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臨床工学技士国家試験

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第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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1
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:91% 類似度 65.5%
医師の指示の下に臨床工学技士が行うことができるのはどれか。
a
人工呼吸回路の気管カニューレからの除去
b
気管内挿管
c
大動脈内バルーンポンプ・カテーテルの血管への挿入
d
血液浄化装置の穿刺針のシャントヘの接続
e
導出電極の皮膚ヘの装着
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
46
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:69% 類似度 65.5%
人工呼吸器使用時の注意点として正しいのはどれか。
a
低圧警報は最高気道内圧よりやや高く設定する。
b
高圧警報をあまり高く設定すると肺損傷の原因となる。
c
吸気カの弱い患者では補助呼吸に際しトリガ圧は低く設定する。
d
加湿器の水は滅菌したものを用いる。
e
換気量は吸気量で測定する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
18
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:87% 類似度 65.5%
ICUに常備すべき器具、装置はどれか。
a
救急蘇生用具
b
人工呼吸器
c
除細動器
d
超音波吸引装置(超音波メス)
e
コンピュータ断層撮影(CT)装置
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:82% 類似度 65.4%
誤っているのはどれか。
1
医事紛争の件数は我が国では最近とくに増加している。
2
医師の誤った指示で臨床工学技士が装置を操作したために発生した事故に対し、臨床工学技士は法的責任を免れる。
3
臨床工学技士が機械の操作を誤って患者に被害を与えた場合、民事上の責任を問われることがある。
4
臨床工学技士の責任は業務上過失致死・傷害罪などである。
5
臨床工学技士に対する行政上の処分は、民事・刑事とは直接の関係なしに行政庁によって行われる。
64
臨床工学技士国家試験 - 第30回 午前
重要度:低 正答率:91% 類似度 65.4% 解説あり
加温加湿器と比較して、人工鼻で起こりやすい有害事象はどれか。
1
うつ熱
2
死腔増加
3
過剰加湿
4
換気中断
5
回路誤接続

解説

人工鼻(HME)は呼気の熱と水分を保持して吸気側に返す受動型の加湿器であり、Yピース直後など回路先端に装着するため、その容積が機械的死腔として加算されやすい。結果として肺胞換気が減少し、特に一回換気量が小さい患者ではPaCO2上昇のリスクが高まる。これが加温加湿器と比べた際に人工鼻で起こりやすい代表的な有害事象(死腔増加)である。一方、うつ熱や過剰加湿は能動的に熱・水分を供給する加温加湿器で生じやすいトラブルであり、人工鼻では起こりにくい。換気中断や回路誤接続は人工鼻に特有で起こりやすいとはいえず、一般的な回路管理上の問題である。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。うつ熱(高温ガスの吸入による過熱)は主に加温加湿器の故障や設定不良で生じる事象で、受動型の人工鼻には加温機能がないため起こりにくい。

2
正解

正しい。人工鼻はYピース近傍に装着され、その実容積が機械的死腔として加算されるため、死腔量が増加し肺胞換気が低下しやすい。特に小さな一回換気量ではPaCO2上昇の有害事象につながる。

3
不正解

誤り。人工鼻の加湿能力は加温加湿器より低く、過剰加湿は起こりにくい。むしろ条件によっては加湿不十分が問題となる。

4
不正解

誤り。人工鼻の目詰まりなどで抵抗上昇はあり得るが、装着・交換は容易であり、加温加湿器と比べて人工鼻で換気中断が起こりやすいとはいえない。

5
不正解

誤り。回路誤接続は装置に共通する一般的なヒューマンエラーであり、人工鼻で特に起こりやすい有害事象とはいえない。

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69
臨床工学技士国家試験 - 第25回 午前
重要度:低 正答率:64% 類似度 65.4% 解説あり
人工心肺による体外循環で誤っているのはどれか。
1
血糖値が低下する。
2
血小板数が減少する。
3
体温の低下によって至適灌流量は低下する。
4
体温の低下によって混合静脈血酸素飽和度は増加する。
5
アルファスタット法による管理では脳血流は減少する。

