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臨床工学技士国家試験

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第5回 午後 第67問
20件の類似問題
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。...
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17
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午後
類似度 60.3%
心電図テレメータについて正しいのはどれか。
1
ch6001はバンド1の周波数帯の無線チャネルである。
2
心電図信号のAD変換は受信機で行われる。
3
A型の送信機の出力は10mW以下に規定されている。
4
異なる病棟階で使用されている電波を受信することはない。
5
1つのゾーン内では同一色ラベルの送信機しか使用できない。
44
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午後
重要度:低 正答率:71% 類似度 60.3% 解説あり
特定機能病院において、医療機器安全管理責任者が年に 2 回程度定期的に研修を行うべき医療機器はどれか。
a
経皮的心肺補助装置
b
電気メス
c
消化管内視鏡
d
自動体外式除細動器(AED)
e
閉鎖式保育器
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

特定機能病院では、医療機器安全管理責任者が年2回程度、定期的に研修を実施すべき機器の区分が厚生労働省通知等で7つ示されている。具体的には、(1)人工心肺装置および補助循環装置(PCPS等)、(2)人工呼吸器、(3)血液浄化装置、(4)除細動装置(AEDを除く)、(5)閉鎖式保育器、(6)診療用高エネルギー放射線発生装置、(7)診療用放射線照射装置である。本問の選択肢では、経皮的心肺補助装置は(1)に、閉鎖式保育器は(5)に該当し、研修対象である。一方、電気メス、消化管内視鏡、AEDはこの7区分に含まれず(AEDは「除細動装置」のうち明確に除外される)、研修対象外である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。経皮的心肺補助装置(PCPS)は「人工心肺装置および補助循環装置」に含まれ、特定機能病院では年2回程度の定期研修の対象である。操作上の安全確保やトラブル対応の知識・技能維持が求められる。

b
不正解

誤り。電気メスは定期研修の7区分には含まれない。安全使用や保守は重要だが、年2回程度の定期研修を義務付ける対象リスト外である。

c
不正解

誤り。消化管内視鏡は7区分に含まれない。内視鏡関連の衛生管理・安全は院内教育で扱われるが、本制度上の定期研修機器リストには該当しない。

d
不正解

誤り。除細動装置は対象区分にあるが「AEDを除く」と規定されているため、自動体外式除細動器(AED)は定期研修対象外である。

e
正解

正しい。閉鎖式保育器は研修対象の7区分の一つであり、特定機能病院では年2回程度の定期研修を行うことが求められる。温度管理・アラーム・安全機構の理解が重要となる。

43
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午前
類似度 60.3%
超音波診断について正しいのはどれか。
1
心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2
冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3
弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4
鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5
超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。
54
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午前
類似度 60.3%
接触インピーダンスが最も低い電極はどれか。
1
除細動器のパドル電極
2
心電国モニタのディスポ電極
3
電気メスの導電型対極板
4
体外式ペースメーカのカテーテル電極
5
脳波計の針電極
21
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 60.3%
生体用金属電極について正しいのはどれか。
1
電極インピーダンスを低くするために電極用ペーストは使用しない。
2
電極で発生する雑音を少なくするためにエージングした電極を使用する。
3
電極電位の差を少なくするために異なる種類の金属の電極を使用する。
4
電極インピーダンスを低くするために表面積の小さな電極を使用する。
5
銀-塩化銀電極は分極電圧が大きいので一般的には使用しない。
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77
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:65% 類似度 60.3%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a
主目的はミクロショックを防止することにある。
b
絶縁トランスを設備側に持つため、ME機器故障時に洩れ電流を低く抑えることができる。
c
1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。
d
心臓手術では必要性が高い。
e
保護接地の設備は不要である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
69
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:45% 類似度 60.3%
体外衝撃波腎尿管砕石機(ESWL)の衝撃波発生の方法として誤っているのはどれか。
a
水中においた電極の間での放電
b
磁気コイル
c
爆薬
d
レーザ光
e
マグネトロン発振管
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
34
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午後
正答率:33% 類似度 60.3%
植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a
デマンド機構はspike on Tによる心室細動を防ぐ。
b
心臓再同期療法(CRT)は左室と右室を同期して刺激する。
c
リードレスペースメーカは胸部を切開して挿入する。
d
DDD型では電極リードは3本必要である。
e
電源にはリチウム・ヨウ素電池を使用する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
81
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午前
正答率:77% 類似度 60.2%
心電計について正しいのはどれか。
a
臓の活動に伴う電気現象を計測する装置である。
b
差動増幅器が使われている。
c
標準記録条件は紙送り速度25mm/s、感度10mm/mVである。
d
ホルタ心電計は心起電力をベクトルとして記録する。
e
His束心電計はBF型である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
68
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:87% 類似度 60.2%
電気メスの熱傷事故の原因として考えられないのはどれか。
1
対極板コードが断線している。
2
対極板面積が小さい。
3
対極板コードが短い。
4
患者の背部に水分がたまっている。
5
患者の手が周囲の金属部に接している。
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55
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午前
類似度 60.2%
IVR(Interventional Radiology)について誤っているのはどれか。
1
主として血管内治療に使う。
2
全身麻酔が必要である。
3
カテーテルを用いる。
4
ガイドワイヤを用いる。
5
リアルタイム画像を用いる。
51
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午前
類似度 60.2%
MRIについて正しいのはどれか。
1
対消滅現象を利用する。
2
超音波で原子核を共鳴させる。
3
軌道電子のエネルギーを測定する。
4
電磁ノイズの影響を受けやすい。
5
地磁気の影響を受けやすい。
85
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:77% 類似度 60.2%
MRI(核磁気共鳴法)について正しいのはどれか。
a
原子核の磁性を利用した計測法である。
b
組織中の水素原子の密度を測ることができる。
c
空間分解能がエックス線CTより一桁高い。
d
測定時間が短いので実時間の測定に適している。
e
代謝機能の測定に利用する方法もある。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
33
臨床工学技士国家試験 - 第35回 午後
重要度:低 正答率:87% 類似度 60.2% 解説あり
使用エネルギーと治療法との組合せで正しいのはどれか。
1
熱 — PTCA
2
電磁波 — VAD
3
粒子線 — ESWL
4
電流 — ICD
5
超音波 — CHDF

