第39回ME2午後16問の類似問題

国試第15回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 木綿製の治療衣に着替えさせる。

b: 臨床工学技士は一人で複数の装置を操作できる。

c: 空気加圧の装置であれば化学カイロを搬入できる。

d: 治療終了後に装置点検を毎回行う。

e: 減圧は毎分0.8kg/cm2(0.078MPa)以下の速度で行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第38問

臨床工学技士の業務に含まれないのはどれか。

1: 人工呼吸器の1回換気量の設定

2: 気管切開チューブの挿入

3: 導出電極の皮膚への接続

4: 血液浄化装置の先端部の内シャントヘの穿刺

5: 体外式ペースメーカ業務における心内電位の計測

国試第14回午後:第65問

人工心肺を用いる体外循環時の血液希釈について正しいのはどれか。

a: 酸素運搬能が増加する。

b: 末梢組織での循環不全を防止する。

c: 血液使用量を節減する。

d: ヘマトクリット値を20%前後に保つ。

e: 血液粘度が上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第42問

誤っているのはどれか。

1: 麻酔器はガス供給部と回路部に分かれる。

2: 麻酔器には亜酸化窒素(笑気)のみが患者に送られないような誤作動防止装置がついている。

3: 亜酸化窒素(笑気)をボンベから麻酔器に導くのに圧力調整器が必要である。

4: 酸素は医薬品として日本薬局方に収載されている。

5: 麻酔ガス排除装置とは炭酸ガスを排除する装置のことである。

国試第21回午前:第75問

内視鏡下手術について正しいのはどれか。

1: 腹腔鏡下手術に分離肺換気は不要である。

2: 気腹圧を上昇させると心拍出量は減少する。

3: 腹腔鏡下手術では間欠的下肢空気圧迫装置は不要である。

4: 気腹ガスとして酸素を使用する。

5: 超音波吸引手術器は使用できない。

ME2第28回午後:第54問

人工呼吸器の警報装置について誤っているのはどれか。

1: 呼吸回路が外れた場合には音声と表示による警報を発する。

2: 一時的に消音した場合には5分以内に自動的に復帰する。

3: 一時的に消音する場合を除き消音できない。

4: 電源供給の異常の場合は直ちに作動し2分間は鳴り続ける。

5: 本体への電源供給が停止した場合には音声による警報を発する。

国試第14回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 血液中の溶解型酸素の増量を目的とする。

b: 高気圧酸素環境下では多量の酸素が皮膚から浸透する。

c: 第2種装置内へはどのような医療機器も搬入できる。

d: 意識障害で耳管の開放ができない場合は鼓膜穿刺を施行する。

e: 治療終了後には必ず装置点検を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第41問

人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。

a: 換気回数が多い。

b: 換気量が少ない。

c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。

d: 吸気酸素濃度が高い。

e: PEEPレベルが低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第48問

人工心肺の血液ポンプについて正しいのはどれか。

a: ローラポンプは拍動流ポンプである。

b: ローラポンプの圧閉試験は入口と出口に2mの水位をつける。

c: 遠心ポンプは円周方向の口から血液を吸引し、中心の口から吐出する。

d: 遠心ポンプは無拍動流ポンプである。

e: 遠心ポンプでは後負荷の増加に伴って流量が減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第69問

心臓マッサージ器について正しいのはどれか。

a: 救急医療において心停止患者の搬送時に用いる。

b: 前胸壁圧迫部は胸骨の左側奇りに置く。

c: 手動式のものは一人で同時に人工呼吸も行える。

d: ガス容量500lのボンベを動力源としたとき2本で約15分間作動する。

e: 自動式では圧迫回数40~80回/分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第46問

吸着型酸素濃縮器について正しいのはどれか。

a: 加湿器は必要ない。

b: 高濃度酸素(90%以上)が得られる。

c: 空気中のアルゴンも濃縮される。

d: 膜型に比べて騒音が大きい。

e: 吸着剤は酸素を吸着する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第3問

医師の指示の下に臨床工学技士が行うことのできるのはどれか。

a: 人工呼吸回路の気管カニューレからの除去

b: 気管内挿管

c: 大動脈内バルーンポンプカテーテルの血管への挿入

d: 血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続

e: 導出電極の皮膚への装着

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第43問

医療ガス設備の配管端末器で標準送気圧力が最も高いのはどれか。 

1: 酸素 

2: 治療用空気 

3: 亜酸化窒素 

4: 二酸化炭素 

5: 手術機器駆動用窒素 

国試第9回午後:第47問

人工心肺使用中の状態として適切でないのはどれか。

a: 血液流量4L/分でリザーバ液面レベルは500mlになっている。

b: 灌流血圧は70mmHgになっている。

c: 回路内圧は400mmHgになっている。

d: 加温装置で復温時の循環水温度は45°Cである。

e: 開心操作中は心電図がフラットになっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第47問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 第1種装置は1名の患者を収容する装置である。

b: 第1種装置3台を同時に操作する場合は2名以上の操作職員が必要である。

c: 治療開始後の患者監視は5~10分間隔で行う。

d: 治療装置内に持ち込み可能なものに湯タンポがある。

e: 治療開始後耳が痛くなる場合にはアメをなめることができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の溶血について正しいのはどれか。

1: 膜型肺より気泡型肺の方が溶血は少ない。

2: 遠心ポンプよりローラポンプの方が溶血は少ない。

3: 高度溶血例ではヘパリンを追加する。

4: 細い送血カニューレを用いると溶血は少なくなる。

5: 血中カリウム濃度が上昇した場合、高度溶血を疑う。

国試第28回午後:第65問

吸気終末停止(EIP)で正しいのはどれか。

a: 補助換気で使用できない。

b: PCV (pressure control ventilation)で設定する。

c: 吸気時間の 5% 程度に設定する。

d: 不均等換気が是正できる。

e: 静肺コンプライアンスを推定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第42問

麻酔器の使用前点検を行った。酸素、亜酸化窒素(笑気)をそれぞれ3l/minで流した状態で酸素の供給を止めたところ、酸素の流量は0 l/minとなったが亜酸化窒素はそのまま流れ続けた。最も考えられるのはどれか。

1: 正常である。

2: 亜酸化窒素の圧力調整器が故障している。

3: 酸素の圧力調整器が故障している。

4: ガス遮断安全装置が故障している。

5: 低酸素防止装置付流量計が故障している。

国試第18回午後:第47問

血液ポンプで正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: ローラポンプは末梢血管抵抗の変動によって流量が変化する。

b: ローラポンプは流量を回転数から算出できる。

c: ローラポンプは停電時手動で運転できる。

d: 遠心ポンプは吸引ポンプとして使用できる。

e: 遠心ポンプは回転停止時に逆流を生じない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第79問

血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入を行う。

2: 血管拡張薬を注射する。

3: 血液ポンプを停止する。

4: 高気圧酸素治療を検討する。

5: 左側臥位にして頭を低くする。