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臨床工学技士国家試験

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第5回 午後 第67問
20件の類似問題
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。...
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67
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:53% 類似度 63.2%
植込み式心臓ペースメーカの誤作動の原因とならないのはどれか。
1
携帯電話
2
胸部エックス線撮影
3
電気毛布
4
MRI
5
コンピュータ
62
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:72% 類似度 63.1%
除細動器について誤っているのはどれか。
1
出力がフローティング型のものは本体の接地はとらなくてよい。
2
電極にはペーストを十分に塗る。
3
体外通電では、電極は約5kgの力で押し付けられる。
4
心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。
5
心室細動の除細動には体外通電と体内直接通電の二つがある。
76
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:50% 類似度 63.1%
各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。 
a
高周波電磁波による熱傷 : 1W/cm2
b
超音波によるキャビテーション : 100W/cm2
c
高周波電磁波による眼障害 : 0.01W/cm2
d
低周波電流によるミクロショック : 10μA
e
温度による熱傷 : 45°C
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
37
臨床工学技士国家試験 - 第24回 午後
重要度:標準 正答率:77% 類似度 63.1% 解説あり
悪性腫瘍の温熱療法で正しいのはどれか。
a
腫瘍組織を39〜40℃に加温する。
b
マイクロ波加温法は深在性腫瘍の加温に適する。
c
RF波加温法では患部を二つの電極で挟む。
d
放射線療法と併用される。
e
熱耐性は1週目で最大となる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

悪性腫瘍の温熱療法(ハイパーサーミア)は、腫瘍局所を概ね42〜43℃(臨床的には42.5℃前後)まで一定時間(30〜60分程度)加温して腫瘍細胞に選択的障害を与える治療で、放射線・化学療法との併用で相乗効果(放射線増感、薬剤感受性増強、DNA修復阻害など)が期待される。加温法にはマイクロ波、RF(高周波)などがあり、マイクロ波は透過深度が浅く浅在性病変に適し、深部病変にはRF(容量結合型:対向電極で患部を挟んでジュール熱で加温、誘導型:コイル磁場で渦電流加温)などが用いられる。温熱の繰り返しにより生体は一過性の熱耐性(thermotolerance)を獲得し、一般に加温後24〜48時間で最大となり、その後72時間程度で減弱する。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。腫瘍細胞に十分な致死的効果を与えるには一般に42〜43℃程度までの加温が必要で、39〜40℃は「軽度(ミルド)ハイパーサーミア」に相当し、単独での腫瘍壊死には不十分とされる。

b
不正解

誤り。マイクロ波(例:915 MHz、2.45 GHz)は生体内での減衰が比較的大きく、透過深度が浅いため浅在性腫瘍の加温に適する。深在性腫瘍の加温にはRF加温(容量結合型・誘導型)や超音波などが用いられる。

c
正解

正しい。RF(高周波)加温のうち容量結合型では、患部を対向する二つの電極で挟み、高周波電流を流して体内のジュール熱(抵抗加熱)で加温する方式である。

d
正解

正しい。温熱療法は放射線療法と併用されることが多く、温熱により放射線感受性が高まる(酸素化の改善、DNA損傷修復の阻害、S期細胞への効果増強など)ため、局所制御率の向上が期待できる。

