくなる。
4: 与薬前に薬品名と患者名を同僚とダブルチェックした。
5: 医療事故を減らすには原因追及よりも責任追及が重要である。
医療施設について正しいのはどれか。
a: 診療所は48時間以上患者を収容しない。
b: 病院は20人以上の入院患者の収容施設を有する。
c: 病院の開設には都道府県知事の許可が必要である。
d: 老人保健施設は診療所に含まれる。
e: 助産所は医師がいなくても開設できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医療法に規定されているのはどれか。
a: 病院の管理
b: 保健所の開設
c: 感染症の類型
d: 診療所の開設
e: 特定機能病院の要件
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士として業務を行うことができるのはいつからか。
1: 国家試験に合格したとき。
2: 国家試験合格証書を受領したとき。
3: 免許手数料を完納したとき。
4: 臨床工学技士名簿に登録されたとき。
5: 免許証明書を医療施設の長に提示したとき。
医療情報システムについて誤っているのはどれか。
1: 健康管理情報において集団の正常値の方が個人の正常値よりも幅が狭い。
2: へき地医療情報システムに心電図電送解析システムが用いられることがある。
3: 医療情報ネットワークにおける情報伝送の速度としてボーレイトが用いられる。
4: 病院情報には病院管理情報のほか検査や病状観察に関する情報もある。
5: 医師が診察室の端末装置から直接、検査指示などの患者の診療情報を入力するものをオーダリングシステムという。