第7回国試午前55問の類似問題

国試第17回午前:第13問

血液循環について正しいのはどれか。

a: 上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる

b: 肺静脈は中心静脈である。

c: 門脈は肝臓に流入する。

d: 大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。

e: 冠循環では動脈間吻合は少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第61問

大動脈バルーンパンピング法(IABP)で、バルーンを膨張させる時期として適切なのはどれか。

1: 心室拡張期

2: 心房拡張期

3: 心室拡張期と心室収縮期の両方

4: 心房拡張期と心房収縮期の両方

5: 心室拡張期と心室収縮期を交互に

ME2第35回午前:第52問

IABPについて誤っているのはどれか。

1: 冠動脈の血流が増加する。

2: 左室の圧仕事が軽減される。

3: 収縮期にバルーンを拡張させる。

4: トリガ信号には体表心電図を用いる。

5: 体格に合わせてバルーンのサイズを選択する。

ME2第33回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: 血圧アンプには低域通過フィルタが使用される。

2: 圧力測定は半導体ストレインゲージの電気抵抗変化を利用している。

3: 共振による血圧波形歪みはカテーテルの物理的特性が一因である。

4: 持続フラッシュ装置の流量は患者の血圧値の影響を受けない。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧のゼロ点に設定するものである。

国試第7回午前:第7問

正しいのはどれか。

a: 心臓に分布する動脈の枝の間には多くの吻合がある。

b: 手・足の指先には動静脈吻合がある。

c: 門脈が閉塞すると血液は側副路を通って心臓にもどる。

d: 肺動脈は肺の組織を養う血管である。

e: 下大静脈には静脈弁があって、血液の逆流を防いでいる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第70問

IABPについて正しいのはどれか。

a: バルーンを下行大動脈内に留置する。

b: 冠状動脈血流量を増加させる。

c: 心臓の拡張期にバルーンを収縮させる。

d: 成人には容積300mlのバルーンを用いる。

e: バルーンの収縮・拡張は心電図のR波に同期させて行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第53問

正しいのはどれか。

a: 眼振図は眼球を動かす筋肉の筋電図のことである。

b: 容積脈波は心臓の拍動に伴う動脈血管の容積変化を反映する。

c: 筋電図の振幅は筋を強く収縮させると増大する。

d: サーモグラフィは体表面の温度の分布を画像表示する。

e: 皮膚電気反射は皮膚感覚受容器の電気活動を反映する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第85問

正しいのはどれか。

1: 粘性流体のずり速度のSI単位はm/sである。

2: 生体軟組織のポアソン比はおよそ1.0である。

3: 縦弾性率を表すヤング率の単位はPaである。

4: 腱より筋のヤング率は大きい。

5: 動脈血管の円周方向の最大変形は20%程度である。

国試第8回午前:第54問

正しいのはどれか。

a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。

b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。

c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。

d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。

e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第10回午前:第56問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 肺組織の血流測定は容易である。

e: 血流の順・逆方向がわかる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第50問

頸動脈超音波検査で誤っているのはどれか。

1: 3.5MHzのリニアプローブを用いる。

2: 内頚動脈などの血管径の計測ができる。

3: 超音波ドプラ法では血流速度が得られる。

4: カラードプラ法では血流方向の検出ができる。

5: 組織ハーモニックイメージングは高調波を用いる。

国試第35回午後:第28問

観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。 

1: トランスデューサの位置が右心房よりも高い。 

2: 加圧バッグの内圧が標準よりも高い。 

3: 血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。 

4: ゼロ点調整が不良である。 

5: 導管系が共振する。 

国試第6回午前:第54問

正しいのはどれか。

a: 非ニュートン流体ではずり応力はずり速度に比例する。

b: キャッソンの式は非ニュートン流体の流動関係を表す式の一つである。

c: 血液の流れはキャッソンの式によく従う。

d: 血液も血漿もニュートン流体である。

e: 血管径が0.4mm以下になると、血管径の減少に伴ってみかけの粘性は増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第58問

観血式血圧計で最高血圧値が高く測定される要因はどれか。(生体計測装置学)

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルとトランスデューサ全体の系が共振する。

3: トランスデューサドーム内に気泡が入っている。

4: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

5: カテーテルがつまっている。

国試第1回午後:第56問

大動脈内バルーンパンピング法(IABP)で、バルーンを膨張させる時期として適切なのはどれか。

1: 心室拡張期

2: 心房拡張期

3: 心室拡張期と心室収縮期の両方

4: 心房拡張期と心房収縮期の両方

5: 心室拡張期と心室収縮期を交互に

国試第18回午前:第12問

心収縮について正しいのはどれか。(人の構造および機能)

a: I音は心室収縮初期に聴取される心音である。

b: 正常の心周期では拡張期は収縮期より短い。

c: 安静時の1回心拍出量は約200mlである。

d: 冠血流量は心拍出量の約20%である。

e: 交換神経刺激によって心拍数が増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 大血管内の血液の流れは層流である。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

国試第1回午前:第83問

超音波ドップラ血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 血流量を直接測定できる。

e: 肺組織の血流測定は困難である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e