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臨床工学技士国家試験

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第10回 午後 第76問
20件の類似問題
超音波について正しいのはどれか。...
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79
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:76% 類似度 62.1%
各種エネルギーの人体に対する影響で正しいのはどれか。
a
レーザー光の作用は波長には関係しない。
b
高周波電流では熱的作用が大きい。
c
超音波によるキャビテーションは細胞の破壊につながる。
d
体表面低周波電流密度が2Ma/cm2程度でも周辺の知覚神経は興奮しない。
e
60~65°Cの加温を長時間行っても蛋白変性を生じない。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
13
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 62.1%
体外衝撃波結石破砕装置の衝撃波について正しいのはどれか。
1
縦波である。
2
空気中で発生させる。
3
発生にレーザ方式がある。
4
熱作用を利用している。
5
分散させて使用する。
72
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午前
正答率:76% 類似度 62.0%
超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。
a
周波数が20~30MHzの超音波が用いられる。
b
先端チップを1~3μmの振幅で振動させ、組織を破砕する。
c
破砕組織を生理食塩液とともに吸引する。
d
電気メスより切開速度が遅い。
e
皮膚の切開に適している。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
10
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午後
正答率:70% 類似度 62.0%
科目:
中分類: 電気工学
小分類: 電気回路
図の回路について誤っているのはどれか。
17PM10-0
a
正弦波電流に対するLとCそれぞれの両端の電圧は同相である。
b
直流ではインピーダンスが無限大である。
c
共振するとインピーダンスは抵抗Rとなる。
d
共振周波数は1/(2π√LC)である。
e
共振周波数以上の高い周波数ではインピーダンスは0に近づく。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
26
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
類似度 62.0%
信号処理について正しいのはどれか。
a
含まれる最高周波数が100Hzである時系列信号をA/D変換するには100Hzのサンプリング周波数を用いる。
b
角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。
c
不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとのになる。
d
時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。
e
時系列信号のA/D変換では標本化の前に量子化を行う。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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75
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:60% 類似度 61.8%
各種エネルギーの人体に対する影響について誤っているのはどれか。
1
安全性は周囲条件によって異なることがある。
2
磁界は1T(テスラ)程度になると人体に大きな影響を及ぼす。
3
0.1W/cm2程度の高周波電磁波により眼障害を生じることがある。
4
48°Cの湯に入ると熱傷を起こす危険性が強い。
5
超音波によりキャビテーションが生じるエネルギーの限界値は、熱作用が生じるよりも大きい。
80
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:56% 類似度 61.8%
脳波測定に対して正しいのはどれか。
a
周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。
b
電極の分極電圧の大小は計測に影響しない。
c
脳波計の入力換算雑音は3mV以下であればよい。
d
平均加算法によってS/N比を改善できる。
e
増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
80
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:62% 類似度 61.7%
キャビテーションによる、細胞破裂のおそれがない超音波エネルギーの上限として正しいのはどれか。
1
0.01W/cm2
2
0.1W/cm2
3
1W/cm2
4
10W/cm2
5
100W/cm2
25
第二種ME技術認定試験 - 第30回 午後
類似度 61.7%
連続性ドプラ法について誤っているのはどれか。
1
送信と受信を別々の素子で行う。
2
反射体の位置を測定できない。
3
速い血流の測定が可能である。
4
流速計測から狭窄前後の圧較差を算出できる。
5
Bモードと重ねてリアルタイム表示が可能である。
68
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:87% 類似度 61.7%
科目:
小分類: 波動現象
レーザ光について誤っているのはどれか。
1
白色である。
2
指向性がよい。
3
時間的、空間的な可干渉性(コヒーレンス)がよい。
4
収束性がよい。
5
単色性である。
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51
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午前
類似度 61.6%
超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。
1
電歪素子にPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が用いられる。
2
プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。
3
使用周波数は24~35kHz程度である。
4
プローブ先端の振動振幅は100~300μmである。
5
術野洗浄用に蒸留水が用いられる。
50
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午前
類似度 61.5%
レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1
可干渉性を有する。
2
指向性が強い。
3
局所的に大きなエネルギー密度が得られる。
4
可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。
5
赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。
67
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:74% 類似度 61.5%
超音波吸引器について正しいのはどれか。
a
利用される超音波の周波数は20数KHz程度である。
b
プローブ先端の振動は100~300μm程度である。
c
太い血管だけ選択的に凝固される。
d
肺切除の手術に利用される。
e
プローブ先端の振動によって除去したい組織を乳化する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
76
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:20% 類似度 61.5%
各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。
a
高周波電磁波による熱傷 :1W/cm2
b
超音波によるキャビテーション :100W/cm2
c
高周波電磁波による眼障害 :0.01W/cm2
d
低周波電流によるミクロショック :10μA
e
温度による熱傷 :45°C
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
75
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:92% 類似度 61.4%
超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。
a
プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。
b
電気メスより切開速度が速い。
c
使用周波数は1~10MHzである。
d
肝腫瘍の摘出に使用する。
e
使用時には滅菌した生理食塩液が必要である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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35
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午後
重要度:低 正答率:83% 類似度 61.3% 解説あり
超音波吸引手術器で正しいのはどれか。
a
振動子は $5\text{ MHz}$ で振動する。
b
対極板が必要である。
c
電気メスより止血機能に優れる。
d
生理食塩液で洗浄しながら使用する。
e
白内障手術に用いる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