e
不正解

誤り。熱耐性(thermotolerance)は加温後24〜48時間で最大となり、その後72時間程度で低下するのが一般的であり、「1週目で最大」は不適切である。

71
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:83% 類似度 63.1%
腹腔鏡下手術について正しいのはどれか。
1
気腔用ガスとして酸素を使用する。
2
深部静脈血栓症の予防として下肢のマッサージ器を使用する。
3
使用する腹腔鏡は軟性鏡のみである。
4
低侵襲手術なので全身麻酔は必要ない。
5
腹腔鏡の滅菌にはオートクレーブを使用する。
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62
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:81% 類似度 63.1%
心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スィッチを入れたにもかかわらず作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。
a
電極のペーストが不足していた。
b
対極板をつけ忘れていた。
c
術者がゴム手袋をしていなかった。
d
R波同期出力装置が不良で作動しなかった。
e
電極ケーブルが断線していた。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
58
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 63.1%
植込み型心臓ペースメーカへの影響が最も少ないのはどれか。
1
電子タグ(RFID)機器
2
金属探知機
3
赤外線リモコン
4
低周波治療器
5
電子商品監視(EAS)機器
72
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午前
正答率:88% 類似度 63.0%
高圧蒸気滅菌法を用いることのできるのはどれか。
1
大動脈内バルーンカテーテル
2
ペースメーカ
3
膜型人工肺
4
鋼性持針器
5
体外循環回路
34
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
類似度 63.0%
体外式除細動器で正しいのはどれか。
a
電極ペーストを使用しないと除細動効果が低下する。
b
電源コードをコンセントに接続した状態で保管する。
c
出力端子はフローティングされている。
d
二相性波形の極性の反転にはコイルを使用する。
e
通電テストには500 Ωの負荷抵抗を使用する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
75
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:60% 類似度 63.0%
各種エネルギーの人体に対する影響について誤っているのはどれか。
1
安全性は周囲条件によって異なることがある。
2
磁界は1T(テスラ)程度になると人体に大きな影響を及ぼす。
3
0.1W/cm2程度の高周波電磁波により眼障害を生じることがある。
4
48°Cの湯に入ると熱傷を起こす危険性が強い。
5
超音波によりキャビテーションが生じるエネルギーの限界値は、熱作用が生じるよりも大きい。
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76
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:20% 類似度 63.0%
各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。
a
高周波電磁波による熱傷 :1W/cm2
b
超音波によるキャビテーション :100W/cm2
c
高周波電磁波による眼障害 :0.01W/cm2
d
低周波電流によるミクロショック :10μA
e
温度による熱傷 :45°C
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
69
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:78% 類似度 62.9%
結石破砕器で誤っているのはどれか。
1
電気水圧方式では水中放電を用いる。
2
レーザ方式ではHe-Neレーザを用いる。
3
体外衝撃波方式では発生衝撃波を収束させる。
4
体外衝撃波方式では音響インピーダンス整合を行う。
5
体外衝撃波方式では画像診断装置を併用する。
57
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:63% 類似度 62.9%
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a
体外式ペースメーカは頻脈性不整脈の治療に使用する。
b
植込み式ペースメーカの出力などのパラメータは体外から変更できない。
c
VVIペースメーカでは自己心拍により刺激発生が抑制される。
d
パルス振幅は約5V、パルス幅は約1msである。
e
リチウム電池の寿命は約2年である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
73
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:65% 類似度 62.9%
体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)について正しいのはどれか。
a
微小爆発方式では音響レンズで衝撃波を収束させる。
b
圧電素子方式では圧電素子を球面状に配列してある。
c
電極放電方式では回転楕円体面反射で衝撃波を収束させる。
d
電極放電方式では真空中に置いた2本の電極の間で放電を行う。
e
電極放電方式では1ms程度の放電を行う。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
57
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 62.9%
電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。
1
体位変換による対極板の剥がれ
2
患者と手術台との間の血液貯留
3
平坦な身体部位への対極板装着
4
患者の足と手術台金属部との接触
5
身体の部分同士のわずかな接触
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48
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午前
類似度 62.9%
2相性除細動器について正しいのはどれか。
1
出力の片側は接地されている。
2
放電回路にインダクタが挿入されている。
3
出力パルス幅は約50msである。
4
出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5
心房細動には使用できない。
34
臨床工学技士国家試験 - 第28回 午後
重要度:低 正答率:77% 類似度 62.9% 解説あり
体外衝撃波砕石装置について正しいのはどれか。
1
電極放電式では空気中で放電させる。
2
心電同期装置を使用する。
3
腹部大動脈瘤患者にも使用できる。
4
腸管内ガス存在下で安全に使用できる。
5
膀胱結石が適応である。

解説

体外衝撃波砕石装置(ESWL)は体外で発生させた衝撃波を水中(または水等価媒質)で伝搬させ、体内の結石に集束して破砕する。発生方式は電極放電式(電気油圧式)、圧電方式、電磁方式があるが、いずれも空気ではなく水中での音響結合が前提である。心臓への影響(R-on-Tに伴う不整脈)を避けるため、心電図R波に同期させ絶対不応期に照射する心電同期を用いる。禁忌・注意には腹部大動脈瘤、妊娠、出血傾向、結石への音路に空気含有臓器(腸管・肺)が介在する状況などが含まれる。適応は主に上部尿路結石(腎・腎盂・腎杯・尿管)であり、膀胱結石は一般に経尿道的砕石術が第一選択とされる。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。電極放電式(電気油圧式)は水中のスパーク放電で衝撃波を発生させ、楕円反射板などで集束する。空気中では音響インピーダンスが大きく異なりエネルギーが伝達できないため、空気中で放電させて用いることはない。

