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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第30回 午前 第54問
20件の類似問題
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。...
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80
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午後
正答率:73% 類似度 66.8%
生体組織の導電率の大きさの順で正しいのはどれか。
1
骨 > 脂肪 > 筋肉 > 血液
2
2. 骨 > 筋肉 > 脂肪 > 血液
3
筋肉 > 血液 > 骨 > 脂肪
4
血液 > 筋肉 > 脂肪 > 骨
5
血液 > 脂肪 > 筋肉 > 骨
57
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午前
類似度 66.7%
生体における熱特性について誤っているのはどれか。
1
脂肪組織の熱伝導率は水より小さい。
2
生体内部の熱の移動は主に熱伝導による。
3
体表面での空気の対流は熱の放散を促進する。
4
運動時の熱産生は主に骨格筋に起因する。
5
体表面からの熱放射エネルギーの波長分布は赤外領域にある。
9
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:37% 類似度 66.5%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
浮腫の原因とならないのはどれか。
1
毛細血管内圧の上昇
2
血液膠質浸透圧の低下
3
リンパ管の閉塞
4
毛細血管透過性の亢進
5
粗織間液圧の上昇
82
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:74% 類似度 66.5%
超音波検査法について正しいのはどれか。
a
超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。
b
超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。
c
超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d
超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e
超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
59
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:38% 類似度 66.5%
超音波計測について誤っているのはどれか。
1
超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。
2
超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。
3
生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。
4
筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。
5
筋肉での音速は水と同程度である。
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85
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午前
重要度:低 正答率:73% 類似度 66.4% 解説あり
生体の電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1
血液の導電率は温度依存性がある。
2
皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。
3
$\beta$ 分散は細胞の組織構造に依存する。
4
$\gamma$ 分散は水分子の緩和現象に起因する。
5
静止電位は細胞内外のイオン濃度差による。

解説

生体組織の導電率は主に水分含有量と電解質濃度、温度に依存する。血液のように水・電解質が豊富なものは温度上昇でイオン移動度が増し、血漿粘度も低下するため導電率は上がる。一方、皮下脂肪は水・電解質が少なく疎水性であるため導電率が低く、実質臓器で水分の多い肝臓より明らかに小さい。生体の電気特性は周波数によって変化(分散)し、$\beta$分散は細胞膜による界面分極(Maxwell–Wagner効果)に由来してkHz〜MHz帯に現れる。$\gamma$分散は水分子の誘電緩和に起因し、数十GHz帯(約20 GHz付近)で顕著である。静止電位は細胞内外のイオン濃度差と膜の選択的透過性によって生じ、Na\+/K\+-ATPアーゼなどの能動輸送がその濃度勾配を維持している。したがって誤りは「皮下脂肪の導電率は肝臓より高い」である。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。血液は電解質を多く含み、温度が上がるとイオン移動度の増加と粘度低下により電気抵抗が減少し、導電率は上昇するため温度依存性がある。

2
正解

誤り。脂肪組織は水・電解質含有が少ないため導電率が低い。水分が多い実質臓器である肝臓の方が皮下脂肪より導電率は高い。

3
不正解

正しい。$\beta$分散は細胞膜と細胞内外液の層状構造に起因する界面分極(Maxwell–Wagner型分極)で、数kHz〜十数MHz帯で顕著に現れるため、細胞の組織構造に依存する。

4
不正解

正しい。$\gamma$分散は水分子の誘電緩和(外部電場への配向が追従できなくなる緩和現象)に起因し、数十GHz帯(およそ20 GHz付近)で見られる。

5
不正解

正しい。静止電位は細胞内外のイオン濃度差と膜の選択的透過性により生じる。Na\+/K\+-ATPアーゼなどの能動輸送はその濃度勾配を維持し、結果として静止電位が保たれる。

