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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第29回 午後 第34問
20件の類似問題
血液透析中の透析液濃度の連続監視に用いられる測定項目はどれか。...
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53
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:79% 類似度 61.0%
第1種(小型)装置で高気圧酸素療法を行うとき患者から誘導できる生体情報はどれか。
a
経皮的酸素分圧
b
心電図
c
脳波
d
心音図
e
血圧
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
31
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
正答率:57% 類似度 61.0%
慢性腎不全にみられるのはどれか。
a
高クレアチニン血症
b
代謝性アルカローシス
c
高浸透圧尿
d
高窒素血症
e
貧血
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
74
臨床工学技士国家試験 - 第22回 午後
正答率:74% 類似度 61.0% 解説あり
腹膜透析で正しいのはどれか。
a
生体膜による血液浄化療法である。
b
溶質除去は拡散による。
c
除水は浸透圧差による。
d
尿素クリアランスは一定である。
e
腹腔内透析液量は一定である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

腹膜透析は腹膜(半透過性の生体膜)を利用する血液浄化法である。腹腔内に注入した透析液と腹膜毛細血管血液の間に生じる濃度勾配により小分子溶質(尿素・クレアチニンなど)が主として拡散で移動し、透析液中のグルコースによる浸透圧較差を利用して水分が腹腔内へ移動する(限外濾過)。貯留時間の経過とともに溶質の濃度勾配や浸透圧勾配は減弱するため、尿素クリアランスや限外濾過量は一定ではない。また腹腔内透析液量も、水分移動やリンパ吸収の影響で時間とともに変化し一定ではない。

選択肢別解説

a
正解

正しい。腹膜(半透過性の生体膜)を介して血液と透析液の間で物質・水分移動を起こす血液浄化法であり、生体膜による血液浄化法に該当する。

b
正解

正しい。尿素など小分子溶質の除去は、腹腔内透析液と血液間の濃度差に基づく分子拡散が主機序である(対流成分は存在しても主ではない)。

c
正解

正しい。除水(限外濾過)は透析液中のグルコースによる浸透圧較差を利用して水を腹腔側へ移動させて得られる。

d
不正解

誤り。腹膜透析では透析液の貯留中に濃度勾配が低下するため、尿素クリアランスは時間とともに変化し一定ではない。腹膜機能や貯留時間、透析液条件にも依存する。

e
不正解

誤り。腹腔内透析液量は浸透圧による水移動やリンパ吸収により経時的に変化する。高張液では初期に増加し、その後は勾配低下や吸収で減少しうるため一定ではない。

35
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 60.9%
透析装置で気泡検知計を必ず設置しなければならないのはどこか。
1
脱血(動脈)側ライン
2
返血(静脈)側ライン
3
透析液供給ライン
4
透析液排液ライン
5
生理食塩液ライン
58
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午後
正答率:77% 類似度 60.9%
血液透析器に使われている膜素材はどれか。
a
再生セルロース
b
セルロースアセテート
c
ポリスルホン
d
ポリプロピレン
e
ポリテトラフルオロエチレン
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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15
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午前
類似度 60.9%
慢性腎不全の症状はどれか。
1
低カリウム血症
2
低リン血症
3
貧 血
4
高ナトリウム血症
5
高カルシウム血症
75
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
正答率:3% 類似度 60.9%
血液透析の治療で直接改善される病態はどれか。
a
高リン血症
b
腎性貧血
c
二次性副甲状腺機能亢進症
d
低栄養
e
代謝性アシドーシス
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
66
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:70% 類似度 60.8%
置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。
a
血液透析濾過(HDF)
b
血液透析(HD)
c
連続的腹膜透析(CAPD)
d
直接血液灌流(DHP)
e
血漿交換(PE)
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
53
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:81% 類似度 60.8%
体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。
1
吹送ガス流量
2
貯血槽内の血液レベル
3
送血流量
4
血液回路内圧
5
漏血量
74
臨床工学技士国家試験 - 第32回 午前
重要度:低 正答率:83% 類似度 60.8% 解説あり
血液透析により代替される腎臓の機能はどれか。
a
薬物の除去
b
カリウムの除去
c
エリスロポエチンの産生
d
ビタミンDの活性化
e
重炭酸イオンの除去
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

血液透析が代替できるのは腎臓の「排泄・調整機能」であり、溶質(尿素・クレアチニンなど老廃物)、電解質(特にK+)、水分の除去と酸塩基平衡の補正を行う。一方、腎臓の内分泌機能(エリスロポエチン産生、ビタミンDの活性化)は透析では代替できない。そのため本設問では、薬物の一部除去とカリウム除去が透析で代替される機能で正答となり、重炭酸イオンはむしろ体内へ補充してアシドーシスを是正する点が重要である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。血液透析は分子量が比較的小さく、蛋白結合率が低く、水溶性で分布容積の小さい薬物を拡散(および一部対流)で除去しうる。すべての薬物ではないが、腎不全で低下した腎排泄機能の一部を代行する。

b
正解

正しい。高カリウム血症に対して、透析液中K濃度(一般に2.0 mEq/L前後)との濃度勾配を利用した拡散で血清K+を除去できる。超濾過に伴う対流でも一部除去され、腎の電解質調整機能の代替となる。