解説

体外循環(特に低体温併用)では代謝が抑制され、全身酸素消費量が低下するため、至適灌流量は低く設定でき、末梢での酸素摂取が減ることで混合静脈血酸素飽和度(SvO2)は上昇しやすい。また、回路・人工肺など人工物との接触や希釈、せん断応力、補助循環操作(吸引など)により血小板は消費・破壊され、血小板数は減少する。pH管理では、アルファスタット法は体温補正を行わず低体温下で実際のPaCO2が低めとなり脳血管収縮を来すため脳血流は減少しやすい。一方、血糖については低体温・術侵襲・カテコラミンやコルチゾール上昇、インスリン分泌低下・感受性低下などにより高血糖になりやすく、「血糖値が低下する」は不適切で本問の誤りである。

選択肢別解説

1
正解

誤り。体外循環(低体温・手術侵襲)ではストレスホルモン(カテコラミン、コルチゾール)上昇、膵β細胞からのインスリン分泌低下や末梢でのインスリン抵抗性により高血糖になりやすい。したがって「血糖値が低下する」は不正確。

2
不正解

正しい。希釈体外循環および人工物表面との接触活性化、せん断応力、サクション等により血小板の消費・破壊・機能障害が生じ、血小板数は一般に減少する。

3
不正解

$正しい。低体温では酸素消費量が温度低下に応じて減少するため、必要酸素供給量も低下し、至適灌流量は低めに設定できる(例:常温時の2.2–2.6 L/min/m^2から低体温でさらに低流量へ)。$

4
不正解

正しい。低体温による全身代謝・酸素消費の低下で末梢での酸素取り込みが減少し、同一灌流条件では混合静脈血酸素飽和度(SvO2)は上昇しやすい。

5
不正解

正しい。アルファスタット法は体温補正を行わず、低体温下で実際のPaCO2が低めとなるため脳血管が収縮し、脳血流は減少傾向となる(pHスタットに比べて低い)。

52
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:65% 類似度 65.4%
血液透析開始3時間後に静脈回路内圧に上昇がみられた。原因として考えられるのはどれか。
a
血液ポンプの送血不良
b
動脈回路の狭窄による血流不良
c
ヘパリン注入ポンプの作動不良による中空糸の閉塞
d
静脈留置針の位置異常による血流不良
e
静脈側ドリップチャンバ内での凝血による血流不良。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
86
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:63% 類似度 65.4%
点検項目として適切でないのはどれか。
a
電気メス :同期感度
b
除細動器 :高周波漏れ電流
c
ペースメーカ :デマンド感度
d
心電図モニター :同相除去比
e
観血式血圧モニター :ステップ応答
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
20
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 65.4%
ペリスタルティック方式の輸液ポンプに備わっていない警報はどれか。
1
送液回路の閉塞
2
気泡の混入
3
送液開始の操作忘れ
4
バッテリ電圧の低下
5
押し子はずれ
41
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午後
正答率:81% 類似度 65.3%
人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。
a
換気回数が多い。
b
換気量が少ない。
c
呼吸回路の機械的死腔が大きい。
d
吸気酸素濃度が高い。
e
PEEPレベルが低い。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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80
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:44% 類似度 65.3%
誤っているのはどれか。
1
患者漏れ電流I:(装着部→患者→大地)の順に流れる漏れ電流
2
患者漏れ電流II:(故障した他の機器→機器の信号入出力部→装着部→患者→大地)の順に流れる漏れ電流
3
患者漏れ電流III:(故障した他の機器→装着部→患者→機器→大地)の順に流れる漏れ電流
4
外装漏れ電流:(機器外装→保護接地線→大地)の順に流れる漏れ電流
5
患者測定電流:(装着部→患者→他の装着部)の順に流れる生理学的な効果を意図しない電流
49
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 65.3%
除細動器による熱傷の原因として考えられないのはどれか。
1
電極接触インピーダンスの上昇
2
通電時の強い電極押し付け
3
小児用電極の使用
4
絆創膏の上からの通電
5
電極ペースト量の不足
76
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:77% 類似度 65.3%
臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。
1
医師の指示の下での高気圧酸素治療装置の操作
2
人工心肺装置の保守
3
患者の脳波の測定
4
呼吸機能曲線の解析についての研究
5
レーザ手術装置の操作方法についての説明
86
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:62% 類似度 65.3%
除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。
a
操作者の操作方法の詳細を調べる。
b
造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。
c
電源コードを交換する。
d
同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。
e
洩れ電流を測定する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
38
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:76% 類似度 65.3%
人工呼吸器操作中に監視すべき箇所はどれか。
a
高圧ガス管との接続部
b
エアコンプレッサのフィルタ
c
回路内圧計
d
加温加湿器
e
回路蛇管の接続部
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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8
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 65.3%
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1
呼気弁は吸気時に閉じる。
2
ジェットネブライザへの送気は吸気に同期している。
3
ヒータ入り呼吸回路にはウォータトラップは不要である。
4
酸素センサは吸気側呼吸回路に装備されている。
5
換気量の測定には電磁流量計が用いられる。
59
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:91% 類似度 65.3%
血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。
a
血液側への空気混入
b
血清カリウム濃度
c
回路内ヘマトクリット値
d
静脈側回路内圧
e
透析液側への漏血
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
48
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:76% 類似度 65.3%
人工心肺による体外循環中にみられる血液性状の変化について正しいのはどれか。
a
血球の損傷が起こる。
b
血液とガスなどとの接触によって血漿蛋白の変性が起こる。
c
白血球数が増加する。
d
血小板が増加する。
e
血漿遊離ヘモグロビン濃度が増加する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
72
臨床工学技士国家試験 - 第35回 午後
重要度:低 正答率:78% 類似度 65.2% 解説あり
人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。
1
溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。
2
代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。
3
ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。
4
ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。
5
脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。