2
正解

正しい。衝撃波が心刺激伝導系に悪影響を及ぼして不整脈(R-on-T誘発など)を起こすのを防ぐため、ECGのR波を検知して心臓の絶対不応期に同期照射する心電同期装置を使用する。

3
不正解

$誤り。腹部大動脈瘤(AAA)は衝撃波による瘤破裂リスクがあるため禁忌であり「使用できる」は不適切。設問文の「腹部大動脈癌」は用語として不自然で、意図は「腹部大動脈瘤」と考えられる(誤記の可能性はtypo_check参照)。$

4
不正解

誤り。腸管内ガスは水・組織と音響インピーダンス差が大きく、衝撃波が反射・減衰して効果が低下するだけでなく、腸管損傷の危険もある。音路にガスが介在する状況は避ける必要がある。

5
不正解

誤り。ESWLの標準的適応は上部尿路結石(腎・尿管)。膀胱結石は通常、経尿道的砕石(内視鏡)で対応するのが一般的で、ESWLは第一選択ではない。

59
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午前
類似度 62.9%
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)について誤っているのはどれか。
1
パルスによる衝撃波を用いる。
2
母指頭大以下の腎結石に適用できる。
3
結石周辺における気泡発生が結石を破砕させる。
4
軟組織と硬組織との音響インピーダンスの差を利用する。
5
破砕された結石の小破片は自然排泄される。
77
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午前
正答率:64% 類似度 62.8% 解説あり
各種エネルギーの安全限界で正しいのはどれか。
a
商用交流によるミクロショック最小誘発電流は $1 \mathrm{mA}$ である。
b
高周波電流による睾丸障害限界エネルギーは $0.1 \mathrm{W/cm^2}$ である。
c
超音波の生殖細胞への安全限界は $0.1 \mathrm{W/cm^2}$ である。
d
$1 \mathrm{kHz}$ 以上では人体の感電閾値は周波数に比例する。
e
患者に対する短時間の接触限界温度は $41^\circ \mathrm{C}$ である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

$各種エネルギーの人体安全限界についての設問で、正答は3と4である。ミクロショックの最小誘発電流は心腔内経路で約0.1 mA(100 µA)程度とされ、1 mAはマクロショックの最小感知電流の代表値であるため1は不正確。高周波暴露による睾丸(生殖腺)障害の限界は代表的記載で約0.01 W/cm^2とされ、0.1 W/cm^2は過大であるため2は誤り。超音波の生殖細胞への安全限界0.1 W/cm^2は教科書的記載と整合し3は正しい。感電閾値はダルジールの実験で1 kHz超では周波数に概ね比例して上昇するため4は正しい。患者に対する短時間の接触限界温度は医用電気機器の規格(JIS T 0601-1/IEC 60601-1)で50 ℃程度が用いられ、41 ℃は低すぎるため5は誤り。$

選択肢別解説

a
不正解

誤り。ミクロショック(心腔内経路)の心室細動最小誘発電流は代表値で約0.1 mA(100 µA)であり、1 mAはマクロショックの最小感知電流の目安である。したがって「1 mA」は過大。

b
不正解

$誤り。高周波暴露による睾丸障害の限界は文献的に約0.01 W/cm^2とされる。設問は0.1 W/cm^2であり、1桁大きく過大評価。また単位W/cm^2はエネルギーではなく出力密度(パワー密度)である。$

c
正解

$正しい。超音波の生殖細胞への安全限界は0.1 W/cm^2が標準的な教科書記載と整合する。これより高い強度では熱作用 \cdot 機械作用(キャビテーション)による影響が問題となりうる。$

d
正解

正しい。ダルジールの実験に基づき、1 kHzを超えると人体の感電閾値は周波数に概ね比例して増加する(例として10 kHzで約10 mA程度へ上昇)。

e
不正解

誤り。患者への短時間接触に関する限界温度は規格(JIS T 0601-1/IEC 60601-1)でおおむね50 ℃程度が用いられる。41 ℃は長時間暴露での生体影響の目安であり、短時間接触の規格値としては低すぎる。

63
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:92% 類似度 62.8%
電気メス使用時の注意事項として誤っているのはどれか。
1
対極板コードの断線
2
電気ショック
3
雑音障害
4
爆発事故
5
気道閉塞
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