解説

各治療法が患者に対して主として用いる物理エネルギーの対応を問う問題で、正しい組合せは「電流—ICD」である。ICD(植込み型除細動器)は心室頻拍・心室細動時に高エネルギーの電気ショックを心筋に与えて除細動するため、治療の本質は電流の通電である。一方、PTCAはバルーン拡張という機械的圧力(機械力)を用い、VADはポンプで血液を送り出す機械力が主体であり、ESWLは体外から焦点収束させた衝撃波(音波)を利用し、CHDFは膜透析・濾過を行う圧力差・流量制御(機械力)を用いるため、提示された他の組合せはいずれも不適切である。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。PTCA(経皮的冠動脈形成術)はバルーン拡張により冠動脈狭窄部を機械的に押し広げる治療で、用いる主たるエネルギーは機械力(動圧)である。熱エネルギーはPTCAの本質的手段ではない。

2
不正解

誤り。VAD(補助人工心臓)はポンプ機構により血液を駆出する機械力を用いる治療・補助であり、患者への治療エネルギーとして電磁波を用いるものではない(駆動に電磁モータ等を用いる場合があっても、治療原理は機械的送血)。

3
不正解

誤り。ESWL(体外衝撃波結石破砕術)は体外から収束させた衝撃波=音波(超音波域の圧力波)により結石を破砕する。粒子線(陽子線・炭素線など)を用いるのは粒子線治療であり、ESWLではない。

4
正解

正しい。ICD(植込み型除細動器)は致死的不整脈発生時に心筋に高エネルギー電流を通電して除細動・除細動を行う装置であり、用いるエネルギーは電流(電気)である。

5
不正解

誤り。CHDF(持続的血液濾過透析)は血液ポンプ等による流量・圧力制御で膜を介した拡散・濾過を行う腎代替療法で、主たるエネルギーは機械力である。超音波はCHDFの治療原理としては用いない。

33
臨床工学技士国家試験 - 第25回 午後
重要度:低 正答率:69% 類似度 60.2% 解説あり
ICD(植込み型除細動器)について正しいのはどれか。
a
心室細動に対して高周波通電を行う。
b
AEDの別名である。
c
心房細動にも適用する。
d
頻拍停止に対するペーシング機能を持つ。
e
通電エネルギーは数十ジュールである。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

ICD(植込み型除細動器)は、心室細動(VF)や持続性心室頻拍(VT)など致死的な心室性不整脈を自動検出し、抗頻拍ペーシング(ATP)やカルディオバージョン/除細動ショックで治療する植込み型デバイスである。除細動ショックは二相性の直流パルスであり、「高周波通電」(カテーテルアブレーションで用いるRF通電)ではない。ICDはAED(自動体外式除細動器)と異なり体内植込み型で、適応は主として心室性不整脈であって心房細動自体の治療目的ではない。通電エネルギーは体内からの直接通電で概ね数十ジュール(経静脈型でおおむね10〜40 J程度、機種によってはそれ以上の最大出力設定もある)である。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。ICDの除細動は二相性の直流ショックで行い、「高周波通電」は行わない。高周波通電は主にカテーテルアブレーション(約500 kHzのRF)を指す用語で、ICDの治療様式とは異なる。