解説

誤りは選択肢2。炭酸水素ナトリウムはアルカリ化剤であり、体外循環中の代謝性アシドーシスの是正に用いる。代謝性アルカローシス(pH上昇)時に投与するとアルカローシスを増悪させる。その他の選択肢は、体外循環で実際に行われる妥当な対処である。溶血にはローラーポンプの圧閉度調整や過度な吸引の回避、Hct低下には希釈や出血量・水分バランスの再評価(必要なら限外濾過・輸血)、ACT不十分にはヘパリン追加(ヘパリン抵抗性の鑑別も考慮)、脱血不良にはカニューレ位置・深さや回路の屈曲・陰圧条件等の点検が基本対応となる。

選択肢別解説

1
不正解

適切。体外循環中の溶血は、ローラーポンプの過度な圧閉や強い陰圧吸引(ベント・サッカー)によるせん断応力が主因の一つ。圧閉度(オクルージョン)を適正化し、不要な陰圧や過度な吸引を避けることが対処の基本である。

2
正解

不適切。炭酸水素ナトリウムは代謝性アシドーシス是正に用いるアルカリ化剤であり、代謝性アルカローシス時の投与はpHをさらに上昇させて増悪させる。代謝性アルカローシスでは原因(利尿薬・過度の塩基負荷・低クロール血症など)の是正、必要に応じて電解質補正や回路条件の見直し(例:不要なNaHCO3投与の中止)を行う。

3
不正解

適切。体外循環中のヘマトクリット(Hct)低下は希釈や出血の影響が大きいため、水分バランス(入力・出力、プライミング量、補液・輸血量、限外濾過の実施状況)をチェックすることが重要。必要に応じて限外濾過で濃縮したり、目標Hctを踏まえ赤血球輸血を検討する。

4
不正解

適切。ACTが延長しない(短い)場合は抗凝固が不十分で血栓形成リスクが高い。ヘパリンの追加投与でACTを目標値まで延長させる。追加しても延長が乏しい場合はヘパリン抵抗性(ATIII低下など)を疑い、AT製剤やFFPの投与を検討する。

5
不正解

適切。脱血不良はカニューレ先端の血管壁吸着・位置や深さの不適切、回路の屈曲・閉塞、静脈圧低下、体位、陰圧補助条件(VAVD)の過不足などが原因となる。まず脱血カニューレの挿入部位・位置を確認し、併せて回路・体位・圧条件を点検する。

53
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:81% 類似度 65.2%
体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。
1
吹送ガス流量
2
貯血槽内の血液レベル
3
送血流量
4
血液回路内圧
5
漏血量
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