c
不正解

誤り。エリスロポエチン産生は腎の内分泌機能(主に腎皮質間質のEPO産生細胞)であり、透析では代替不可。腎性貧血にはエリスロポエチン刺激薬(ESA)などの薬物療法を用いる。

d
不正解

誤り。ビタミンDの活性化(25(OH)Dから1,25(OH)2Dへの1α水酸化)は腎臓の内分泌機能で、透析で代替できない。慢性腎不全では活性型ビタミンD製剤(例:カルシトリオール等)を投与して補う。

e
不正解

誤り。腎不全では代謝性アシドーシスに傾くため、重炭酸イオンは除去ではなく透析液から血中へ補充して酸塩基平衡を是正する(重炭酸透析)。従って「重炭酸イオンの除去」は透析の目的・実際と逆である。

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79
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
類似度 60.8%
血液透析に該当しない現象はどれか。
a
拡散
b
濾過
c
吸着
d
分解
e
吸収
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
36
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:71% 類似度 60.8%
正常成人男性の体液について誤っているのはどれか。
a
全水分量は体重の約60%である。
b
細胞外液量は体重の約20%である。
c
細胞内液と細胞外液のNa+濃度は等しく、約140mEq/Lである。
d
細胞内液と細胞外液のK+濃度は等しく、約5mEq/Lである。
e
細胞内液の尿素濃度は細胞外液のそれよりも高い。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
65
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
正答率:83% 類似度 60.8%
神経細胞や筋細胞などの興奮に関係するのはどれか。
a
粘性係数
b
イオン濃度こう配
c
活動電位
d
膜電位
e
減衰定数
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
5
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午前
類似度 60.7%
血漿のpHを求めるヘンダーソン・ハッセルバルヒ(Henderson-Hasselbalch)の式に含まれるパラメータはどれか。
1
Cl-
2
HCO3-
3
H+
4
Na+
5
K+
49
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午前
類似度 60.7%
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1
溶存酸素量を測定する。
2
静脈血による吸収の変化を測定する。
3
酸素化ヘモグロビンは赤外光より赤色光の吸収が大きい。
4
光の検出にはLEDが用いられる。
5
測定値に影響する要因として外光侵入がある。
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29
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
類似度 60.6%
血液を体外に取り出さない血液浄化法はどれか。
1
二重膜濾過血漿交換
2
血液透析
3
血液透析濾過
4
腹膜透析
5
免疫吸着
75
臨床工学技士国家試験 - 第35回 午前
重要度:低 正答率:87% 類似度 60.6% 解説あり
血液透析の治療自体で改善される病態はどれか。
a
低栄養
b
腎性貧血
c
高カリウム血症
d
代謝性アシドーシス
e
二次性副甲状腺機能亢進症
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

血液透析は主に拡散と限外濾過により、尿毒素・カリウムなどの小分子溶質除去、水分調整、そして重炭酸透析液による酸塩基補正を行う。そのため、透析セッション自体で速やかに改善できる病態は、高カリウム血症(Kの拡散除去)と代謝性アシドーシス(重炭酸の補充と酸性物質の除去)である。一方、腎性貧血や二次性副甲状腺機能亢進症は腎の内分泌機能低下に由来し、低栄養は多因子性で透析が直接代行できる機能ではないため、透析単独では改善しない。

選択肢別解説

a
不正解

低栄養は食欲不振、炎症、たんぱく異化亢進、食事制限、透析によるアミノ酸・水溶性ビタミン喪失など多因子性であり、透析自体の膜分離で直接改善する病態ではない。栄養介入や炎症是正などが必要。よって誤り。

b
不正解

腎性貧血の主因は腎でのエリスロポエチン産生低下であり、透析で代行できない内分泌機能に属する。透析で尿毒症環境が改善しても不十分で、エリスロポエチン製剤や鉄補充が必要。よって誤り。

c
正解

高カリウム血症は透析中に低K透析液との濃度勾配によりKが血中から透析液側へ拡散し、短時間で改善する。血液透析の治療自体で改善される病態として正しい。

d
正解

代謝性アシドーシスは重炭酸透析液からHCO3−が血中へ補充され、乳酸・有機酸など酸性物質が拡散除去されることで是正される。透析自体で改善される病態として正しい。

e
不正解

二次性副甲状腺機能亢進症は高P血症、低Ca血症、ビタミンD活性化障害などによりPTH過剰分泌・腺体過形成を来す内分泌・骨代謝異常で、透析単独では是正困難。リン管理(食事・リン吸着薬)、活性型ビタミンD、カルシミメティクス、場合により副甲状腺摘出が必要。よって誤り。

29
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午前
正答率:93% 類似度 60.6%
糸球体機能検査はどれか。
1
尿中カリウム排泄量
2
濃縮試験
3
クレアチニンクリアランス
4
尿pH
5
尿浸透圧
24
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:94% 類似度 60.6%
科目:
糸球体機能検査はどれか。
1
尿中カリウム排泄量
2
濃縮試験
3
クレアチニンクリアランス
4
尿pH
5
尿浸透圧
83
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:66% 類似度 60.6%
正しいのはどれか。
1
細胞膜は直流電流を通しにくい。
2
生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3
比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4
細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5
興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。
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