超音波吸引手術器(CUSA など)は、おおむね数十kHz(典型的に20~40kHz台)の超音波振動をプローブ先端に与え、機械的振動とキャビテーション作用で軟らかい実質臓器などの組織を乳化・細分化しながら同時に吸引する装置である。体内に高周波電流を流すわけではないため対極板は不要で、止血能は電気メスに比べ限定的である。使用時は生理食塩液を灌流し、先端の冷却・破砕片の搬送・乳化の促進を図る。適応としては肝・脳の実質臓器手術に加え、眼科の白内障手術(超音波乳化吸引術:Phaco)でも広く用いられる。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。超音波吸引手術器の振動周波数は一般に数十kHz(例:20~40kHz台)であり、5MHzのような高い周波数は超音波診断装置の送受信用プローブなどで用いられる帯域である。

b
不正解

誤り。超音波吸引手術器はプローブ先端の機械的超音波振動で組織を乳化・吸引するため、電気メスのように高周波電流を体内に流さない。よって対極板は不要である。

c
不正解

誤り。超音波吸引手術器の止血能は限定的で、特に太い・壁の薄い血管では十分な凝固が得られにくい。止血には電気メス(バイポーラなど)やクリップ・結紮の併用がしばしば必要であり、止血機能は電気メスに劣る。

d
正解

正しい。生理食塩液を灌流しながら使用することで、プローブ先端や組織の冷却、破砕組織の乳化・搬送、吸引効率の向上、先端の過熱防止・閉塞予防が得られる。

e
正解

正しい。白内障手術(超音波乳化吸引術:Phacoemulsification)で水晶体核を超音波で乳化し吸引除去する際に用いられる。ほかに脳腫瘍摘出や肝臓など実質臓器の部分切除にも適用される。

72
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午前
正答率:84% 類似度 61.1%
超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。
1
超音波集束による衝撃波を利用する。
2
非接触的に凝固切開する。
3
血管の凝固切開が可能である。
4
鋭利な切開能力を特徴とする。
5
電気メスとの併用は禁忌である。
54
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
類似度 61.1%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
動脈内の血流および血圧について正しいのはどれか。
a
血液の流れは拍動流である。
b
脈波の伝搬速度には血管壁の弾性が影響を与える。
c
平均血圧は最高血圧と最低血圧との平均値である。
d
血圧波形はからだの中でどこも同じである。
e
細い血管では壁のごく近くに血球のない血漿層が現れる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
56
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午前
類似度 61.1%
科目:
小分類: 波動現象
x軸の正の向きに一定の進行速度vで進む振幅Aの波について、任意の時刻tにおける任意の点xでの状態がy(x,t)=Asin(ωt-kx)で表されるとき、正しいのはどれか。ただし、fは振動数、λは波長、Tは周期とする。
a
29
b
ω=2πf
c
λ=2πk
d
λ=vf
e
v=λT
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
77
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午後
類似度 61.0% 解説あり
科目:
小分類: 波動現象
周波数 1MHz の超音波が生体軟組織を進行するときのおよそその波長はどれか。
1
0.015mm
2
0.15mm
3
1.5mm
4
15mm
5
150mm

解説

超音波の波長は、波長 $\lambda$ と音速 $c$、周波数 $f$ の関係式 $\lambda = c/f$ で求める。生体軟部組織中の音速はおよそ 1500\,m/s(教科書的には 1500〜1540\,m/s)を用いる。周波数 1\,MHz = $1\times 10^6$\,Hz を代入すると、$\lambda = 1500 / (1\times 10^6) = 1.5\times 10^{-3}$\,m = 1.5\,mm となる。したがって、およその波長は 1.5\,mm。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。0.015\,mm は 1.5\times 10^{-5}\,m であり、$f = c/\lambda$ に当てはめると約 100\,MHz に対応する値で、1\,MHz ではない。

2
不正解

誤り。0.15\,mm は 1.5\times 10^{-4}\,m で、対応周波数は $f = 1500 / 1.5\times 10^{-4} \approx 10\,\text{MHz}$。1\,MHz より 10 倍高い周波数での波長に相当する。

3
正解

正しい。生体軟部組織の音速を約 1500\,m/s、周波数を 1\,MHz として $\lambda = c/f = 1500/(1\times 10^6) = 1.5\times 10^{-3}\,\text{m} = 1.5\,\text{mm}$ となる。

4
不正解

誤り。15\,mm は 1.5\times 10^{-2}\,m で、対応周波数は $f = 1500 / 1.5\times 10^{-2} \approx 0.1\,\text{MHz} = 100\,\text{kHz}$。1\,MHz より 1/10 の周波数に相当する。

5
不正解

誤り。150\,mm は 0.15\,m で、対応周波数は $f = 1500/0.15 = 10\,\text{kHz}$。超音波(数十 kHz 以上)としては低く、1\,MHz とは大きく異なる。

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