超音波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。
2: 超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。
3: 生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。
4: 筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。
5: 筋肉での音速は水と同程度である。
正しいのはどれか。
a: 超音波とは周波数が20kHz以下の音のことである。
b: 超音波は特殊なため波動としての一般的性質は持たない。
c: 超音波は吸収、反射、散乱されながら生体中を伝搬する。
d: 超音波は周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 超音波によるキャビテーションは空気中で生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
MRIについて正しいのはどれか。
a: 直流磁場と交流磁場とを交互に加える。
b: 主に酸素原子の核磁気共鳴を利用する。
c: 水分量の差によって組織の形態を見ることができる。
d: 代謝の情報を得る方法もある。
e: 超電導磁石を利用した装置もある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体計測は生体の受動的または能動的特性を利用している。誤っている組合せはどれか。
1: X線CT -- 吸収係数
2: 超音波断層装置 -- 音響インピーダンス
3: パルスオキシメータ -- 散乱係数
4: 心電計 -- 活動電位
5: 電気的脂肪量測定器 -- 導電率
生体での熱の伝わり方について正しいのはどれか。
a: 体表面での熱の放散には空気の対流が役立つ。
b: 皮膚組織内では対流はほとんど存在しない。
c: 体表面から熱放射する電磁波は近赤外光である。
d: 生体内の組織における熱伝導は温度差の4乗に比例する。
e: 生体内では血流による熱の移動の効果が大きい。
体外衝撃波結石破砕装置について誤っているのはどれか。
1: 電磁振動板で発生させた圧力波は音響レンズで集束させる。
2: 回転楕円体の第1焦点で圧力波を発生させると第2焦点に集束する。
3: 圧電方式では放物面に並べた圧電素子により集束圧力波を作る。
4: メンブレン方式のカップリングでは空気マットを使用する。
5: バスタブ方式のカップリングでは槽内に脱気水を満たす。
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