83
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午後
正答率:91% 類似度 66.3%
組織中を伝わる音速が最も速いのはどれか。
1
筋肉
2
緻密骨
3
4
血液
5
脂肪
82
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午後
正答率:71% 類似度 66.3%
生体内の物質移動について正しいのはどれか。
1
血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2
体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3
静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4
血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5
糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。
9
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午前
正答率:64% 類似度 66.3%
血液と体液について誤っているのはどれか。
1
細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2
血液から血球成分を除いた部分が血漿である。
3
HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4
1mmol/Lの濃度のCa2+イオンは1mEq/Lに等しい。
5
細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
40
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:64% 類似度 66.2%
体外循環に用いられる血液ポンプについて誤っているのはどれか。
a
遠心ポンプでは末梢血管抵抗により流量が変化する。
b
遠心ポンプは拍動流型ポンプである。
c
ローラポンプには逆止弁が必要である。
d
ローラポンプではローラ回転速度により送血量を調節できる。
e
大動脈バルーンパンピング(IABP)併用により定常流型ポンプで拍動流が得られる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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62
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:42% 類似度 66.2%
誤っているのはどれか。
1
電流密度が小さいと生体は導電体であると同時に誘電体とみなされる。
2
電流密度が小さいと細胞膜は絶縁体、細胞内外液は導電体とみなされる。
3
電流密度が大きいと神経細胞や筋細胞は興奮現象を生じる。
4
直流では電流密度と導電率との積は電界の強さを表す。
5
生体では周波数が増加するにしたがって導電率が増加し誘電率が減少する。
85
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午後
重要度:低 正答率:61% 類似度 66.1% 解説あり
値が上昇すると血液の粘性率が低下するのはどれか。
a
温度
b
電解質濃度
c
タンパク質濃度
d
ヘマトクリット値
e
血流のせん断速度
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

血液は非ニュートン流体であり、せん断速度に依存して見かけ粘性率が変化する(せん断速度依存性:せん断薄化)。一般に温度が上がると分子運動が活発化し、赤血球膜や血漿の内部摩擦が低下して粘性率は下がる。せん断速度が上がると赤血球の連銭形成が解離し配向が進むうえ、赤血球が管中心へ移動して血管壁近傍に血漿層(セルフリー層)が形成され、見かけ粘性率は低下する。一方、ヘマトクリット値やタンパク質(特にフィブリノーゲン)濃度の上昇は血球量増加・連銭形成促進・血漿粘度上昇を通じて粘性率を上げる。電解質濃度が高い環境では浸透圧により赤血球が脱水・硬化して変形能が下がり、粘性率は上昇しやすい。

選択肢別解説

a
正解

温度が上昇すると分子運動が活発化し、血漿の内部摩擦や赤血球膜の粘弾性抵抗が低下するため、血液の粘性率は低下する。したがって「粘性率が低下する」は正しい。

b
不正解

電解質濃度が上昇すると浸透圧が高まり赤血球から水が出て脱水・硬化し、赤血球の変形能が低下して流動抵抗は増えるため、粘性率は上昇しやすい。よって「低下する」は誤り。

c
不正解

タンパク質濃度(とくにフィブリノーゲン)の上昇は血漿粘度を高め、赤血球の連銭形成を促進して流動抵抗を増やすため、粘性率は上昇する。したがって「低下する」は誤り。

d
不正解

ヘマトクリット値の上昇は単位体積当たりの赤血球数増加を意味し、相互干渉と内部摩擦が増すため粘性率は上昇する。よって「低下する」は誤り。

e
正解

血流のせん断速度が上昇すると、赤血球の連銭形成が解離し配向が進み、さらに中心軸へ集まることで血管壁付近に血漿層(セルフリー層)が形成されるため、見かけ粘性率は低下する(せん断薄化)。したがって正しい。

84
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午前
重要度:低 正答率:89% 類似度 66.0% 解説あり
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
血圧と血液について正しいのはどれか。
a
安静立位状態では平均動脈圧は測定部位にかかわらず同じである。
b
動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。
c
脈波伝搬速度は血管壁が硬いほど大きい。
d
四肢の静脈の血流は定常流である。
e
収縮期血圧は一心拍中で動脈の直径が最小になった時の血圧である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

