第33回国試午後23問の類似問題

国試第34回午後:第23問

医療安全について正しいのはどれか。

1: 医療行為により患者に重篤な損害を与えた事例をインシデントという。

2: アクシデントが発生する背景には数多くのインシデントが隠れている。

3: 患者がベッドから転落した場合、怪我がなければ報告しなくてよい。

4: 再診であれば患者確認作業は省略してよい。

5: 患者識別バンドを確認すればフルネームを名乗ってもらう必要はない。

国試第32回午後:第24問

医療安全について正しいのはどれか。

1: 医療事故では、関係する個人の責任が最も問われる。

2: 医療事故を減らすには、組織の対応より個人の注意が重要である。

3: インシデント報告書は、事故発生後に原因を究明したのちに提出する。

4: 各医療機関は、医療従事者全員を対象とした研修が義務付けられている。

5: 病棟での患者確認では、忙しい場合には患者の姓のみでもよい。

国試第36回午前:第1問

医療事故の防止について誤っているのはどれか。 

1: 医療事故調査の目的は責任の追及である。 

2: 疲労・ストレスや作業中断はエラーの発生要因である。 

3: 感染予防にスタンダードプリコーションが重要である。 

4: 医療事故に該当する事例は日本医療安全調査機構に報告する。 

5: 事故や障害につながったかもしれない事例をインシデントと呼ぶ。 

国試第28回午前:第24問

医療事故発生時の対応について適切でないのはどれか。

1: 患者の安全確保

2: 正確な事実把握

3: 医師や上司への報告

4: 事故に関わる物品の保全

5: 発生部署内での解決

国試第22回午前:第38問

病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。

a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。

b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。

c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。

d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。

e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第23問

医療事故についで正しいのはどれか。

a: 医療過誤は医療機関・医療従事者の過失による。

b: 臨床工学技士が医療過誤責任を問われることはない。

c: 医療機器の不適切な使用による健康被害は製造物責任(PL)となる。

d: 医療機器の欠陥の有無にかかわらず健康被害が発生すれば製造物責任(PL)が生じる。

e: リスクマネージメントは医療事故を未然に防ぐことを目的とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第2問

医療法における医療事故に含まれるのはどれか。

1: 通院途上の転倒による捻挫

2: 院内感染での入院期間の延長

3: 医療に起因する死亡

4: 医師による不適切な発言

5: 臨床工学技士によるカルテの改ざん

国試第22回午後:第2問

医療事故防止で正しいのはどれか。

a: 指差呼称による確認を実践する。

b: 医療事故防止対策は外部組織に委託する。

c: ヒヤリ・ハット事例をおこした者を厳しく罰する。

d: 医療機器の保守点検や安全管理を確実に実践する。

e: フェイルセーフ、フールプルーフの概念による機器設計を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第1問

医療事故防止で正しいのはどれか。

a: 指差呼称による確認を実践する。

b: 医療事故防止対策は外部組織に委託する。

c: ヒヤリ・ハット事例をおこした者を罰する。

d: 医療機器の保守点検や安全管理を確実に実践する。

e: フェイルセーフ、フールプルーフの概念による機器設計を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第1問

医療事故防止のために義務付けられていないのはどれか。

1: 院内感染防止対策

2: 医療機器の安全確保

3: 救急医療体制の整備

4: 医薬品の安全管理体制

5: 医療安全管理体制の整備

国試第18回午前:第87問

医用機器のトラブル発生直後の対応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者の安全確保

2: トラブルの責任所在者の確認

3: 当該医用機器の使用禁止

4: 代替医用機器の準備

5: トラブル発生時の状況の記録

国試第20回午前:第77問

診療でミスがあったが、患者に危害が及ばなかった状態を意味する用語はどれか。(医用機器安全管理学)

1: アクシデント

2: ニアミス

3: ヒューマンエラー

4: リスクマネージメント

5: インフオームドコンセント

国試第5回午後:第85問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器からなる医療システムでは、一つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェールセイフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてもよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第79問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器から成る医療システムでは、1つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェイルセーフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第2問

インフォームドコンセントについて誤っているのはどれか。(医学概論・関係法規)

1: 患者は医療担当者から治療および予後について説明を受ける権利がある。

2: 患者が医師に全てを任せると言った場合は説明を省略してもよい。

3: 医療担当者は5%未満の確率で予想される副作用についても説明する。

4: 医療担当者はカルテに説明と同意の内容を記録する。

5: 患者は同意書にサインした後でも同意を撤回することができる。

国試第1回午後:第76問

医用機器使用上の安全問題について誤っているのはどれか。

a: 電気的安全についてだけを考慮すればよい。

b: 電気による事故として電撃以外に過大エネルギーによる熱傷なども生じる。

c: 生命維持管理装置の使用に当たっては非常電源設備とその稼動体制が必要である。

d: 機器の信頼性低下などによる間接的な事故要因にも注意する。

e: 機器を多数使用する場合でも個々の機器の安全性や信頼性に注意すれば全体としての安全を保つことができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第74問

医療機器に由来する事故のうち、化学的安全に関係するものはどれか。

a: 医療ガスの誤用

b: 生理食塩液による輸液ポンプモータの腐食

c: 人工呼吸器の呼吸回路の亀裂

d: 人工心肺送血回路内への気泡の混入

e: 汚染医療機器使用による院内感染

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第1問

クリニカルパス導入の効果で誤っているのはどれか。

1: チーム医療による相互チェックが強化される。

2: 治療が均一化される。

3: 医療事故の予防につながるo

4: 患者の理解が得られやすい。

5: 医師の裁量権が強化される。

国試第23回午前:第39問

正しいのはどれか。

1: 医療法施行規則における医療機器の保守点検にはオーバホールは含まれない。

2: ハインリッヒの法則は機器のライフサイクルに関するものである。

3: 医用安全管理の4Mのひとつはmedicineである。

4: 医療事故の原因調査の第一目的は責任者の処罰である。

5: リスクマネージメントは戦争における人的資源の配置から始まった。

国試第11回午前:第2問

誤っているのはどれか。

1: 患者に関する必要事項は記録に残さなければならない。

2: 医療従事者は業務上知った患者のプライバシーを他人に漏らしてはならない。

3: 病院は営利を目的として設立される。

4: 患者と医療従事者とは対等の立場である。

5: 臨床工学技士が定められた業務を行うに当たっては「医師の具体的な指示」を受けなければならない。