医療情報システムについて誤っているのはどれか。
1: 健康管理情報において集団の正常値の方が個人の正常値よりも幅が狭い。
2: へき地医療情報システムに心電図電送解析システムが用いられることがある。
3: 医療情報ネットワークにおける情報伝送の速度としてボーレイトが用いられる。
4: 病院情報には病院管理情報のほか検査や病状観察に関する情報もある。
5: 医師が診察室の端末装置から直接、検査指示などの患者の診療情報を入力するものをオーダリングシステムという。
誤っているのはどれか。
1: 患者に関する必要事項は記録に残さなければならない。
2: 医療従事者は業務上知った患者のプライバシーを他人に漏らしてはならない。
3: 病院は営利を目的として設立される。
4: 患者と医療従事者とは対等の立場である。
5: 臨床工学技士が定められた業務を行うに当たっては「医師の具体的な指示」を受けなければならない。
クリニカルパス導入の効果で誤っているのはどれか。
1: チーム医療による相互チェックが強化される。
2: 治療が均一化される。
3: 医療事故の予防につながるo
4: 患者の理解が得られやすい。
5: 医師の裁量権が強化される。
医療関係者に必要な事柄で適切でないのはどれか。
1: 専門職間で連絡、協調を保つ。
2: 礼儀正しい言葉遣いとあいさつをする。
3: 医療経営上の利益の確保を優先する。
4: 新しい知識と技術の吸収に努める。
5: 設備、環境を清潔に維持し快適さを保つ。
個人情報保護について誤っているのはどれか。
1: 患者の住所は保護の対象となる。
2: 院内で患者の治療のためにスタッフ間で情報共有する場合は対象外である。
3: 五十音順に並べられた患音名の一覧表は保護の対象となる。
4: コンピュータで検索可能な状態にされた患者名データは保護の対象となる。
5: 死亡した患者名の一覧表は保護の対象となる。
病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。
a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。
b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。
c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。
d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。
e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医療安全について正しいのはどれか。
1: インシデントの背景には数多くのアクシデントが存在する。
2: 入院患者が転倒したが、怪我はなかったので報告しなかった。
3: 電子カルテを導入すれば患者誤認のリスクはなくなる。
4: 与薬前に薬品名と患者名を同僚とダブルチェックした。
5: 医療事故を減らすには原因追及よりも責任追及が重要である。
臨床工学技士の職務について誤っているのはどれか。
1: ME機器の性能の十分な活用と安全を図ることが職務である。
2: 医療行為には医師の指示が必要であるが、業務上のデータや状況は医師の求めがあったときにのみ報告すべきである。
3: 業務上の医療過誤に対しては直接の責任を負わなければならない。
4: 高度に専門的な職種であるが、業務に当たって看護婦や臨床検査技師など他の医療関係者と密接な連携をとるべきである。
5: 患者に関する秘密尊重をうたった世界医師会のジュネーブ宣言を守らなければならない。
医療行為を行う上で、患者の権利として法制化されていないのはどれか。
1: 安楽死希望の尊重
2: プライバシーの遵守
3: 情報開示の要求
4: 医療行為の拒絶
5: セカンドオピニオンの取得
医療施設について正しいのはどれか。
a: 診療所は48時間以上患者を収容しない。
b: 病院は20人以上の入院患者の収容施設を有する。
c: 病院の開設には都道府県知事の許可が必要である。
d: 老人保健施設は診療所に含まれる。
e: 助産所は医師がいなくても開設できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医療従事者のとるべき態度について適切でないのはどれか。
1: 業務中に知り得た患者の秘密はその死後といえども他人に漏らさない。
2: 患者に痛みや苦痛をできるだけ与えないように心掛けること。
3: 患者の社会的立場や家庭環境を十分に考慮して患者に接する。
4: 医療は患者に施し与えるものであるから、医療従事者が患者と対等の立場をとることはできる限りさける。
5: 患者の不安に満ちた、とかく弱くなりがちな心を励まし助けていく愛情と心くばりをもって業務を行う。
医療計画について誤っているのはどれか。
1: 医療資源の地域的偏在の解消が目的の一つである。
2: 都道府県医療審議会が定める。
3: 必要病床数に関する事項を含む。
4: 計画の策定に当たっては市町村の意見を聞かなければならない。
5: 一般病床については二次医療圏ごとに策定と推進が図られる。
患者の権利でないものはどれか。
1: 医療行為を拒絶する権利
2: プライバシーが守られる権利
3: 疾病に伴う逸失利益の補償を得る権利
4: 一度署名した手術同意書を撤回する権利
5: 治療内容について医師から説明を受ける権利
病院管理情報でないのはどれか。
1: 薬剤管理情報
2: 病歴情報
3: 血液管理情報
4: 患者登録情報
5: 医事会計情報