正答は2と3。立位では血液に重力による水頭圧が加わるため、同一人でも測定部位の高さ差で平均動脈圧は変化する(1は誤り)。動脈圧のピーク(主に収縮期圧)は、脈波の反射とパルス圧増幅の影響で部位により異なり、一般に中心から末梢に向かって収縮期ピークは高くなる傾向がある(2は正しい)。脈波伝搬速度は血管壁の硬さに依存し、Moens–Kortewegの近似式 $\text{PWV} \approx \sqrt{\frac{E\,h}{\rho\,D}}$ より弾性率Eが大きい(硬い)ほどPWVは大きくなる(3は正しい)。四肢静脈の流れは筋ポンプ、呼吸性変動、静脈弁の作用で時間的に変動する非定常流であり(4は誤り)、収縮期血圧は拍出で動脈が最も拡張した時点の最大血圧で、動脈径が最小となる拡張期末の圧ではない(5は誤り)。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。安静立位では重力の影響で測定高さが心臓より低ければ水頭圧 $\Delta P=\rho g h$ だけ高く、高ければ低くなる。よって平均動脈圧は測定部位(高さ)に依存して同じにはならない。

b
正解

正しい。脈波は血管分岐や末梢抵抗で反射し、入射波と干渉して収縮期ピーク(パルス圧)が変化する。一般に末梢(橈骨動脈など)では中心(大動脈)より収縮期ピークが高くなる傾向があり、部位によりピーク値は異なる。

c
正解

正しい。Moens–Kortewegの式 $\text{PWV} \approx \sqrt{\frac{E\,h}{\rho\,D}}$ より、血管壁の弾性率E(硬さ)が大きいほどPWVは増加する。動脈硬化などで壁が硬くなると脈波は速く伝わる。

d
不正解

誤り。四肢静脈の血流は筋ポンプ、呼吸性変動、静脈弁の開閉による間欠的・位相的変動を受ける非定常流であり、時間的に一定の定常流ではない。

e
不正解

誤り。収縮期血圧は心室収縮で血液が拍出され動脈が最も拡張した時点の最大血圧を指す。動脈径が最小となるのは拡張期末であり、それに対応するのは拡張期血圧である。

43
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:85% 類似度 66.0%
人工心肺装置の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a
ローラポンプによりチューブが完全に圧閉される場合は血球が破壊される。
b
ACTが400~600秒の場合、血液の抗凝固性が維持される。
c
血液温の低下で血液粘度は低下する。
d
径が太い送血カニューレでは血液成分に対する損傷が大きい。
e
熱交換器での血液と加温水の温度差が10°C以上では血球が破壊されやすい。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
44
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午前
類似度 66.0%
生体の電気的な性質として誤っているのはどれか。
1
導電率は周波数の増加とともに増加する。
2
誘電率は周波数の増加とともに減少する。
3
細胞内外液は脂肪組織と比較して導電率が大きい。
4
細胞膜は細胞内外液と比べて導電率が極めて小さい。
5
γ分散は生体固有の組織構造による分散である。
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14
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午前
類似度 66.0%
体液について誤っているのはどれか。
1
体液は成人男性で体重の約40%である。
2
体液の約2/3は細胞内にある。
3
体液量(比率)は加齢とともに減少する。
4
細胞内液にはK+が多い。
5
体液はpH7.4付近に維持されている。
75
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:88% 類似度 65.9%
科目:
小分類: 波動現象
音波について正しいのはどれか。
a
生体組織中の音速は約330m/sである。
b
音の強さは振動数で決まる。
c
液体中では横波である。
d
空気中では疎密波である。
e
媒質の密度によって速度が変わる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
22
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午前
類似度 65.7%
科目:
小分類: 波動現象
音波について誤っているのはどれか。
1
水中(25℃)の音速は約1500m/sである。
2
超音波は生体内で指数関数的に減衰する。
3
血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。
4
硬い物質ほど伝搬速度が速い。
5
周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。
20
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 65.7%
人工心肺用ローラポンプについて正しいのはどれか。
1
後負荷の変動で流量が変化する。
2
血液の希釈により流量が変化する。
3
吸引ポンプとしては使えない。
4
チューブの復元力は流量に影響しない。
5
回転数と流量は比例する。
37
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:82% 類似度 65.7%
人工心肺による低体温での体外循環について誤っているのはどれか。
a
組織の酸素需要は減少する。
b
組織での酸素授受がよくなる。
c
血液の粘稠度(粘度)が低下する。
d
血液の凝固能が変化する。
e
酸素解離曲線が左方に移動する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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