b
不正解

誤り。AEDは自動体外式除細動器で、体外から電極パッドで通電する機器。ICDは体内に植え込む除細動器であり別物である。

c
不正解

誤り。ICDの主適応は心室細動や持続性心室頻拍などの心室性致死的不整脈で、心房細動そのものの治療目的には用いない。

d
正解

正しい。ICDは頻拍検出時にショックの前段として抗頻拍ペーシング(ATP)を行い、ショック無しで停止を図る機能を有する。

e
正解

正しい。ICDの除細動エネルギーは体内からの直接通電で概ね数十ジュールである(経静脈型でおおむね10〜40 J程度)。このため『数十ジュール』の記述は妥当である。機種によってはより高い最大出力(例:S-ICDで最大約80 J)も存在する。

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82
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:64% 類似度 60.2%
病院の等電位接地(EPRシステム)として適切なのはどれか。
a
すべての機器・露出金属部を0.05Ωの導線で一点に集中接地した。
b
EPRシステムを設置した部屋のすべての金属表面の電位差の最大値は5mVであった。
c
心臓カテーテル室、心臓手術室、ICUのうち心臓カテーテル室のみEPRシステムを設置した。
d
金属ベッドは医用機器でないので接地しなかった。
e
患者から2mの位置のテレビを0.1Ω以下の追加保護接地線で接地センターのEPRポイントにつないだ。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
27
臨床工学技士国家試験 - 第23回 午後
正答率:79% 類似度 60.1% 解説あり
科目:
中分類: 電子工学
小分類: 通信工学
小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1
送信周波数は420〜450MHzである。
2
デジタル変調にFSK変調方式を用いる。
3
A〜Eの5バンドが割り当てられている。
4
同一ゾーン内では同一色ラベルの送信機を用いる。
5
送信アンテナは誘導コードと兼用できる。

解説

小電力医用テレメータ(特定小電力無線局による医用テレメータ)は院内での心電図やSpO2などの連続監視に用いられ、一般にUHF帯(約420〜450 MHz)を使用し、耐雑音性と実装容易性に優れるFSK(周波数偏移)によるディジタル変調を採用する。周波数運用は1〜6の「6バンド」区分で管理され、A〜Eは周波数バンド名ではなく、機器の型区分や占有チャネルの構成を示す表現として扱われる。また、院内の混信対策としてゾーニングを行い、同一ゾーン内で同一色ラベルの送信機に統一する運用を採る。携帯機のアンテナは心電図誘導コードの1本を兼用する方式が一般的に採られる。以上より、A〜Eの5バンドという記述は誤りであり、これが不正解肢(誤っている内容)に該当する。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。医用テレメータは院内使用の特定小電力無線としてUHF帯を用い、試験対策上は420〜450 MHz帯の運用として整理されている。UHF帯は見通し内での伝搬や建物内での取り回しに適し、十分なチャネル数を確保できる。

2
不正解

正しい。ディジタル変調としてFSK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)を用いるのが一般的で、0/1に応じて搬送周波数を2値に切り替える。FSKは回路実装が容易で消費電力を抑えやすく、雑音・フェージングにも比較的強い。

3
正解

誤り。運用上の周波数区分は1〜6の6バンドであり、「A〜E」は周波数バンド名ではない(機器の型区分や占有チャネル構成の区別として用いられる)。したがって「A〜Eの5バンドが割り当て」という記述は不適切。

4
不正解

正しい。院内混信を避けるためゾーンを区切り、同一ゾーン内では同一色ラベルの送信機で統一する。ゾーン間では色を変えてチャネル再利用の計画を立て、相互干渉を避ける運用を行う。

5
不正解

正しい。送信アンテナを心電図の誘導コードの1本と兼用する構造が用いられる。これにより携帯性・装着性を損なわずアンテナ長を確保できる。

54
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:82% 類似度 60.1%
正しいのはどれか。
a
His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b
心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c
心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d
心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e
心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
77
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:69% 類似度 60.1%
電撃に対する人体の反応について誤っているのはどれか。
1
電流の流出入部位によって異なる。
2
最小感知電流の10~20倍の電流で行動の自由を失う。
3
50kHz付近で最も感じやすい。
4
1mAの商用交流が体表に流れるとビリビリ感じる。
5
心室細動は最小感知電流より小さい電流によっても誘発される。
22
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午後
正答率:77% 類似度 60.1%
医療用テレメータに割り当てられている周波数の帯域はどれか。
1
HF
2
VHF
3
UHF
4
SHF
5
EHF
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